「きのこ解体図譜」予約期限迫る

北方菌類フォーラムを主宰されている札幌の竹橋誠司様および奥様の睦子さま共著の「きのこ解体図譜」の予約期限が迫っています。
ご希望の方は、直接下記アドレスに予約メールを入れてください。
予約期限:10月末日

見本を受け取ったのでご覧ください。
きのこ解体図譜1 きのこ解体図譜2 きのこ解体図譜3
竹橋誠司・竹橋睦子(2016)
「きのこ解体図譜」 NPO法人北方菌類フォーラム
予約価格:税込み5,800円+送料
配本予定 11月下旬

A5版 311頁 ハードカバー上製本 オールカラー
記載・紹介416種 日本新産種とすべき多くの記載が含まれる
内容
下記フェイスブックをご参照ください。
https://www.facebook.com/taiga.kasuya/posts/854083878060759

ご予約: e-mail bxg0204@@@nifty.com まで(竹橋誠司様)
    (@は二つとって一つだけにしてください)
予約期限:10月末日

変形菌研究会夏季合宿に参加しました

佐野は、7月22日から25日まで、埼玉県秩父市で開かれた日本変形菌研究会の夏季合宿に参加していました。
千葉県佐倉市の娘家族にも会いましたので高砂帰着は26日遅くになりました。
この間、メールもできずご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

新刊のご案内

近刊のご案内
1 寺嶋芳江・高橋春樹・種山裕一編著、寺嶋芳江監修
  「西南日本菌類誌」(2016年2月20日出版予定)

  定価11,000円+税
沖縄を中心とする南西日本で新たに発見された軟質きのこ35種を詳細な形態学的データと豊富な写真と図を用いて紹介。
・本書で発表される新種は23種、うち発光性きのこ9種。
佐野書店取扱い予定。実物入手後、表紙・内容写真掲載し、解説補充予定)

2 David Moore ・Geoffrey D. Robson ・Anthony P. J. Trinci(2011)
  堀越孝雄・清水公徳・白坂憲章・鈴木彰・ 田中千尋・服部力・山中高史(訳)
  「現代菌類学大鑑」(2016年2月25日出版予定)

  定価20,000円+税
  「原著:21st Century Guidebook to Fungi」(21世紀菌類ガイドブック)
  なお、原著についていたCD-ROMはこの翻訳版には付かない。  

碓氷峠・霧積温泉

松井田方面から国道18号を碓氷バイパス方面に走ると旧道との分かれ道がある。旧道の方へ行くと、霧積温泉へ向かう山道がある。この狭い山道を行くと、明治時代に隆盛を極めたという霧積温泉がある。
盛時には旅館、別荘合わせて42軒もあったというが、今は、霧積館と金湯館という互いに離れた2軒の宿があるだけだ。特に奥にある金湯館は秘湯ムードたっぷりだ。

ずいぶん前のことになるが、佐倉に住んでいるとき県博のF先生や今はプロの写真家になったOさんほか何名かで、この霧積温泉へきのこ採集に立ち寄ったことがある。金湯館へ歩いて行く途中、大きなトガリアミガサタケが何本も出ていた。さらに山道を歩くと、なにやら野糞の匂いがする。踏んでは大変とあたりを見渡すとキイロスッポンタケがいくつも生えていた。当時うら若き乙女であったT女史が採集し、プラスチックの入れ物に入れて持ち歩いていると、その香しいかほりにひかれて何匹もの金蠅がずっと彼女にまとわりついていた。

機会があれば、この湯に浸かりたいなあと思ってきたが、とうとう浸からずじまいになった。
霧積温泉、金湯館:URL http://www.kirizumikintokan.com/page-list.html

軽井沢バス事故、ブレーキ

軽井沢で発生したスキーバス事故で、国土交通省の監視カメラ2台に事故を起こしたバスが写っていた。
事故現場から1km手前の監視カメラには正常に走行するバスが写っている。しかし、そこからわずか750m走行した事故現場250m手前の監視カメラにはブレーキランプを点灯させながら、車線をはみ出し車体を傾け異常な高速でカーブを曲がってゆくバスが写っている。

運転手は、ブレーキを踏んでも全く利かず、下り坂で一層加速してゆくバスを必死でコントロールしていたに違いない。いったいこの750mの間で何があったのだろうか?

そこで思い出したことがあった。
わたしは、今の車の前にマスターエースというトヨタのワンボックスカーに乗っていた。
ディーラーの整備工場にお願いした車検を終えて2・3日たったときのことだ。妻が下り坂を渋滞でノロノロ運転中、それまで利いていたブレーキが突然利かなくなり、前の車に追突するという事故を起こした。幸いスピードも出ておらず、人は無傷で相手車も軽く傷ついただけだった。

わたしは、「車検整備後数日しかたたない車のブレーキが利かなくなるのは、整備不良だ!」と、車検整備を行ったディーラーの整備工場に車を持ち込み文句を言った。整備工場からは、「持ち込まれた車を検査したがブレーキに異常はなく、奥さんの運転に原因があるのでは」という返事が返ってきた。
妻は、「間違いなく突然ブレーキが利かなくなった」という。

そこでわたしは、再現実験を試みた。同じ坂道を、渋滞に見立ててのろのろ下りながらブレーキを踏むことを繰り返す。6・7回繰り返したろうか、突然ブレーキが利かなくなった。慌てて力いっぱいブレーキを踏む。サイドブレーキも必死で引っ張る。なんとか止まった。どっと冷や汗が出た。

今度は危なくないよう平地で確認実験をした。車をゆっくり走らせブレーキを踏む。止まったら発進しブレーキを踏む。やはり、6・7回繰り返したら、突然ブレーキが利かなくなった。妻の言うことが確認された。再度、整備工場に持ち込み、整備士を同乗させ現象を確認させた。

整備工場の再検査結果は、「ブレーキの真空倍力装置のホースが劣化し、空気が漏れていたのが原因。ホースを取り換えた」という。今回のバス事故の画像を見て、このことを思い出した。

大型バスの運転経験がないに等しいといっても、運転手は、あの急カーブの連続する碓氷バイパスを無事のぼってきたのだ。技量不足というよりも、他に原因があるのではないか?といっても、はたしてメーカーの工場で公正な検査ができるのだろうか?

あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。感謝申し上げます。
佐野書店は、今年は昨年にもまして菌類・きのこ図書の紹介に努めます。よろしくお願いいたします。

福島の現実

 佐野書店は、ブログをご覧になる皆様がいろんなご意見をお持ちと思うので、政治がらみのことについては、極力触れないようにし、きのこ文献のことだけを書いています。
 しかし、“これだけは言わねば、書かねば”と思うことが出てきます。それは福島第一原子力発電所事故のことです。
 マスコミが事故について報道することが大変少なくなりました。しかし、今なお、わたしたちは、目を向けねばと思います。
ー以下引用ー
○福島の小児甲状腺がん:
NHK福島放送局、福島県のニュース 
甲状腺検査2巡目の結果報告
 「2015年11月30日 NHK福島原発事故をうけて県が進めている甲状腺検査について専門医などで作る会議は2巡目の検査で新たに39人にがんやがんの疑いが見つかったことを明らかにしました。これについて専門医らは「放射線の影響とは考えにくい」とする見解を改めて示しました。」
-引用終わり―
 上記について、ブログ“逝きし世の面影”2015年12月7日に作者:宗純さんが解説を書かれています。
 ブログ:逝きし世の面影

オーストラリア・ニュージーランドの菌類・きのこの本に注力

佐野書店は、これまでも南半球、オーストラリア・ニュージーランドの菌類・きのこの本を紹介してきました。
オーストラリア・ニュージーランドには、カンガルーやユーカリに代表されるように独特の生き物が住んでいます。
きのこもオーストラリア・ニュージーランドに特異的なきのこが分布しているようです。
これからも独特な生き物が分布するオーストラリア・ニュージーランドのきのこの本の紹介に努めます。ご支援願います。
これからご案内予定の本:
○「A Field Guide to Australian Fungi, Revised Edition」(2010)(オーストラリアのきのこフィールドガイド、改訂版)(2015年12月下旬~2016年1月入荷予定)
○「A Field Guide to Tasmanian Fungi」(2014)
○「A Field Guide to the Fungi of Australia」(2010)
○「Australian Subtropical Fungi」(2014)
これまでにご案内した菌類・きのこの本:(中には絶版や在庫切れがございます)
「An illustrated guide to the coprophilous Ascomycetes of Australia」(オーストラリアの糞生子のう菌図説)
「An Introduction to Fungi on Wood in Queensland」(クイーンズランド州の材上生菌類概論)
「Entoloma (Agaricales) in Indomalaya and Australisia」(インドマラヤおよびオーストラリシアのイッポンシメジ属)
「Phyllachoraceae of Australia」Fungal Biodivfersity Resarch Series 17
「The Genus Mycena in South-Eastern Australia」(南西オーストラリアのクヌギタケ属 )
「Fungi of Australia Vol. 2A、Catalogue and Bibliography of Australian Macrofungi 1, Basidiomycota p.p.」(オーストラリアの菌類第2巻A、菌類目録と参考文献、大形菌類第1:担子菌門の部)(1997)
「Fungi of Australia Vol. 1A、Introduction-Classification」(オーストラリアの菌類第1A巻、総論-分類)
○Grey, Patand & Ed. Grey(2009)「Fungi Down Under: the Fungimap Guide to Australian Fungi」
○Grgurinovic, C. A (1997) 「Larger Fungi of South Australia」(南オーストラリアの大型菌類)
○Fuhre, Bruce(2003)「Field Companion to Australian Fungi Revised Edition」
「Australian Boletes A Preliminary Survey」(オーストラリアのイグチ類、予備的研究報告)
「Common Australian Fungi, A Bushwalker's Guide, Revised edition」(オーストラリアの一般的なきのこ、森の散策ガイド、改訂版)

イグチ科の新しい系統分類

長沢栄史先生の「イグチ類分類の現状と課題」と題する講演会で、先生が“画期”とまで言われた昨年11月に発表された“イグチ科の新しい系統分類論文”があった。

講演会は3月29日、幼菌の会・関西菌類談話会の合同講演会として京都国際交流会館で開かれた。佐野は残念ながら、所要で参加できなっかたが、4月11日受取った幼菌ニュース3月号にその概要が書かれてあったので、それを手掛かりに、論文を探した。
ただし、ここに掲載するのは無料で閲覧できる部分のみ。本文全体の閲覧は有料。各自で行ってください。

この論文によれば、イグチ科は、7亜科に分けられ、属レベルでは22の新属を含め合計59属に分けられる。
また、イグチ科の胞子表面の刻紋や子実体の形、管孔などのように、従来の形態にもとづいた分類に用いられた形質は、それぞれ複数の起源を持つので、専門的なイグチ科の分類には重要ではなく、他の形質と組み合わせることが必須だそうだ。

Gang Wu, Bang Feng, Jianping Xu, Xue-Tai Zhu, Yan-Chun Li, Nian-Kai Zeng, Md. Iqbal Hosen, Zhu L. Yang
「Molecular phylogenetic analyses redefine seven major clades and reveal 22 new generic clades in the fungal family Boletaceae」

(分子系統解析にもとづき、イグチ科の7つの主クレードを再定義し、22の新属レベルのクレードを明らかにする)
Fungal Diversity, November 2014, Volume 69, Issue 1, pp 93-115
要旨:
Mushrooms in the basidiomycete family Boletaceae are ecologically and economically very important. However, due to the morphological complexity and the limited phylogenetic information on the various species and genera of this fungal family, our understanding of its systematics and evolution remains rudimentary. In this study, DNA sequences of four genes (nrLSU, tef1-α, rpb1, and rpb2) were newly obtained from ca. 200 representative specimens of Boletaceae. Our phylogenetic analyses revealed seven major clades at the subfamily level, namely Austroboletoideae, Boletoideae, Chalciporoideae, Leccinoideae, Xerocomoideae, Zangioideae, and the Pulveroboletus Group. In addition, 59 genus-level clades were identified, of which 22 were uncovered for the first time. These 22 clades were mainly placed in Boletoideae and the Pulveroboletus Group. The results further indicated that the characters frequently used in the morphology-based taxonomy of Boletaceae, such as basidiospore ornamentation, the form of the basidioma, and the stuffed pores each had multiple origins within the family, suggesting that the use of such features for high-level classification of Boletaceae should be de-emphasized and combined with other characters.
引用元: http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs13225-014-0283-8

臨時休業のお知らせ

佐野は11月18日、スペイン出張から帰ってきました。
パリでテロがあった時、ちょうどグラナダに滞在中でした。
グラナダは、1492年キリスト教徒の攻撃で陥落するまでイスラム教徒が最後まで支配した土地。
この陥落により、780年余り続いたイスラムのスペイン侵攻が終わりました(レコンキスタ)。

今も続くキリスト教徒とイスラム教徒との妥協なき戦い。
今はただ美しいアルハンブラ宮殿を眺めながら、その裏に隠された戦いの歴史に思いを馳せてきました。


佐野書店は、11月9日(月)から19日(木)まで休業いたします。
この間、メールの受発信は、数日おきに出来るかと思いますが、書籍の発送はまったくできません。
ご迷惑をおかけしますが、ご容赦願います。
2013年10月8日からの訪問者数
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