菌類の顕微鏡観察マニュアル第1巻

在庫切れ
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Basso, Maria Teresa (2005)
「Manuale di Microscopia dei Funghi vol. 1」
(菌類の顕微鏡観察マニュアル第1巻)

Libreria Mykoflora
参考価格6,300円+税、送料510円(レターパック)、在庫切れ
(すでに顕微鏡で観察をしている方や、これから顕微鏡観察をしようとする方にお勧めの1冊)
イタリア語。17.5x25.0cm。303ページ。原色顕微鏡写真、白黒顕微鏡図多数。ハードバック。
 著者は、845ページにのぼる大冊のチチタケ属モノグラフ「Lactarius Pers. Fungi Europaei Vol. 7」を書いたマリア・テレサ・バッソ女史。本書の裏表紙には白衣を着た彼女が顕微鏡を覗いている写真が載っている。南欧、イタリアの人には珍しく金髪である。
 本書は、きのこの顕微鏡観察について、何をどのように観察すればよいかを詳細に解説する。顕微鏡観察の歴史、顕微鏡の構造から始まり、切片の作り方、試薬の種類と成分、菌糸の形態と種類、トラマ(ひだの実質)の形態、胞子のさまざまな形態とその計測方法、シスチジアのさまざまな形態と分類群との関係などが解説されている。イタリア語は難しいが、多数の美しい原色顕微鏡写真が理解を助ける。
 後半(239-295ページ)には、ダニエーレ・ウボルディ氏の「統計学の菌類学への応用入門」がある。多数の胞子の計測結果を統計学的に処理して、その大きさやその他の特徴を数値で表記する方法を、数式を駆使して解説している。
 日本語で書かれたこのような解説書がほしいと思う。
2012年に出版された第2巻は こちら
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佐野書店 佐野悦三

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