あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。感謝申し上げます。
佐野書店は、今年は昨年にもまして菌類・きのこ図書の紹介に努めます。よろしくお願いいたします。

福島の現実

 佐野書店は、ブログをご覧になる皆様がいろんなご意見をお持ちと思うので、政治がらみのことについては、極力触れないようにし、きのこ文献のことだけを書いています。
 しかし、“これだけは言わねば、書かねば”と思うことが出てきます。それは福島第一原子力発電所事故のことです。
 マスコミが事故について報道することが大変少なくなりました。しかし、今なお、わたしたちは、目を向けねばと思います。
ー以下引用ー
○福島の小児甲状腺がん:
NHK福島放送局、福島県のニュース 
甲状腺検査2巡目の結果報告
 「2015年11月30日 NHK福島原発事故をうけて県が進めている甲状腺検査について専門医などで作る会議は2巡目の検査で新たに39人にがんやがんの疑いが見つかったことを明らかにしました。これについて専門医らは「放射線の影響とは考えにくい」とする見解を改めて示しました。」
-引用終わり―
 上記について、ブログ“逝きし世の面影”2015年12月7日に作者:宗純さんが解説を書かれています。
 ブログ:逝きし世の面影

オーストラリア・ニュージーランドの菌類・きのこの本に注力

佐野書店は、これまでも南半球、オーストラリア・ニュージーランドの菌類・きのこの本を紹介してきました。
オーストラリア・ニュージーランドには、カンガルーやユーカリに代表されるように独特の生き物が住んでいます。
きのこもオーストラリア・ニュージーランドに特異的なきのこが分布しているようです。
これからも独特な生き物が分布するオーストラリア・ニュージーランドのきのこの本の紹介に努めます。ご支援願います。
これからご案内予定の本:
○「A Field Guide to Australian Fungi, Revised Edition」(2010)(オーストラリアのきのこフィールドガイド、改訂版)(2015年12月下旬~2016年1月入荷予定)
○「A Field Guide to Tasmanian Fungi」(2014)
○「A Field Guide to the Fungi of Australia」(2010)
○「Australian Subtropical Fungi」(2014)
これまでにご案内した菌類・きのこの本:(中には絶版や在庫切れがございます)
「An illustrated guide to the coprophilous Ascomycetes of Australia」(オーストラリアの糞生子のう菌図説)
「An Introduction to Fungi on Wood in Queensland」(クイーンズランド州の材上生菌類概論)
「Entoloma (Agaricales) in Indomalaya and Australisia」(インドマラヤおよびオーストラリシアのイッポンシメジ属)
「Phyllachoraceae of Australia」Fungal Biodivfersity Resarch Series 17
「The Genus Mycena in South-Eastern Australia」(南西オーストラリアのクヌギタケ属 )
「Fungi of Australia Vol. 2A、Catalogue and Bibliography of Australian Macrofungi 1, Basidiomycota p.p.」(オーストラリアの菌類第2巻A、菌類目録と参考文献、大形菌類第1:担子菌門の部)(1997)
「Fungi of Australia Vol. 1A、Introduction-Classification」(オーストラリアの菌類第1A巻、総論-分類)
○Grey, Patand & Ed. Grey(2009)「Fungi Down Under: the Fungimap Guide to Australian Fungi」
○Grgurinovic, C. A (1997) 「Larger Fungi of South Australia」(南オーストラリアの大型菌類)
○Fuhre, Bruce(2003)「Field Companion to Australian Fungi Revised Edition」
「Australian Boletes A Preliminary Survey」(オーストラリアのイグチ類、予備的研究報告)
「Common Australian Fungi, A Bushwalker's Guide, Revised edition」(オーストラリアの一般的なきのこ、森の散策ガイド、改訂版)

イグチ科の新しい系統分類

長沢栄史先生の「イグチ類分類の現状と課題」と題する講演会で、先生が“画期”とまで言われた昨年11月に発表された“イグチ科の新しい系統分類論文”があった。

講演会は3月29日、幼菌の会・関西菌類談話会の合同講演会として京都国際交流会館で開かれた。佐野は残念ながら、所要で参加できなっかたが、4月11日受取った幼菌ニュース3月号にその概要が書かれてあったので、それを手掛かりに、論文を探した。
ただし、ここに掲載するのは無料で閲覧できる部分のみ。本文全体の閲覧は有料。各自で行ってください。

この論文によれば、イグチ科は、7亜科に分けられ、属レベルでは22の新属を含め合計59属に分けられる。
また、イグチ科の胞子表面の刻紋や子実体の形、管孔などのように、従来の形態にもとづいた分類に用いられた形質は、それぞれ複数の起源を持つので、専門的なイグチ科の分類には重要ではなく、他の形質と組み合わせることが必須だそうだ。

Gang Wu, Bang Feng, Jianping Xu, Xue-Tai Zhu, Yan-Chun Li, Nian-Kai Zeng, Md. Iqbal Hosen, Zhu L. Yang
「Molecular phylogenetic analyses redefine seven major clades and reveal 22 new generic clades in the fungal family Boletaceae」

