コスタリカのきのこ

“販売終了しました”(2010年6月24日)
“多様で豊かな生態系を有する中米、コスタリカのきのこ図鑑!”
(2007年6月文献案内で紹介。単独では初紹介!)

Macrohongos_de_CostaRicaVol_1.jpg  Macrohongos_de_CostaRicaVol_2.jpg
Mata, Milagro (2003) 
「Costa Rica Mushrooms Vol. 1, 2nd edition」 (コスタリカのキノコ 第1巻 第2版)
および
Mata, Milagro, Roy Halling & G.M. Mueller (2003) 
「Costa Rica Mushrooms Vol. 2」 (コスタリカのキノコ 第2巻)
  
Instituto Nacional de Biodiversidad (国立生物多様性研究所)略称:INBio。
価格 第1巻と第2巻との2冊1組 8,780円(税込み、送料別) 
“販売終了しました”(2010年6月24日) 追加入手はありません。

第1巻:英語・スペイン語併記。12.9x20.3cm。256ページ。原色写真多数。ペーパーバック。
第2巻:英語・スペイン語併記。12.9x20.3cm。240ページ。原色写真多数。ペーパーバック。
 中米のコスタリカは北緯8~11度の熱帯に位置するが、標高3千メートルに及ぶ山地があり、低地の熱帯雨林から冷涼な高山帯まで気候は多様で豊かな生態系を有する。発生するきのこも多様性に富み大変興味深い地域である。
 2巻に分かれた本書は小型の図鑑であるが、中米特産のきのこが多く解説されている。
 以前、日本で新発見のイグチの仲間が遠くコスタリカで記載された種であると分かったことがある。コスタリカと日本とに隔離分布していたのだ。そういう意味で本書は日本産不明種の同定に欠かせない重要な参考書の一つであろう。
また、硬質菌も多く載っており硬質菌に興味のあるかたにもお勧めの図鑑。

 第1巻は子のう菌のCordyceps melolanthaeヤエヤマコメツキムシタケやCookeina tricholomaアラゲウスベニコップタケなどから担子菌のBoletus flavoniger和名なし、B. auriporus和名なしなど90種を英語・スペイン語の二ヶ国語で解説する。その他テングタケ属のAmanita bruneolocularis和名なし,ナラタケ属のArmilaria puigarii和名なし、イグチの仲間Leccinum andinum和名なし, L. cartagoense和名なしなどこの地域特産種が載っている。日本のルリハツタケとは別種であることが最近わかった紫色の美しいチチタケLactarius indigoも載る。

 第2巻も子のう菌から担子菌まで90種を解説する。Elaphomyces variegatusアミメツチダンゴとHydonotrya tulasneiクルミタケの2種の地下性菌も載る。またこの地域特産のイグチの仲間が何種も載っておりイグチ好きには見逃せない。テングタケ属も地域特産のAmanita bisporigera和名なしとA.xylinivolva和名なしの2種が載る。Xerulaビロードツエタケ属2種のうちX. steffenii和名なしは中米特産のようだ。Squamanita umbonataカブラマツタケも珍しい。

備考:和名は勝本謙著(2010)「日本産菌類集覧」による。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード