新潟県のきのこ

出版元絶版、追加入手できません。
新潟県のきのこ
宮内信之助監修、神田久・小林巳癸彦編集、新潟きのこ同好会著(2010)
「新潟県のきのこ」
、新潟日報事業社、
参考本体 2,000円+税、
在庫切れ、出版元絶版
<15.1cmx21.1cm。159ページ。原色生態写真多数。ペーパーバック。カバー付。
 副題の「新潟県で出会えるきのこ260種」とあるように新潟県に産するきのこ約1千450種余り(本書による)のうち260種を選んで原色生態写真を付け解説する。食毒を「美味」・「食」・「食毒不明」・「毒」「猛毒」の5段階にわけ絵記号を000付す。地方名があるものは地方名を載せる。

 子のう菌から担子菌まで広く網羅するが、圧巻はフウセンタケ属。たくさんのフウセンタケ属の新種や新産種を発表されている宮内信之助先生が監修されているだけあって46種が載る。

 巻末には信州大学の山田明義先生の「菌根菌の話」、宮内信之助先生の「ふうせんたけ類きのこの識別」の記事、付録として宮内信之助先生の「新潟県のきのこ中毒の歴史抄録」、さらに細かい字でびっしり書かれた「新潟県で採取されたきのこ一覧表(1)」と「同(2)」がつく。「同(2)」は日本では本書で始めて解説されるきのこと、扱いが少ないが「日本きのこ図版」(通称青木図版)には載っているきのこ、合計43種のリストである。

 「新潟県のきのこ中毒の歴史抄録」では平成11年に日本で始めて死者を出したカエンタケによる中毒の経過が詳しく解説されている。そのほかドクササコ、スギヒラタケ、ツキヨタケ、ヒョウモンクロシメジによる中毒が解説されている。
 写真には撮影者名を、種の解説や記事には執筆者名を記し責任の所在を明確にしていることに好感が持てる。
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佐野書店 佐野悦三

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