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オーストラリアの糞生子のう菌図説

在庫1冊
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Bell, Ann (2005)
An illustrated guide to the coprophilous Ascomycetes of Australia
(オーストラリアの糞生子のう菌図説)
CBS Biodiversity Series 3

10%税込9,980円、送料370円(レターパック)、在庫1冊
英語。21.0x29.7cm。172ページ、うち115図版ページ。スパイラルバウンド。

 原色図版や単色図版を多用したオーストラリア産糞生子のう菌の解説書。美しい図版を見てしまうと、うんこを拾ってきて生えてくる菌の観察をしてみようかという気持ちになってしまいそう。観察するにはウサギや鹿などのように草食動物の糞がよい。乾燥しないように密閉容器に入れ観察を続ける。そうすると、筆者も観察したことがあるが、クモノスカビやスイライカビの類から細胞性粘菌や変形菌、はてはきのこまで出てきて興味は尽きない。

他の糞生菌文献
(1)Seifert, K., B. Kendrick & G. Murase (1983)「A Key to Hyphomycetes on Dung」(糞生の不完全菌の検索)
(2)Doveri, F. (2003) 「Fungi Fimicoli Italici」 (イタリアの糞生菌)

佐野書店扱Westerdijk (旧)の出版物一覧は、こちら
カテゴリー:「オランダWesterdijk(旧CBS) の出版物」からは詳細がご覧いただけます。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

大阪鶴見緑地、咲くやこの花館「POPなきのこ展」

1月5日から、大阪鶴見緑地、「咲くやこの花館」「POPなきのこ展」が開かれます。

「咲くやこの花館」は、EXPO’90「国際花と緑の博覧会」(1990年4月から9月開催)のメインパビリオンとして建設されました。
国内最大級の大温室になっており、およそ5,500種、15,000株の植物が植えられています。

花博当時話題になった「ヒマラヤの青いケシ」は、開花調整され今も一年中見ることが出来ます。
温室だけあって冬でも暖かく、きのこ展が開かれる1月にはたくさんの洋蘭が咲き乱れています。


佐野書店は、開催期間中連日出店いたします。
新しいきのこグッズをそろえ、皆様のお越しをお待ちしています。


「POPなきのこ展」
期間:2020年1月5日(日)~1月26日(日)
休館日1月6日(月)、14日(火)、20日(月)
場所:大阪鶴見緑地、咲くやこの花館(〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2丁目163番)
電話:06-6912-0055
アクセス
(1)地下鉄梅田(御堂筋線)ー地下鉄心斎橋(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分
(2)JR大阪(JR環状線)-JR京橋下車、徒歩、地下鉄京橋(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分
(3)地下鉄天王寺(谷町線)ー地下鉄谷町六丁目(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分

咲くやこの花館URL: https://www.sakuyakonohana.jp/

POPなきのこ展URL: https://www.sakuyakonohana.jp/event/10489/

Collins Fungi Guide(コリンズ菌類ガイド)

何度も紹介!
きのこ2400種以上を、原色図をつけ解説。
ヨーロッパではベストセラーのきのこ図鑑のようです。
Collins_Fungi_Guide1.jpg Collins_Fungi_Guide2.jpg Collins_Fungi_Guide3.jpg Collins_Fungi_Guide4.jpg Collins_Fungi_Guide5.jpg Collins_Fungi_Guide7.jpg Collins_Fungi_Guide8.jpg Collins_Fungi_Guide9.jpg 
Buczacki, Stefan (著), Chris Shields・ Denys W Ovenden(絵)(2012)
「Collins Fungi Guide: The Most Complete Field Guide to the Mushrooms and Toadstools of Britain & Ireland, Paper back」
(コリンズ菌類ガイド:英国とアイルランドのもっとも完璧なきのこフィールドガイド、ペーパーバック版)

10%税込4,550円、送料520円、納期1週間(在庫4冊
英語、13.6x19.5㎝、640ページ、原色図・白黒図2000、ペーパーバック
6点あるコリンズガイドシリーズの中でもベストセラーの1点。
イギリスだけでなく、ヨーロッパ全域、さらには広く温帯域にも産するきのこ2400種以上を、原色図をつけ解説する。
著者は、英国菌学会長もつとめた英国の著名な菌類研究者、園芸学者、自然史分野の研究者。またBBC放送ラジオ4の番組「Gardeners' Question Time」(園芸家の質問時間)の回答メンバー永くを続けている。

 コメント:入荷した本を見て、このコンパクトな図鑑に2400種を越えるきのこをよく詰め込んだと感心することしきり。原色図は、柄の描き方が単調なものがある。種ごとの描き分けを、もう少ししっかりしたらよかったのにとも思う。もっとも、2400種ものきのこを描き分けろという方が無理かとも思う。

中国テングタケ科図誌

(2)の書籍の在庫が1冊になりました!

日本のテングタケ科を知るために必携の二つの資料(論文と書籍)。
(1)論文:2018年7月発表のテングタケ科系統分類(pdfファイル)および
(2)書籍:「中国鹅膏科真菌图志」(中国テングタケ科図誌)

[(1)論文]
Yang-Yang Cui, Qing Cai, Li-Ping Tang, Jian-Wei Liu, Zhu L. Yang,(2018)
「The family Amanitaceae: molecular phylogeny, higher-rank taxonomy and the species in China」(テングタケ科:分子系統と高位分類ならびに中国産の種)、Fungal diversity 91(1), July 2018, pp5-230

中国産1190標本、外国産182標本を遺伝子分析し、その結果、テングタケ科に5属、テングタケ属に3亜属11節を認める。中国産テングタケ科は162種を認め、うち50種を新種記載する。162種全種の顕微鏡図付き記載と検索表をつける。さらに新種50種の原色標本写真が付く。(本論文を大阪府の研究所にお勤めのC.N.様に教えていただきました。心より感謝申し上げます)
本論文には既知種の原色写真がないので、下の「中国鹅膏科真菌图志」 (中国テングタケ科図誌)で補完する。

論文は次のResearchGate URLから無料ダウンロード可能(pdfファイル、容量20MB):
https://www.researchgate.net/publication/326818030_The_family_Amanitaceae_molecular_phylogeny_higher-rank_taxonomy_and_the_species_in_China

[(2)書籍]
書籍のご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae23.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae22.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae24.jpg
(上の写真は旧版です。増刷版はソフトカバーです。内容は変わりません)
Yang Zhu-Liang (2015)
「中国鹅膏科真菌图志」 (Atlas of the Chinese Species of Amanitaceae)
(中国テングタケ科図誌)
、科学出版社
10%税込13,110円、送料190円(クリックポスト)、納期1週間(在庫1冊
今回入荷は増刷版でソフトカバーです。

中国に分布するテングタケ科100種以上を、検索表と原色生態写真をつけ詳細に解説する。マクロ・ミクロの特徴や分布、食毒の別なども明記。特に種の解説では、類似種との相違点を特記する。
本郷先生が新種記載された種はもちろんのこと、小田貴志先生が新種記載された種もたくさん載っている。
出版以来累計40冊を販売!日本のテングタケ科を知るためには必携の文献。

他のAmanitaceae(テングタケ科)文献:
(1)Neville, P. & S. Poumarat (2004)「Fungi Europaei Vol. 9 Amanitae. Amanita, Limacella & Torrendia」
(2)Geoffrey Kibby (2012)「The Genus Amanita in Great Britain」(英国のテングタケ属)

なお、中国真菌史第27巻、Amanitaceae (テングタケ科)は絶版。

The Genera of Hyphomycetes

“不完全菌分類の基本文献”
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Seifert, Keith, Gareth Morgan-Jones, Walter Gams & Bryce Kendrick (2011)
「The Genera of Hyphomycetes」 (不完全菌の属)
CBS Biodiversity Series 9

旧CBS Fungal Biodiversity Center
10%税込19,100円、国内送料:ゆうパック80サイズ、納期1週間(在庫2冊
送料:兵庫県内1030円、北陸・東海・近畿・中国・四国1100円、関東・信越・九州1200円、東北1310円、沖縄1630円、北海道1750円
英語。997ページ。ハードカバー。
 本書の主体となる420ページに及ぶ“Dictionary of Hyphomycete Genera”(不完全菌の属の辞典)の部では、認められた1480属をアルファベット順に解説する。次に380ページにわたる線画を配置。付録は不完全菌の分子にもとづく系統分類表、テレオモルフとアナモルフの対照表、用語辞典など。

不完全菌文献:
Seifert, Keith, Gareth Morgan-Jones, Walter Gams & Bryce Kendrick (2011) 「0The Genera of Hyphomycetes」(不完全菌の属)
Domasch, Gams & Anderson. Revised by W. Gams (2007)「Compendium of Soil Fungi Second edition」 (土壌菌類コンペンディウム、第2版)
Barnett, H.L. & Barry B. Hunter (1998)「Illustrated Genera of Imperfect Fungi, 4th edition」(不完全菌の属図譜、第4版)
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1998) 「Microfungi on Miscellaneous substrates , An Idenrification Handbook. New Enlarged Edition」
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1997)「Microfungi on Land Plants, An Idenrification Handbook, New Enlarged Edition」
Ellis, M.B. (初版1971)「Dematiaceous Hyphomycetes」 & Ellis, M.B. (初版1976) More Dematiaceous Hyphomycetes
Seifert, K., B. Kendrick & G. Murase (1983)「A Key to Hyphomycetes on Dung」(糞生の不完全菌の検索)

佐野書店扱いのWesterdijk Fungal Biodiversity Ins (旧CBS) の出版物は、カテゴリー「Westerdijk Fungal Biodiversity Ins. の出版物」からご覧いただけます。

Mycosphaerella and its anamorphs

ご注文は「ご注文メールフォーム」 からお願いいたします。
Mycoshaerella_and_its_anamorphss.jpg
Pedro W. Crous (2003)
Mycosphaerella and its anamorphs: 1. Names published in Cercospora and Passalora
CBS Biodiversity Series 1

Centraalbureau voor Schimmelcultures(CBS)
10%税込14,580円、送料520円(レターパック)、納期 1週間(在庫1冊
英語。18.0x24.6cm。569ページ。ハードバック。

第2巻はこちら:http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-369.html

Taxonomic Manual of the Erysiphales (Powdery Mildews)

在庫切れ、お取寄せ
CBS_Biodiversity_Series_11.jpg
Braun, U. & R.T.A. Cook (2012)
「Taxonomic Manual of the Erysiphales (Powdery Mildews)」
CBS Biodiversity Series 11

CBS-KNAW fungal biodiversity centre
概算10%税込 20,000円、送料ゆうパック80サイズ、納期6週間(在庫切れ、お取寄せ)
英語、707ページ、853図、ハードカバー
世界のうどんこ菌の最新分類マニュアル!植物病原菌に関心のある方は必携!
This manual deals with the taxonomy of the Erysiphales worldwide, and provides an up-to-date basis for the identification of taxa, as well as comprehensive supplementary information on their biology, morphology, distribution and host range. This monograph is aimed at biologists, mycologists and phytopathologists that encounter or study powdery mildew diseases.

ガチャ:LEDきのこライトコレクション

入荷しました‼!
ご予約いただいた皆様には20日午前、レターパック、ゆうパックでお送りしました。

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。

[ガチャガチャ] LEDきのこライトコレクション
LEDきのこライト小小  191220LED.jpg
[ガチャガチャ] 「LEDきのこライトコレクション、全8種」(各税込400円)です。
製作・発売:いきもん(画像は、右上を除き、いきもん)

台座タイプと、ボールチェーンタイプの2タイプがあり、それぞれ「ベニテングタケ」「タマゴタケ」「シイタケ」「キヌガサタケ」の4種で、2タイプ合計8種です。

[台座タイプ]
LEDきのこライトベニテングタケ台座 LEDきのこライトタマゴタケ台座 LEDきのこライトシイタケ台座 LEDきのこライトキヌガサタケ台座
[ボールチェーンタイプ]
 LEDきのこライトベニテングタケチェーン  LEDきのこライトタマゴタケチェーン   LEDきのこライトシイタケチェーン   LEDきのこライトキヌガサタケチェーン
佐野書店では、ガチャ8回分の値段で8種すべてがそろう大変お得なセットをご用意しました。

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。

12月19日入荷しました。
ご予約いただいた皆様には20日午前、レターパック、ゆうパックでお送りしました。


品名: 「LEDきのこライトコレクション、台座タイプ4種・ボールチェーンタイプ4種、全8種セット」
価格:10%税込3,200円、プラス送料
送料:全国一律520円(レターパックプラス使用)

兵庫きのこグループ「スライド会」

兵庫きのこグループ「スライド会」
開催日時:2020年2月2日(日) 10:00スタート~15:00(開場は9:30頃)
場  所:姫路科学館4階・工作室
参 加 費:無料
昼  食:弁当、飲み物は持参。軽食は1F喫茶室で、来館時に予約可能。
どなたでも当日参加できます。ただし館内見学は入館料必要。

「兵庫きのこグループ」は、県内各地のきのこ観察会で講師をされている平山吉澄氏を中心に、きのこ好きが集まる会則もないゆるい会です。佐野も会員です。
4月から12月まで毎月1回、加古川市の日岡山公園で観察会を、1月または2月にスライド会をしています。

国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018[日本語版]

新紹介!
菌類の分類に関心のある方には必携 ‼
国際植物分類学会から公式日本語版として承認!
国際藻類菌類植物命名規約2018
日本植物分類学会国際命名規約邦訳委員会(訳・編集)(2019)
『国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018[日本語版]』

10%税込2,670円定価の3%引き)(定価2500円+税)、送料サービス、納期1週間以内(在庫
日本語、18.9x26.4 ㎝、36+253ページ、ハードカバー、カバー付き

[出版社の案内文から]
本書は、植物の学名に関する国際的な取り決めである国際命名規約の最新版:『International Code of Nomenclature for Algae, Fungi, and Plants (Shenzhen Code)2018』のオフィシャルな日本語版です。本規約は、6年毎に改定され、過去に遡って適用されるため、学名の取り扱いは最新の規約に従う必要があります。翻訳は日本植物分類学会国際命名規約邦訳委員会が担当し,国際植物分類学会から日本語版として承認されています。
【本書の特色】
今回の改訂では、菌類として扱われる生物の学名に関する規定が独立した章となり、附則にあった雑種に関する規定が章になるなど、大きな変更があります。また規約の運営に関する部分が全面的に改定された他、規約で用いられる「用語」や「概念」についても修正が加えられています。

英文のオリジナル版はこちら: http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1568.html
[オリジナル版紹介時の佐野書店ブログの解説]
2017年7月、中国、深圳で開かれた第19回国際植物科学会議で採択された最新の命名規約の原典版。
この会議で菌類の命名法について重要な変更がなされた。それは第3部第8条で「Proposals to amend the Code relating solely to names of organism treated as fungi 」(菌類として扱われてきた生物の命名についての本規約の変更提案)が設けられたことであろう。(菌類の命名法について規定するF章が設けられたことも重要な変更であるが...)

12月15日(日)のきのこイベント(関西)

(1)京都御苑きのこ会
[観察会]
日時:12月15日(日)、9:30~12:00
集合場所:御苑内・堺町休憩所
[顕微鏡観察会]
日時:同日、13:30~15:00
集合場所:閑院宮邸跡
URL: http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/

(2)大阪市立自然史博物館
菌類学講座「子嚢菌総まくり」
日時:12月15日(日)、13:30~16:30
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
講師:出川洋介氏(筑波大学 准教授 山岳科学センター菅平高原実験所長)
参加費:無料(ただし博物館入館料が必要)
主催:大阪市立自然史博物館、関西菌類談話会

「特集:発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」遺伝2017年5月号

近年、発酵食品や醸造食品が注目されている。
また、「日本の伝統 発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘密」(中島春紫、2018年1月、ブルーバックス、本体1000円)や「発酵文化人類学」(小倉ヒラク、2017年5月第1刷、19年5月第6刷、木楽舎、本体1600円)など各地の伝統的発酵食品や文化について書かれた本も版を重ねている。また「発酵検定公式テキスト」(日本発酵文化協会監修、2018年7月、実業之日本社、本体1500円)は発酵や発酵食品について網羅的に解説している。

今回、伝統ある生物科学雑誌「遺伝」の発酵や醸造についての特集号を紹介します。
ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
遺伝2017_5発酵醸造食品
「特集:発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」遺伝2017年5号
10%税込1,710円(定価の3%引き)、送料サービス、納期:1週間

概要:
表紙写真:麹菌、酵母、乳酸菌(バクテリア)
特集I:「発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」
総論:発酵・醸造で活躍する微生物の世界ー日本の伝統的発酵・醸造に用いられる麹菌の姿と可能性(丸山潤一:東京大学)
1:お酒を造る酵母ーゲノムから解き明かす醸造特製の秘密(渡辺大輔・高木博史:奈良先端科学技術大学院大学)
2:日本の伝統的発酵調味料「醤油を作る微生物」-醤油のうま味をつくる麹菌の酵素(伊藤孝太郎:キッコーマン)
3:漬物における乳酸菌の働きー乳酸菌叢の形成とその機能(小野浩:東海漬物、善藤威史:九州大学)
4:ヨーグルトと乳酸菌ー神話の時代から続く発酵食品を科学する(北條研一、堀内啓史:明治)
5:細菌を使ってうま味をつくる「アミノ酸発酵」ーアミノ酸発酵の最前線(野中源、原吉彦(味の素)

特集以外の興味を引く記事:
「世界を変えた次世代シークエンサー技術」 
次世代シークエンサーの出現により、大量の塩基配列を短時間で読み取ることが可能になった。例えば、30億塩基対のヒトゲノムを数日間から数時間で解読することが可能になった。
本記事は生命科学に革命をもたらした次世代シークエンサーの応用と可能性を全6回にわたり解説するシリーズの第一回。

「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号

最近の研究により、菌類が森林生態系に非常に大きな役割を果たしていることが判ってきた。
本紙の特集で菌類がどんな役割を果たしているのかを知ってみよう!
ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
遺伝2018年9月号
「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号
10%税込み1,710円(定価の3%引き)、送料サービス、納期:1週間

伝統ある生物科学雑誌、「遺伝」が “きのこの特集”を行った。
概要:
「森の日陰者として日常めだたたない菌類(キノコ)の存在だが、最近の分子系統により、植物の共生者として、陸上の森林生態系をつくりあげてきた本当の菌類の姿が浮かび上がってきた。絶滅危惧植物の生育を助ける菌類、ラン科植物の生きる姿から見えてくる菌類の森での働きなど、最新の研究を通して真の菌類の姿に迫る。また、マツタケ栽培やキノコ毒の最新研究事情も紹介する」

次の巻頭グラビアと総論、および5論文がからなる。
なかでも番号1 の奈良一秀先生(東京大学)の論文 「森を育むキノコのちから」 は、一読の価値がある(総論を書かれたF先生談)

巻頭グラビア:キノコの世界(吹春俊光;千葉中央博物館)
特集I:「キノコをとおして地球の未来を考える」
総論:キノコの不思議の世界((吹春俊光;千葉中央博物館)
1:森を育むキノコのちからー菌根共生の驚くべき事実(奈良一秀:東京大学)
2:絶滅危惧樹木を支えるキノコの発見-共進化した菌根菌が保全の鍵⁉(奈良一秀・村田政穂:東京大学)
3:キンランの移植はなぜ難しいのかーラン科植物がつくる独自の菌根(大和政秀:千葉大学)
4:キノコ毒ー私たちは生物を食べているということを忘れないでください(橋本貴美子:東京農業大学)
5:マツタケ人工栽培の最前線ー無菌条件での感染苗作出とシロの形成には成功(山中高史:森林総合研究所)

「特集:光合成を捨てた植物の新戦略」遺伝2016年7月号

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
今回紹介の「遺伝2016年7月号」は、「光合成を捨てた植物の新戦略ー分子メカニズムからの解明」と題して栄養を他の生物に依存する“従属栄養植物の生態”を特集する。

遺伝2016年7月号光合成を捨てた植物
「特集:光合成を捨てた植物の新戦略」 遺伝2016年7月号
10%税込み1,710円(定価の3%引き)送料サービス、納期:1週間

前回は、きのこ特集号を紹介したが、今回は、菌類も深く関係する「光合成を捨てた植物(=従属栄養植物)特集号」を紹介する。

従属栄養植物には、
(1)菌根菌にリンや窒素分などに加え、炭素化合物をも依存する菌従属栄養植物
(2)他の植物に栄養を依存する寄生植物
(3)昆虫や他の生物に栄養、特に窒素分を依存する食虫植物
などがあるそうだ。
依存の程度も、部分的から完全な依存までさまざまだ。

特集では、これら従属栄養植物をテーマに
(1)「総論、従属栄養植物のさまざまな生き方」(西谷和彦;東北大学)
(2)「腐生植物の多様性と形態進化」(塚谷裕一;東京大学)
(3)「食虫植物の適応進化ー小動物からの栄養で貧栄養地で生育」(長谷部光泰;基礎生物研究所)
(4)「寄生植物と真菌エンドファイトの共生関係と進化」(横山潤、池田秀子、工藤幸太;山形大学)
(5)「茎寄生植物ネナシカズラの寄生戦略」(加賀悠樹ほか;東北大学)
(6)「根寄生植物の寄生メカニズムーゲノム解読とモデル実験系の確立で農業被害の撲滅に道」(若竹崇雅;東京大学、吉田聡子;奈良先端科学技術大学院大学、白須賢;理化学研究所)
の6報文を載せる。

菌類に関心のある方には、太線で示した(1)、(2)、(4)の3報文が興味深い。
中でも(2)「腐生植物の多様性と形態進化」が面白い!

共生菌に栄養のすべてを依存する結果、葉緑体を失った菌従属栄養植物(=腐生植物)は、葉を作らないですむため形態進化の自由度も高くなるそうだ。

萼片、花弁、おしべなど花の器官は、葉の変形した器官のため、葉の形成の必要がなくなる結果、花の形態変化の自由度が増し、腐生植物には奇妙な花をつけるものが多くなったそうだ(例:タヌキノショクダイ)。

また、腐生植物は、生活史の大半を地中で過ごし、地上に出てくるのは開花・結実のわずかな期間だけで、加えて(オニノヤガラやツチアケビのような例外もあるが)その地上の植物体も多くは指先大から手のひら大の小ささで、さらには発生場所が薄暗い森の中なので、なかなか見つけることができない。

そのため、フロラがほぼ解明された一般的な植物の中にあって、こと腐生植物に限っては、まだまだ新種が発見される。

菌類好きのみなさんも、きのこを探すと同時に腐生植物も探してみたらどうだろうか?
新種を発見する幸運な方もきっといるに違いない。

なお、菌従属栄養植物(=腐生植物)についてより深く知りたい方には次もお勧めだ!
(無料で閲覧・ダウンロード可能)
「植物科学の最前線(BSJ-Review vol.5); 光合成をやめた植物ー菌従属栄養植物のたどった進化の道のり」 (2014年8月)、 (日本植物学会第77回大会シンポジウム)
目次URL: http://bsj.or.jp/jpn/members/information/614.php 
本文URL: http://bsj.or.jp/jpn/general/bsj-review/BSJ-Review5C.pdf

佐野書店紹介の本格的な世界の寄生植物図鑑:
Henning S. Heide-Jørgensen (2008) 「Parasitic Flowering Plants」 (寄生顕花植物)
URL: http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1338.html

イベリア半島のラブルベニア

昆虫、なかでも甲虫の触覚や体節の表面に付いて生きているラブルベニアと呼ばれる長さ1㎜かそれ以下の微小な子嚢菌の仲間がいます。顕微鏡で見ると菌体を構成している細胞が数えられるほどわずかで、基脚部と呼ばれる体表にくっつく部分が特徴的です。世界には約2千種ほど知られているそうです。
 虫を捕まえ、実体顕微鏡で体表を丹念に探すと見つかります。このラブルベニアを知るのも楽しいと思いますので、文献をご案内しましょう。
なお、ラブルベニアをもう少し知りたい方には、神奈川県立生命の星・地球博物館発行の「自然科学のとびら第9巻第1号」2009に出川先生が書かれた解説を見ることをお勧めします。
http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/9-1/degawa.html

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1,
FloraMycologicaIbericaVol_4_Laboulbenialws, 1
Flora Mycologica Iberica Vol. 4.
Santamaria, Sergio (1998)
「 Laboulbeniales, I. Laboulbenia」
(イベリア半島の菌類フロラ第4巻、ラブルベニア目その1、ラブルベニア属)

