Flora Agaricina Neerlandica Vol. 6

“在庫切れ”
オランダの地域菌類フロラでありながら、菌類分類の基本書のひとつ。再入荷。
Flora_Agaricina_Neerlandica_6.jpg
1.“新紹介”
Noordeloos, M.E., Th.W. Kuyper & E.C. Vellinga (Edit.) (2005)
Flora Agaricina Neerlandica Vol. 6
(オランダのハラタケ類フロラ第6巻)

参考価格11,190円
英語。21.8x29.2cm。227ページ。線画多数。ハードバック。
解説再掲(2005年11月文献案内で紹介): 
 第6巻は、Coprinaceaeヒトヨタケ科のCoprinusヒトヨタケ属、Bolbitiaceaeオキナタケ科のConocybeコガサタケ属、Pholiotinaツチイチメガサ属、およびAgrocybeフミヅキタケ属の合計2科4属を記載する。種の数はヒトヨタケ科126種、オキナタケ科は新種を含む140種である。
 全227ページのうちヒトヨタケ属の解説が90ページとほぼ40%を占める。担当は2003年5月に亡くなったUlje氏である。ご承知のようにヒトヨタケ科およびヒトヨタケ属の分類体系は、遺伝子分析の結果、大幅な変更を求められている。本書は、形態を元に同定するという観点から、ヒトヨタケ属は多系統であることを前提に、伝統的なヒトヨタケ科およびヒトヨタケ属を認める。Note from the EditorsでReadhead 氏らの提唱する分類体系不採用の理由を説明する。彼らの提唱する学名を種の記載部分に併記し読者の便を図っている。
 本書をざっとご覧になったヒトヨタケ属分類の第一人者、千葉県立中央博物館の吹春俊光先生から、「Coprinus は、亡くなったUljeさんのお仕事の集大成ですね。元のPersoonia の図版と子実体などは,完全に別の詳細な図に置き換わっており、顕微鏡の図も書き直してあるものもあるようです。元のものより、わかりやすくなっているようです。学名の下にReadhead 氏らによって変更された学名がつけてあり,より便利になっていますね」というコメントをいただいた。
 この巻は既刊と出版社が異なり、英国Taylor & Francisグループ、CRC Press社の出版である。出版社の変更とともに、廉価なペーパーバック版が廃止された。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

-

管理人の承認後に表示されます
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード