カルロ・ヴィタディーニ、トリュフ研究と発表

“売れました”
14年前出版の本なので追加入手はできません

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(出版してから14年もたつので上の写真からわかるように原色図版の白い部分にシミがみられます)
Carlo Vittadini 200 Anni di Micologia I Tartufi fra Ricerca e Divulgazione
(菌類学のカルロ・ヴィタディーニ生誕200年、そのトリュフ研究と発表)(2001)

8%税込7,900円、送料510円、売れました
地下生菌や腹菌類、また菌類研究史に興味を持つ方には絶対のお薦め。
イタリア語。21.5x30.5cm。263ページ。原色ページ多数。ハードバック。
 地下生菌に興味を持つ方でカルロ・ヴィタディーニ(1800-65)の名前を知らない人はいない。彼は1831年、地下生菌の本格的モノグラフMonographia Tuberacearumを世に送り出し、Tuber melanosporum, T. borchii, T. aestivum ほか多くのトリュフを含む地下生菌の名付け親となった。1842年には腹菌類のモノグラフMonographia Lycoperdineorumを出版し、ホコリタケ属の新種をいくつも発表した。さらに、地上生のきのこの図鑑を何冊も出版し、新種も発表している。
 本書は、ヴィタディーニ生誕200年を記念し、彼ゆかりのパヴィア県とロンバルディーア州政府、およびロンバルディーア菌学連盟とブレサドーラ菌学会の4者が共同して出版した出版物。内容は彼の菌類研究の解説と代表的出版物の部分的復刻からなる。
Monographia Tuberacearum(1831)とMonographia Lycoperdineorum(1842)はその精緻な図版が復刻され、図版の解説の部分は新しく今の活字で印刷されている。Descrizione dei funghi mangerecci piu comuni dell’ Italia(1835)は美麗な図版やその解説を含む全編が復刻されている。 

トリュフの栽培、歴史、伝承、および科学

売れました、追加入手なし。
本書は出版してすぐの2008年の文献案内で紹介したことがあります。
“トリュフや地下性菌に興味のある方、また菌根性きのこ栽培に関心のある方にお勧め!”
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Hall, I.R., G. T. Brown & A.Zambonelli (2007)
「Taming The Truffle、 The History, Lore, and Science of the Ultimate Mushroom」
(トリュフの栽培、歴史、伝承、および科学) 
 
参考8%税込3,780円、送料360円、売れました、在庫切れ。追加入手なし
英語。15.8x23.53cm。304ページ。本文中に原色写真。ハードカバー、カバー付。
 ヨーロッパではトリュフは食用きのこの中でも特に珍重される。ペリゴ-ド黒トリュフ(Perigord black truffle: Tuber melanosporum)やイタリア白トリュフ(Italian white truffle: T. magnatum)と呼ばれるブランドのトリュフは、日本人にとってのマツタケよりもはるかに貴重で高価なようだ。イタリア白トリュフが、赤ん坊の頭ほどある巨大なものであったが、「たった1個が高級乗用車1台の価格で取引された」とテレビ放映されたのを見たことがある。
 このように高価なトリュフであるから栽培の試みが熱心に続けられ、今ではフランス、イタリア、スペインなどのほか、ニュージーランド、オーストラリア、米国などでも、根に菌根を作らせた樹木を植栽する方法で行われている。しかし、菌根菌であるトリュフ菌に子実体を作らせることは大変難しく、本書によれば、フランスでは20年以上にわたり毎年40万本以上のトリュフ菌付き樹木が植栽されたにもかかわらず、多くのトリュフ園は栽培に成功せず、トリュフの生産量は顕著には増えていないそうだ。
 日本でもバイオ会社がマツタケの子実体原基の形成に成功し、きのこへの成長にあと一歩だと報道されたことがあった。本書にはマツタケやトリュフのような菌根性きのこのホスト植物なしの栽培研究について皮肉混じりに書かれた項目がある。世界最初にそれに成功したというカリフォルニアトリュフ会社は1991年倒産したそうだ。マツタケについての2001年の日本の研究発表にも皮肉交じりにコメントされており、読んでみると面白い。  
 本書には栽培以外にも、トリュフの人とのかかわりの歴史、生態、種の同定法などが解説され興味深い。特に“現地写真付き自生環境の解説”は日本の野生トリュフ採集に熱心な方々にも大変参考になるに違いない。  

ハンガリーの腹菌類

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Rimoczi, Imre & Mikael Jeppson (2011)
Characteristic and rare species of Gasteromycetes in Eupannonicum
(ハンガリーの特徴的および稀産の腹菌類)

Fungi Non Delineati 56-57
腹菌・地下生菌にご興味をお持ちの方は、CATEGORIES:菌類(腹菌地下生菌)をクリックすると関連文献をご覧になれます。

古書:ブレサドーラ菌類図譜ツチダンゴ目およびセイヨウショウロ目

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BRESADOLA, J. (1960)
Iconographia Mycologica. Vol. XXVIII. Supplementum II.
Elaphomycetales et Tuberales, by A. Ceruti
(ブレサドーラ菌類図譜第28巻補遺2、A. Ceruti著、ツチダンゴ目およびセイヨウショウロ目)

Trento, Italy
本体38,080+税、送料510円(レターパック)
ラテン語。17.7x25.0cm。48ページ+原色図版48ページ?。背革装、ハードカバー。
古書。状態:48年前の出版だが、表紙・裏表紙など良。中は経年劣化によるしみがぽつぽつとあり。原色図版はよい紙が使ってあり、ほぼ良。
地下生菌の仲間を研究するためには重要文献の一つ。

