アカダマタケ?

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10月16日(日)実家近くの、忠臣蔵で知られる兵庫県赤穂市の赤穂市民の森に行ってきました。地上性のきのこはほとんどなかったのですが、佐野が好きな地下生菌はありました。スダジイが優先する照葉樹林の落ち葉を丁寧に取り除くと、出てきました、黒い断面が特徴のMelanogaster属(メラノガステル属)の仲間が3個(写真上)。この属は世界で29種、日本ではアカダマタケ(M. intermedius) が有名です。 実家には顕微鏡がないので、とりあえずアカダマタケ?Melanogaster sp.としておきましょう。
少し離れたスダジイの近くでは別の地下生菌が取れました(写真下)。白色の表皮が触れると青変すること、グレバも青変し、さらに褐色に変わっていくことなどからChamonixia属(シャモニキシア属=クロツブタケ属)のようです。地上性のきのこであったときの柄の名残が見えます。この属は世界で9種、日本ではアイゾメクロツブタケ=イロガワリクロツブタケ(C. mucosa)が採集されていますが、顕微鏡が使えないのでとりあえずChamonixia sp.としておきましょう。ほかに直径3mmほどの表皮が白い地下生菌1個が取れました。Hymenogaster属(ヒメノガステル属)の1種と思われますが、小さすぎてわかりません。
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今回EOS Kiss Digital Nを使って初めてきのこを撮影しました。銀塩カメラ用に買ってあったシグマの50mmマクロレンズを使いました。最初オートフォーカス+プログラムオートで撮影しピンボケですべて失敗、PENTAX LXのときの撮影手順を思い出し、マニュアルフォーカス+絞りを絞った露出優先オートで撮りました。リモートコードを持っていたのですが、恥ずかしいことに使い方が分からず、セルフタイマーでの撮影となりました。ピントも甘く満足行くものではありませんが、珍しい地下生菌なのでご覧いただければ幸甚です。
PS:1.佐野書店の紹介:工事中です。2.10月文献案内:10月30日ごろ掲載予定。新刊・新紹介を約4点案内予定。
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佐野書店 佐野悦三

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