2008-09

毒きのこ

森林総合研究所きのこ研究室の根田仁先生から次のようなメールが来ていますので、皆様に注意喚起のためお知らせします。
ー引用ー
先日、某県より「首まわりを中心とした発汗、指先のしびれと痛み、視覚障害」を起こすと思われるきのこが送られてきました。
カヤタケ属(Clitocybe)のきのこで、「フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ」の90頁で紹介されているClitocybe dealbataによく似ていました。
日本の各地で、このきのこが発生し、中毒する人が出てくる可能性がありますので、お知らせします。
ー引用終わりー
Clitocybe dealbataの生態写真および毒性については次のホームページをご覧願います。
http://www.evergreen.edu/mushrooms/phm/s36.htm
このホームページによると、C. dealbataには高濃度のムスカリンとその関連物質が含まれており、摂取後30分から2時間で中毒症状が現れるそうです。Inocybe(アセタケ属)のきのこの約4分の3と、Clitocybe(カヤタケ属)のきのこ12種以上にも、中毒発症に十分な量のムスカリンとその関連物質が含まれているそうです。また、他の多くの種にも微量または不活性な状態のムスカリンが含まれているそうなので、食べるには十分注意を払う必要があります。

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