Real Jardin Botanico Madrid / J. Cramer
10%税込11,210円、送料370円(レターパック) 納期1週間(在庫2冊
スペイン語/英語完全併記。19.527.6cm。186ページ。本文中に線画多数。ペーパーバック。
イベリア半島に産するラブルベニア目を網羅記載する全3冊のうちの第1冊目。ラブルベニア属63種と2疑問種を見事な線画を付け詳細に記載する。

2.
FloraMycologicaIbericaVol_5_Laboulbenialws, 2
Flora Mycologica Iberica Vol. 5
Santamaria, Sergio (2003)
「 Laboulbeniales, II Acompsomyces-Ilyomyces」
(イベリア半島の菌類フロラ第5巻、ラブルベニア目その2、アコムプソミケス属-イリョミケス属)

Real Jardin Botanico Madrid / J. Cramer
10%税込14,570円、送料370円(レターパック)、納期1週間(在庫1冊
スペイン語/英語完全併記。19.527.6cm。344ページ。本文中に線画多数。ペーパーバック。
イベリア半島に産するラブルベニア目を網羅記載する全3冊のうちの第2冊目。アルファベット順でアコムプソミケス属-イリョミケス属までのラブルベニア40属106種を見事な線画を付け詳細に記載する。
 
Flora Mycologica Iberica (イベリア半島の菌類フロラ)の既刊は次の通りです:
Flora Mycologica Iberica Vol. 1. Aphyllophorales resupinatae non poroides, I. Acanthobasidium-Cystostereum
Flora Mycologica Iberica Vol. 2 Myxomycetes, I.
Flora Mycologica Iberica Vol. 3. Gasteromycetes, I. Lycoperdales, Nidulariales, Phallales, Sclerodermatales, Tulostomatales
Flora Mycologica Iberica Vol. 4. Laboulbeniales, I. Laboulbenia
Flora Mycologica Iberica Vol. 5 Laboulbeniales, II Acompsomyces-Ilyomyces.
Flora Mycologica Iberica Vol. 6 Dictyosporic Dothideales.

The non-stipitate steroid fungi

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
MycologicalMemoirs14.jpg
Chamuris, George P. (1988) 
「The non-stipitate steroid fungi in the northeastern United States and adjacent Canada」
(米国北東部および隣接カナダの無柄のウロコタケ型の菌類)

Mycological Memoir No. 14.
10%税込み 8,060円、送料180円、納期1週間(在庫2冊
英語。15.0x23.4cm。247ページ。本文中に顕微鏡図、白黒外形写真、分布図。ハードカバー。
カナダ側を含む北米北東部の無柄のウロコタケ型の菌類を、検索表、白黒外形写真、顕微鏡図、分布図を付け詳細に記載する。本書は、Ryvarden先生の著書「Stereoid fungi of America」 (アメリカのウロコタケ型の菌類) Synopsis Fungorum 28にも参考文献としてあげられている。

Identifying Moulds: A Practical Guide

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在庫1冊!
アマチュアにも使えるやさしく書かれたカビ同定の実践的参考書
Identifying_Moulds.jpg
Petrini, Liliane E. & Orlando Petrini (2013)
「Identifying Moulds: A Practical Guide」
(カビを見分ける:実践ガイド)

10%税込み6,890円、送料180円(スマートレター)、納期1週間(在庫1冊
英語、14.3x22.6㎝、7+191ページ、顕微鏡写真・図多数、ソフトカバー
もっとも一般的で重要なカビの属の同定方法を検索表形式で順を追って説明する。同じ著者たちのドイツ語で書かれた「Schmmelpilze Und dren Bestimmun」をもとに新知見を取り入れ本書が出版された。
目次:
I. INTRODUCTION
II. FUNDAMENTALS OF MYCOLOGY (菌類学の基礎)
III. TAXONOMY (分類)
IV. THE IDENTIFICATION OF MOULDS(カビの同定)
V. WORKING INSTRUCTIONS FOR THE IDENTIFICATION OF MOULDS IN PURE CULTURE
VI. CULTURE AND MOUNTING MEDIA (培養液とマウント液)
VII. MORPHOLOGICAL CHARACTERS (形態形質)
VIII. IDENTIFICATION KEYS (同定検索キー)
1. Identification of moulds sporulating in pure culture
2. Identification of moulds: decision tree
3. Main key
3.1 Zygomycota (Mucorales, Mortierellales, Zoopagales)
3.2 Ascomycota
3.3 Anamorphic Ascomycota and Basidiomycota
3.3.1 Coelomycetes
3.3.2 Hyphomycetes
IX. COMMON MOULD GENERA
X. GLOSSARY (用語解説)
XI. ECOLOGY AND PHYSIOLOGY OF FUNGI(菌類の生態学と生理学)
XII. MOULDS AND HEALTH (カビと健康)
XIII. REFERENCES(参考文献)
XIV. INDEX(索引)

