2009年5月文献案内

1.削除しました。
 
Funghi_alpini.jpg
2.“新紹介”
Jamoni, Pier Giovannni, (2008)
「Funghi alpini delle zone alpine superiori e inferiori. Alpine Fungi from the upper and lower Alpine zones」
(アルプス上部高山帯および下部高山帯の菌類) 

Associazione Micologica Bresadola 
価格22,820円(09年11月11日現在。税込み、送料別) 納期 2週間以内(在庫)。
イタリア語、英語の二ヶ国語完全併記。27.7x24.8cm。544ページ。原色図版・白黒図版本文中に多数。ハードカバー。
 高山植物図鑑は珍しくないが、“高山きのこ図鑑”は世界でも初めてではなかろうか(南極や北極の極地のきのこも加えた薄い図鑑はある)。
 本書は著者J.P.Giovanni氏の20年以上にわたるヨーロッパアルプス山脈高山帯のきのこ調査の成果を図鑑にして出版したものだ。雪線末端の上部高山帯、高山植物の咲き乱れる下部高山帯に発生する子のう菌・担子菌のきのこを美しい原色写真や顕微鏡図をつけ解説する。主な解説種は、Cortinarius フウセンタケ属C. alpicolaなど27種(含む変・品種)、Entolmaイッポンシメジ属E. alpicola など23種(含む変・品種)、Inocybeアセタケ属18種(含む変種)、Lactariusチチタケ属L. alpinusなど12種(含む変・品種)、Russulaベニタケ属R. alpignenseなど12種(含む変・品種)などが多い。一方、Amanitaテングタケ属はA. nivalisの1種のみ。子のう菌で多いのはPezziza8種、Helvella5種など。佐野が興味を持つ腹菌類は、Alpova1種、Bovista3種。

Macrofungi_Associated_with_Oaks.jpg
3.“新紹介”
Binioi, D.E., S.L. Stephenson, W.C. Roody H.H.Burdsall, Jr., O.K. Miller, Jr. & L.N. Vasilyeva (2008)
「Macrofungi Associated with Oaks of Eastern North America Second Edition」
(北米東部のナラ類に発生する大型菌類、第2版) 

West Virginia University Press
価格5,420円(税込み、送料別) 納期 2週間以内(在庫) 
英語。15.2x22.9cm。11+370ページ。252原色図版。ペーパーバック。
北米東部のオーク(ナラ類)の森に発生する大型菌類や変形菌合計217種を、原色写真を付け解説する。種数は少ないが、分類群は子のう菌、担子菌、変形菌まで載せる。担子菌はカサのあるきのこから一般の図鑑では少ない背着生のきのこまで載せる。配列は生態別で、菌根菌、病原菌、分解菌の三つに分ける。菌根菌が多く、特にイグチ類55種、ベニタケ属20種、チチタケ属18種、テングタケ属14種などが多い。北米東部のきのこは日本のきのこと共通種が多いといわれている。本書でそのことを確認してみるのも楽しい。

中国虫草
4.“新紹介”
中国科学院西北高原生物研究所,青海省薬品検験所(編著)(2008)
「中国虫草:歴史・資源・科研」 
(中国の冬虫夏草:歴史・資源・科学研究) 

陜西科学技術出版社
価格 7,560円(税込み、送料別) 納期 6-10週間(在庫切れ、取寄せ) 
中国語。744ページ。表多数、白黒図あり。ハードカバー。 
 中国の冬虫夏草研究の総説。冬虫夏草のあらゆる分野の研究成果を解説する。まさに冬虫夏草の百科事典。第1章 真菌と虫草、第2章 虫草の基礎生物学研究、第3章 虫草の生態学研究、第4章 虫草の生物工学研究、第5章 虫草の化学研究、第6章 虫草的の本草学と生薬学研究、第7章 虫草の薬理学研究、第8章 虫草の医療と保健作用、第9章 虫草の生物防除学研究。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード