バッハ:ゴールドベルク変奏曲

バッハ:ゴールドベルク奏曲
Johann Sebastian Bach (1685-1750): Goldberg Variations BWV988

Goldberg_Variations_Gould1.jpg  Goldberg_Variations_Gould2.jpg  Goldberg_Variations_Leonhardt.jpg
左から、グレン・グールド1955年録音(演奏時間38分25秒)、同1981年録音(同51分18秒)、グスタフ・レオンハルト1976年録音(同47分23秒)、演奏楽器:グールド:ピアノ、レオンハルト:チェンバロ

バッハが好きだ。ゴールドベルク変奏曲を聴くことが多い。
“世紀の名演”と呼ぶ人もいるカナダのピアニスト、グレン・グールドの1981年録音盤で初めてこの曲を聴いた。この盤は、日をまたいで繰り返し演奏した中のよい部分だけをつぎはぎしてCDにしたようで、録音の日付が1981年4月22日、5月15日、同19日、同25日と4日間にわたっている。CD作りに凝りに凝ったグールドらしいCDである。

当時はバッハもグレングールドもあまり知らなかった。ライーナーノートを読んで、彼が同じ曲の1955年録音盤で“鮮烈のデビュー”と呼ばれるほどのセンセーショナルなデビューを果たしたことを知った。そのデビュー盤が聴きたくて探したが見つからず、やっと手に入れたのが一番左の盤だ。

デビュー盤を聴いて驚いた。演奏の早さが1981年録音版とは、まるで在来線と新幹線ほど違う。録音時間では51分18秒対38分25秒、時間にして14分、率にして3割も短い。繰り返し部分を省いたところがあるとはいえ、目が回りそうに早い演奏だ。“世紀の名演盤”も“鮮烈のデビュー盤”も繰り返し聴いた。

しかし、最近はグスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏で聴くことが多い。演奏時間は、47分23秒と早すぎず遅すぎず、さらに曲の本来の演奏楽器であるチェンバロでの演奏でもあることがわたしになじむようだ。
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佐野書店 佐野悦三

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