2006年4月文献案内(1)

2006年4月17日に発表したもの。
2006年分は目次スペース節約のため2007年2月のブログに集約。
在庫や価格についてはお問合せください。
Hypocreales_of_the_Southeastern_United_States.jpg
1.“2006年3月17日佐野書店ブログ、新刊速報で概略紹介。多くのご予約感謝。”
Samuels, Gary J., Amy Y. Rossman, Priscila Chaverri, Barrie E. Overton & Kadri Põldmaa (2006)
Hypocreales of the Southeastern United States: An Identification Guide
(米国南東部のヒポクレア目:同定ガイド)

CBS Biodiversity Series 4
価格 14,370円(税込み、送料別)
納期 第1回入荷分販売完了。5月初旬第2回分入荷予定。
英語。A4版。145ページ。カラー図版120以上。スパイラルバウンド。
ヒポクレア目は肉座菌目ともいい、子のう菌の仲間である。タケリタケで知られるHypomyces(ヒポミケス属)や、ヒポクレアとかボタンタケと呼ばれるHypocrea(ボタンタケ属)、猛毒のカエンタケで知られるPodostroma(ポドストロマ属)など大型のキノコを作るものが多い。本書はそのヒポクレア目同定のために作られた図鑑で、米国東南部に産する4科20属103種を120以上の原色図版で解説する。中でもボタンタケ属とヒポミケス属の2属がそれぞれ32種・23種と多く載っている。ヒポミケス属は、常盤俊之氏(環境衛生検査センター)が詳しいが、本書のような参考書で一通り調べてからお尋ねするのがよさそうだ。その常盤氏からもいち早く本書をご予約いただいた。
The_Species_Concept_in_Hymenomycetes.jpg
2.“新紹介”
Clemencon H. (Edit.) (1977) 
The Species Concept in Hymenomycetes*
(菌じん類の種概念)

注:*Hymenomycetes(菌じん類):担子菌類の中の大型のきのこの大部分が含まれる分類群の名前。2006年4月16日佐野書店ブログ“生物の系統樹ウエッブ・プロジェクト”参照。
価格 22,280円(税込み、送料別)
納期 2週間 
英語、一部仏語。14.0x23.0cm。444ページ。 (菌類同定に関係する方は一読をお勧め)
「生物の種とは何か」に答えることは簡単なようで実は難しい。特に菌類は形態的特徴も少なく、培養や交配の難しいものもあり、何をもって種を分けるかは、遺伝子分析の進んだ現在でも、大変難しそうだ。本書は、この難しい問題をテーマに、当時の第一級の研究者が参加、発表・討議したシンポジウムの記録である。R. Walton, C. Bas, A.H. Smith, R. Kuhner, O. Hibler, F. Oberwinkler, H. Romagnesi, R.H. Petersen, R. Singerなど当代一流の研究者たちがそれぞれ得意とする分類群の種概念について論文を寄稿・発表し、それに対し参加者が討議を行っている。本書には、発表論文と、それに続く討議の内容が記録されている。討議の内容は、発言者が話したそのままに口語体で記録されており、読んでいくと、まるで大先生たちの肉声が聞こえるような気がする。
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佐野書店 佐野悦三

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