北米、カワムラジンガサタケ属

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Phaeocollybia_of_Pacific_Northwest.jpg
Norvell, Lorelei L. & Ronald L. Exeter (2009)
「Phaeocollybia of Pacific Northwest North America」
(北米北西部太平洋側のカワムラジンガサタケ属) 

アメリカ内務省国土管理局サレム地域局
10%税込11,940円、送料370円(レターパック)、納期 1週間(在庫2冊)
英語。21.6x29.9cm。227ページ。微分干渉顕微鏡写真、顕微鏡図、原色標本写真多数。ペーパーバック。

カワムラジンガサタケ属Phaeocollybia
 カワムラジンガサタケ属Phaeocollybiaをご存知だろうか。今関六也・本郷次雄(1987)原色日本新菌類図鑑(保育社)では、フウセンタケ科に属すが被膜を欠き、モリノカレバタケ型子実体、通常いちじるしい偽根を有し、胞子はいぼ状~点状の突起におおわれ、胞子盤を欠くという特徴を持つ、とある。なかでも非常に長い偽根が特徴となっている。同書には、日本には2種が知られ、さらに2・3種は産すると思われる、とある。池田良幸(2005)北陸のきのこ図鑑(橋本確文堂)にはカワムラジンガサタケP. cf lugubris(P. festivaは傘表面がゼラチン化しないが本種は傘表面がゼラチン化するので学名変更)と、未記載種タカネナメニセムクエタケ(仮称)の2種を載せる。このように日本ではカワムラジンガサタケ属はほとんど知られていない。
本書の内容
 米国の北西部太平洋側、カリフォルニア州、アイダホ州、ワシントン州、オレゴン州、さらにカナダのブリティッシュコロンビア州などの諸州に分布するカワムラジンガサタケ属25種を、検索表、原色生態写真、胞子や組織の微分干渉顕微鏡写真などを付け詳細に解説する。既知の全種のリストと分布、成長と生態、近縁属との関係、種内の無根の系統樹、主要な分類形質の解説など、最新の情報を網羅する。
日本のカワムラジンガサタケ属はもっと多い
本書によればカワムラジンガサタケ属Phaeocollybiaはアフリカ大陸を除く世界に79種(疑問種1種含む)が知られ、インドを含むアジアでは9種産することが知られている。日本には前述のように2・3種しか見つかっていない。探せばもっとたくさんの種が見つかるのではなかろうか。

Fungal Families of the World

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在庫1冊
「Dictionary of the Fungi、第10版」の姉妹辞典!”
Fungal_Families_of_The_World.jpg
Cannon, P.F. & P.M. Kirk(Eds.) (2007)
Fungal Families of the World (世界の菌類の諸科)
 CABI
10%税込 21,360円、送料ゆうパック80サイズ
(北陸・東海・近畿・中国・四国1100円、関東・信越・九州1200円、東北1310円、沖縄1630円、北海道1750円)
納期1週間(在庫1冊
英語。A4版。14+456ページ。約900の原色図。ハードカバー。
 新しい系統分類体系を反映した菌類の科レベルの図入り解説書。
出版時までに発表された新しい科を含む既知のすべての科、536科の基本情報、さらにその中の重要な250科については形態・生態・系統・分布など詳細を、900に及ぶ多くの原色図をつけて解説。より詳しく知りたい方のための参考文献も載せる。
 お薦めの菌類の図解用語辞典として「Illustrated Dictionary of Mycology」(図解菌学用語辞典)がある。

きのこ、とんでも情報(余談)

余談:
テレビや新聞で誤った情報が流れることがママある。
誤りを誤りのままにしては、誤った知識を広めることになり、いけないと思う。

いずれも私の昔の経験だ。
(1)「ツチグリをある県で食用にしている」という内容のテレビ放送があった。お昼で現地での実況も交えての放送だった。
番組の中であきらかな間違いが話されているので、放送の最中だったがテレビ局に電話し、その旨指摘した。
驚いたことに、即、番組の放送中に訂正された。

(2)大A新聞の夕刊、「個人輸入」についての解説記事。
紙面のほぼ半分を使った、新聞社としては力を入れたであろう記事だった。
しかし、中を読むと、個人輸入についてあまり知らない記者が、聞いたことを十分に理解せずに書いたようで、内容にいい加減なところ、誤ったところなどが随所に見受けられた。*
そのことを新聞社に電子メールか手紙か忘れたが、書きものにして送った。

しかし何の返事もなく、「大新聞とて間違いには頬かむりするんだ!」と思い始めたころ、夕刊にまたまた「個人輸入」についての記事が載った。前回同様、紙面の半分を使った同じテーマの解説記事だった。こんどの中身は正確で非の打ちどころないものであった。

前の記事を正しく書き直したものであることは明らかだった。しかし、以前の記事に誤りがあったので、正しくし、再度載せたなどとは一言も書いてなかった。あたかも初めての解説記事のようだった。
以降、大A新聞とてこんなもんだと、どの新聞も眉に唾をつけつけ読むようにしている。

