微生物生態学への招待

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微生物学への招待
二井一禎・竹内祐子・山崎理正 編 (2012)
「微生物生態学への招待 ~森をめぐるミクロな世界~」

京都大学学術出版会
価格 3,990円(税込み)、送料サービス“在庫切れ”
15.1x21.5cm、372ページ、ペーパーバック
 菌類や線虫といった微生物と他の生きものたちとのさまざまな出会いや,共生関係を維持するための仕組みを軸として,著者たちが自らの研究の過程で肌で感じてきた生命現象の面白さや,生きものの奥深さのようなものを活きいきと描き出す。CD-ROM付き。
菌類を他の生き物との関係で理解することも大変興味深いことだと思います。(佐野)
目次:
はじめに [二井一禎]

(ふたい かずよし、京都大学大学院農学研究科)
付録CD-ROM について

第1部 森の菌類──微小な菌の見逃せない生態(山中高史)
(やまなか たかし、森林総合研究所 森林微生物研究領域)

第1章 マツ針葉の内生菌 [畑 邦彦]
(はた くにひこ、鹿児島大学農学部)
──見えざる共生者
1.1 内生菌とは ?
1.2 日本のマツに内生菌はいるのか ?
1.3 マツバノタマバエと針葉の内生菌の関係
1.4 マツの分類群と内生菌の関係
1.5 季節変動
1.6 内生菌の抗菌作用
1.7 まとめ

第2章 ともに旅する樹木とキノコ [広瀬 大]
(ひろせ だい、日本大学薬学部)
──ゴヨウマツとともに生きるベニハナイグチの自然史
2.1 DNA レベルで解き明かすキノコの生き様
2.2 ゴヨウマツ植栽林における定点観察──研究材料との出会いと生活史の推測
2.3 ゴヨウマツ天然集団における生活史──旅する胞子と居座る菌糸
2.4 室内実験から宿主の好みを知り,分布を予測する
2.5 日本の五葉マツ類に常にお供しているのか ?
2.6 ゴヨウマツとともに旅をしてきたのか ?
2.7 最後に──日本における菌類系統地理学の発展に向けて

第3章 植物の定着に関わる菌類 [谷口武士]
(たにぐち たけし、鳥取大学乾燥地研究センター)
──海岸クロマツ.ニセアカシア林における菌根共生
3.1 日本の海岸クロマツ林
3.2 クロマツと菌根菌
3.3 海岸クロマツ林で菌根研究をはじめる
3.4 ニセアカシアはマツの実生更新に影響するのか ?
3.5 ニセアカシアはマツ実生の菌根共生に影響を与えるのか ?
3.6 共生する菌根菌はなぜ変化したのか ?
3.7 菌根菌種の変化と機能的特性
3.8 植物と菌根菌と病原菌の相互作用
3.9 植生の定着や種構成への菌根菌の影響

第4章 クロマツの根圏で起こる微生物間相互作用 [片岡良太]
(かたおか りょうた、山梨大学 生命環境学部)
──細菌がカビを助ける!
4.1 クロマツ菌根における細菌相
4.2 ヘルパー細菌の探索
4.3 ヘルパー細菌の菌根菌特異性
4.4 細菌密度とヘルパー効果
4.5 ヘルパーメカニズム

第5章 糞生菌のはなし [吹春俊光]
(ふきはる としみつ、千葉県立中央博物館 植物学研究科)
5.1 糞の登場
5.2 糞生菌とは
5.3 糞生菌の種類と日本における研究
5.4 糞生のヒトヨタケ類(担子菌門ハラタケ目)
5.5 糞生菌の観察・培養

第6章 アンモニア菌 [山中高史
(やまなか たかし、森林総合研究所 森林微生物研究領域)
──森の清掃スペシャリスト
6.1 アンモニア菌が出現する土壌の特徴
6.2 菌の出現(子実体形成)と栄養菌糸の増殖の関係
6.3 アンモニア菌が有する特異な生育様式
6.4 アンモニア菌の増殖と遷移のメカニズム
6.5 窒素が与えられていないときのアンモニア菌のすがた
6.6 動物の排泄物や死体の分解跡土壌の浄化

「第2部線虫たち」以下は、右下の“全文を表示”をクリック願います。
[目次続き]
第2部 線虫たち──小さくても個性派です(神崎菜摘)
(かんざき なつみ、森林総合研究所 森林微生物研究領域)

第7章 昆虫嗜好性線虫の生活 [神崎菜摘]
──進化も生態も媒介昆虫が決めている?


第8章 キノコと昆虫を利用する線虫たち [津田 格]
(つだ かく、岐阜県立森林文化アカデミー)
8.1 ヒラタケでの線虫の生活
8.2 線虫を運んでいるのは何か ?
8.3 伝播者であることの証明
8.4 線虫の生活史とキノコバエとの関係
8.5 いろいろなキノコを調べる
8.6 キノコを利用するさまざまな線虫たち
8.7 Iotonchium 属線虫と Deladenus 属の線虫

第9章 植物の敵は地下にも存在する [藤本岳人]
──植物寄生線虫


第10章 線虫が切り拓く生物学 [長谷川浩一]
──そしてモデル生物から非モデル生物へ


第11章 敵か味方か相棒か [前原紀敏]
──マツノザイセンチュウ.菌.カミキリムシ間相互作用


第12章 環境激変 [Rina Sriwati /竹本周平]
──マツが枯れるとマツノザイセンチュウを取り巻く生物相も大騒動

第13章 感染しても枯れない? [竹内祐子]
──白黒つかないマツと線虫の関係

第14章 何もせずにいいとこ取り? [新屋良治]
──マツノザイセンチュウの巧みな寄生戦略

第15章 進化と系統で読みとく病原力のふしぎ [竹本周平]

第4部 ナラ枯れ──病気を森にまき散らす昆虫(山崎理正)

第16章 探索は闇雲じゃなく精確に [山崎理正]
──微小な昆虫による宿主木の探し方

第17章 親子二世代の連係プレー [Hagus Tarno /山崎 理正]
──木屑が語る坑道の中の社会的な生活

第18章 ‘神々の食べ物’とは何か? [遠藤力也]
──カシノナガキクイムシと菌類の共生系

第19章 仲間もいれば敵もいる [斉 宏業/二井一禎]
──カシノナガキクイムシを取り巻く微生物

用語解説
おわりに [肘井直樹]
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