熱帯アフリカ西部の腹菌類

“出版元絶版、佐野書店も在庫切れ”
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Dring, D.M. (1964)
Gasteromycetes of West Tropical Africa
(熱帯アフリカ西部の腹菌類)

Mycological Papers No. 98.  CABI Publishing
参考 本体2,810円+税 (参考8%税込3,030円)、送料164円(メール便)、“出版元絶版、佐野書店も在庫切れ”
(腹菌類に興味のある方には必携)
英語。14.5x24.5cm。ペーパーバック。60ページ。線画13。
本書は熱帯アフリカのなかでも西部地域で採集された腹菌類22属48種を詳細に解説する。そのうち次の4種は新種として記載された。解説種48に対し図は13で残りは文字だけによる解説だが、解説内容は充実している。なお、48種には地下性のものは少なく多くは地上性の腹菌類である。

腹菌類

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Orson K. Miller, Jr. & Hope H. Miller (1988)
Gasreromycetes Morphological and Developmental Featutres with Keys to the Orders, Families, and Genera
(腹菌類、形態学的および発生学的特徴と、目・科・属への検索表)

価格 3,658円+税、送料164円(メール便)、 納期 1週間(在庫3冊
英語。148ページ。本文中に白黒図多数。ペーパーバック。
腹菌類という名前は分類群の名称としてはなくなったが、生態的・形態的特徴を表す言葉としては、まだ健在ではないだろうか。
本書は、腹菌類を解説した教科書として定評があった。

イベリア半島の菌類第3巻腹菌類

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Flora Mycologica Iberica Vol. 3
Calonge, F.D. (1998)
Gasteromycetes I. Lycoperdales, Nidulariales, Phalles, Sclerodermatales, Tulostomatales
(イベリア半島の菌類フロラ第3巻 腹菌類その1、ホコリタケ目、コチャダイゴケ目、スッポンタケ目、ニセショウロ目、ケシボウズタケ目)

Real Jardin Botanico Madrid, CSIC & J. Cramer, Stuttgart
価格 12,223円+税、送料360円(レターパック) 納期 1週間(在庫3冊) 
英語/スペイン語完全併記。線画多数。ペーパーバック。
イベリア半島の菌類誌を出版するという壮大な計画の第3巻。地上性の腹菌類を記載する。線画がすばらしい。
既刊:
Flora Mycologica Iberica Vol. 1. Aphyllophorales resupinatae non poroides, I. Acanthobasidium-Cystostereum
Flora Mycologica Iberica Vol. 2 Myxomycetes, I.
Flora Mycologica Iberica Vol. 3. Gasteromycetes, I. Lycoperdales, Nidulariales, Phallales, Sclerodermatales, Tulostomatales
Flora Mycologica Iberica Vol. 4. Laboulbeniales, I. Laboulbenia
Flora Mycologica Iberica Vol. 5 Laboulbeniales, II Acompsomyces-Ilyomyces.
Flora Mycologica Iberica Vol. 6 Dictyosporic Dothideales.

熱帯アフリカ西部の腹菌類

Gasteromycetes_of_West_Tropical_Africa.jpg
Dring D.M.(1964)
「Gasteromycetes of West Tropical Africa」
(熱帯アフリカ西部の腹菌類)

Mycological Papers No. 98
価格2,900円(税込み)、送料80円(メール便)、納期1週間以内(小部数在庫)
英語。14.5x24.5cm。ペーパーバック。60ページ。線画13、ペーパーッバク
本書は熱帯アフリカのなかでも西部地域で採集された腹菌類22属48種を詳細に解説する。そのうち4種は新種として記載された。地下性のものは少なく多くは地上性の腹菌類である。

中国真菌志第七巻ヒメノガステル目他

“売れ切れです”(2012年4月15日)
“2006年11月文献案内で一度紹介”
中国真菌志第七巻
Tao Kai, Liu Bo & Chang Mingchang (1998)
「Hymenogastrales Melanogastrales et Gautierisles」
(中国真菌誌第7巻、ヒメノガステル目、メラノガステル目、およびガウチエリア目) 

科学出版社
参考価格 4,200円(税込み)、送料350円(レターパック350)、“売れ切れ”
中国語。19.2x26.1cm。8+87+走査電顕写真2ページ。本文中に胞子顕微鏡図。ハードカバー。
中国に産する地下性菌のうち上記3目に属する16属80種(変種含む)を、胞子図、目・科・属・種への検索表をつけ解説する。図は顕微鏡図だけで外形図はない。16属の中では、Octaviania属は3種、Hymenogaster属は30種、ショウロ属は10種、Alpova属は5種、Gautieria属は9種(以上変種を含む)が載る。80種のうち中国の雑誌に新種発表された種が24種ある。
地下性菌・半地下生菌に関心のある方には必携の書。

ヨーロッパと中国のトリュフ

在庫切れ
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Riousset, L. et G., G. Chevalier & M.C. Bardet (2001)
Truffes d'Europe et de Chine(ヨーロッパと中国のトリュフ)

参考価格7,590円(税込み) 在庫切れ、次回入荷時期不明。
仏語。17x24cm。181ページ、原色図版多数。ペーパーバック。
Tuberトリュフ属のモノグラフ。子実体の外形・断面の原色写真に加え、子の う・胞子の原色顕微鏡写真をつけ詳細に解説する。中国からフランスに輸入される安価な黒トリュフ、Tuber indicumと高価な黒トリュフT. melanosporumとの区別を可能にするためヨーロッパには産しないTuber indicumも詳細に解説する。遺伝子分析にもとづく系統樹も載せられている。 検索表付き。トリュフにご興味をお持ちの方にはお勧めの1冊。
2013年10月8日からの訪問者数
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佐野書店 佐野悦三

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