ドイツのホウキタケ属

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“ホウキタケ属に関心を持つすべての方にお勧め“
Die_Gattung_Ramaria_in_Deutschland.jpg
Christian, Josef (2008)
「Die Gattung Ramaria in Deutschland」 (ドイツのホウキタケ属)

IHW-Verlag
参考8%税込価格15,790円(本体15038円+税)、送料360円、
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ドイツ語、検索表は同一内容の英語版あり。種の記載にも英語の要約あり。17.5x24.5cm。352ページ。原色写真、走査電顕写真、線画など合計354図版。ハードカバー。
  タイトルはドイツだがヨーロッパ産のホウキタケ属全種をカバーする。前半の総論部分で、まずホウキタケとして発表された全学名のリストを載せ、次に「ホウキタケ図譜の歴史」で1763年のSchafefer, J.C.の図譜から1932年のBresadola G.「Iconographica Mycologica」までの各図譜の図と記載文の復刻を載せ解説する。さらに本属のマクロ・ミクロの形質を原色写真、線画、顕微鏡図・写真を使い詳述する。「ホウキタケ属の系統分類」では、RamariaとGomphusとの関係、Gomphalaes・Phallales・ Geastrales, などとの関係を最近の研究成果を元に概説する。
 「属内の分類」で著者は(1)subgen. Ramaria, (2)subgen. Lentoramaria, (3)subgen. Asteroramariaの3亜属を提唱する。「種への検索表」は、いきなり種まで行きつく初心者向け検索表と、亜属、節への検索表を経由して種へ行きつく検索表の二つを準備する。これら二つの検索表には同一内容の英語版もつく。
 種の解説は、鮮明な原色生態写真2枚と走査電顕写真を元にしたと思われる細部まで鮮明な胞子図を付け詳述する。記載文には英語の短い要約もつく。種の相違の補強資料として胞子の大きさの分散表がある。44枚の胞子の走査電顕写真や12枚の菌糸束部分にあるミネラルの結晶写真もある。検討した膨大な標本リストをみると“よくもこれだけの標本を調べた”と感心する。なお、本書で2新種、1新変種が発表された。

ホウキタケ属文献:
『Les Ramaria Europeennes』 (ヨーロッパのホウキタケ属)
『Intoroduzione allo studio del genera Ramaria in Europa』 Fungi Non Delineati Pars 16 、(ヨーロッパ産ホウキタケ属研究序説, Fungi Non Delineati 第16巻)
『Die Gattung Ramaria in Deutschland』 (ドイツのホウキタケ属)
『Ramaria of the Pacific Northwestern United States』(米国北西部太平洋側のホウキタケ属)
『A Monograph of Clavaria and Allied Genera』 (シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ)
『Supplement to “A Monograph of Clavaria and Allied Genera”』 (シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ 続編)
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佐野書店 佐野悦三

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