(分子系統解析にもとづき、イグチ科の7つの主クレードを再定義し、22の新属レベルのクレードを明らかにする)
Fungal Diversity, November 2014, Volume 69, Issue 1, pp 93-115
要旨:
Mushrooms in the basidiomycete family Boletaceae are ecologically and economically very important. However, due to the morphological complexity and the limited phylogenetic information on the various species and genera of this fungal family, our understanding of its systematics and evolution remains rudimentary. In this study, DNA sequences of four genes (nrLSU, tef1-α, rpb1, and rpb2) were newly obtained from ca. 200 representative specimens of Boletaceae. Our phylogenetic analyses revealed seven major clades at the subfamily level, namely Austroboletoideae, Boletoideae, Chalciporoideae, Leccinoideae, Xerocomoideae, Zangioideae, and the Pulveroboletus Group. In addition, 59 genus-level clades were identified, of which 22 were uncovered for the first time. These 22 clades were mainly placed in Boletoideae and the Pulveroboletus Group. The results further indicated that the characters frequently used in the morphology-based taxonomy of Boletaceae, such as basidiospore ornamentation, the form of the basidioma, and the stuffed pores each had multiple origins within the family, suggesting that the use of such features for high-level classification of Boletaceae should be de-emphasized and combined with other characters.
引用元: http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs13225-014-0283-8

臨時休業のお知らせ

佐野は11月18日、スペイン出張から帰ってきました。
パリでテロがあった時、ちょうどグラナダに滞在中でした。
グラナダは、1492年キリスト教徒の攻撃で陥落するまでイスラム教徒が最後まで支配した土地。
この陥落により、780年余り続いたイスラムのスペイン侵攻が終わりました(レコンキスタ)。

今も続くキリスト教徒とイスラム教徒との妥協なき戦い。
今はただ美しいアルハンブラ宮殿を眺めながら、その裏に隠された戦いの歴史に思いを馳せてきました。


佐野書店は、11月9日(月)から19日(木)まで休業いたします。
この間、メールの受発信は、数日おきに出来るかと思いますが、書籍の発送はまったくできません。
ご迷惑をおかけしますが、ご容赦願います。

福島第一原発、浄化地下水海に放出開始

9月15日付日本経済新聞朝刊によれば、14日から原子炉建屋付近の井戸「サブドレイン」からくみ上げた(汚染)地下水を浄化した地下水を海に放出する作業が始まったそうだ。これにより1日約300トン流れ込む地下水が、150トン程度に半減できるという。( )内店主注記
あれ?あれ?凍土遮水壁によって“とっくに外部からの地下水流入が殆ど無くなっている”のではなかった?わたしの誤解?
参考:
1 東京電力「凍土方式による陸側遮水壁」
   URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/landwardwall/index-j.html
2 東京電力・鹿島「凍土遮水壁の目的 凍土遮水壁の目的・設計方針」
 URL:http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131115/131115_02d.pdf

ご注意:クレジットカード情報漏れ

佐野書店はクレジットカードカードによるお支払いを取り扱っていませんので、皆様には大変ご不便をおかけし、申し訳ございません。

佐野書店の業務には関係ないのですが、先日、佐野個人のクレジットカード情報漏れがありました。皆様にもご参考になるかと思い、お知らせいたします。

12日(土)、外出先で昼食中に携帯へ電話がかかってきました。出るといつも使っているクレジットカード会社からでした。本人確認の後、「不審なクレジットカードの支払い請求があったので、確認したい」とのことでした。

一つは、某電気店のシステムから、もう一つは少額だが、モーリシャスからの、合計2件の支払い請求で、「これらは佐野本人がされましたか?」という内容でした。

某電気店からは最近買ったことはないし、モーリシャスで買うはずもないので、「違います」と答えたところ、「他人が佐野に成りすまして支払い請求をしたようです。いずれもsecurityコードの入力間違いがあり、支払いには至りませんでしたが、少額の支払い請求を繰り返すことによりsecurityコードを探っているようです。最近こういうケースが増え監視を強化しています」といいます。
「今のカードは無効にして、新しいカードを発行して送るので、それを使ってください」ということで一応終わりました。最近の支払いも要チェックと言われました。幸い、怪しい支払いはありませんでした。

クレジットカード情報漏れが多発しているようです。皆様も送られてくる請求明細書のチェックを十分されることをお奨めします。

日本国憲法 前文、および第9条

繰り返しのアップご容赦乞う。
前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

店主申す。
 確かに、ただひたすら天皇中心の国体護持を願って降伏した旧体制下の指導者たちの頭では、“主権在民、基本的人権の尊重、戦争の放棄” を至高の理念とする日本国憲法は、考えつくことも出来なかったに違いない。
 わたしは、この日本国憲法が施行された年に生まれ、この憲法のもとで育ったことを誇りに思う。

川内原発再稼働

8月11日九州電力川内原子力発電所1号機が再稼働し、14日にも発送電を始めるという。
東京電力福島第1原発の事故の惨状を目の当たりにし、脱原発に踏み切ったドイツ、メルケル首相。
今なお11万人のひとたちが避難を余儀なくされる福島の現状にもかかわらず、再稼働に固執する日本、安倍首相。
首相という肩書は同じだが、することは全く逆だ。
いったいどちらの首相の方が自国の国民の安心・安全を考え行動していると言えるだろうか?

日本変形菌研究会夏季合宿参加

今日7月31日(金)から8月3日(月)まで和歌山県田辺市で開かれる日本変形菌研究会の夏季合宿に参加します。
この間インターネットが使えないので、メールなどに返事ができません。ご了承願います。

きのこより先、今から30年ほど前に、この不思議な生き物、変形菌に興味を持ちました。
古くからの知り合いや新しく知った方々と合宿先で再会できることが楽しみです。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

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