*:わたしは現役時代、輸入や、三国間貿易(例:ドイツで買い付けた機械を日本を経由せず、直接インドネシアのお客様に持ち込む)等、貿易関係の仕事をしていたので輸入手続きに関しては詳しかった(今はだめだが)。

きのこ、とんでも情報(2)「林先生の初耳学」2019年12月8日放送

2019年12月8日放送の「林先生の初耳学」(MBS毎日放送、22時~)で、きのこ好きにとっては見過ごせない、いい加減で不正確な放送があったという。

「MBSの番組ホームページ」-「林先生の初耳学」-「前回の放送」-「放送内容」(12月10日時点)(https://www.mbs.jp/mimi/)に書かれた番組PR文を見ると、

「あるジャンルに熱狂的な知識を持つ芸能人が林先生に挑戦する『初耳フリークからの出題』では、きのこフリーク"芸人の各駅マッシュ・XXXXXが登場!キノコの研究者との知識勝負で完勝したという、圧倒的な知識を披露する。900種類以上のキノコを知る男が厳選した、松茸越えの希少絶品きのこに出演者一同大興奮!!」とある。  (人名明記は避けました。キノコ・きのこ混在は原文通り。きのこフリーク"も原文通り)

この番組PR文からして問題ありそう。
「キノコの研究者との知識勝負で完勝した」という紹介文からしてムムムム?いったいどんなキノコの研究者と勝負したん?きのこ研究者に失礼やろ!と思う。
さらには、「松茸越えの希少絶品きのこ」が「クリタケやチャナメツムタケ」というのであれば、何おかいわんやのレベルだ。

民放テレビ局は、予算も少ない中、視聴率を稼ぐため、誇張やフェイクまがいは当たり前なのかもしれない。が、ちょっと行きすぎではないのか!きのこ好きの一人として看過できない。

きのこ、とんでも情報!「林先生の初耳学」

私も参加するきのこの会のメーリングリストに「 芸人S氏の不適切・不正確な放送内容について」と題するメールが流れてきた。
発信者は、昨年ユニークなきのこ図鑑を出版された菌類・きのこに大変造詣の深い方だ。

メールの内容は、2019年12月8日放送の「林先生の初耳学」(MBS毎日放送、22時~)、で、「自称きのこ芸人のSがきのこの知識で司会の林修氏と対決するという場面で、『コウタケが1本5万円』『クリタケやチャナメツムタケがマツタケを超える絶品』『きのこ好きは天然きのこの美味しさを知っているから栽培きのこを食べない』などの誇張表現に終始し、

「シイタケが特異的に硫黄を吸収する」などのエビデンスのない情報を番組内であたかも事実のように主張した点は、明白に度を超しているとはいえ、バラエティー番組の性質上、ある程度許容されうる範囲もあろうかとは存じますが、

中には『毒きのこをそれと知りながら食べて生還したことをあたかも武勇伝のようにアピールする』ことは、番組を見た青少年が興味本位で毒きのこに手を出しかねず、看過できない内容となっておりました」というものであった。

発信者は、番組に気を使って「ある程度許容されうる範囲もあろうかとは存じますが」とあいまいな表現をしているが、きのこ好きの私にとっては、「コウタケ1本5万円」だけでも、とんでも情報だ。

いったいどこで「コウタケ1本5万円」で売っていたのかい?証拠となる映像をおつけ‼!
ただし、やらせじゃないのをね!

Dendrochilum of Borneo

売れ切れ
Dendrochilum_of_Borneo.jpg
Wood, Jeffrey J. (2001)
「Dendrochilum of Borneo」 (ボルネオのデンドロキラム属)

Natural History Publications (Borneo)
売れ切れ
参考10%税込 9,880円、送料520円(レターパック)、

英語。18.6x25.8cm。原色図版24ページ、本文中に精細な白黒図多数。ハードカバー。
デンドロキラム属は、穂状に集まった小花をつける着生蘭だ。花は派手さはないが、気品あがり、大変魅力的だ。熱帯アジアに約100種分布し、そのうちの8割は多様性豊かなボルネオ島に分布する。
本書は、ボルネオ島に自生するデンドロキラム属81種を原色写真と線画で詳細に解説する。検索表も付く。

西オーストラリア南部のラン

“古書”
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Orchids_of_South-West_Aistaralia.jpg
Hoffman, Noel & Andrew Brown (1998)
「Orchids of South-West Australia, Revised Second Edition with Supplement」
(西オーストラリア南部のランの仲間、補足付き改定第2版)

University of Western Australia Press
10%税込 11,760円、送料370円(レターパックライト)
状態:良、表紙に軽いうすい日焼け。
英語、16.8x23.9cm、462ページ、原色写真多数、ペーパーバック
西オーストラリア南部に分布するランの仲間、合計27属400種余りを、原色写真、分布図を付け1種1ページを使い解説する。北半球では珍しい青や紫の花をつけるランがいくつも載っている。
絶版書、古書でも入手は難しい。

Slipper Orchids Borneo

ラン科植物専門図鑑。原色写真も美しいが、ボタニカルアートと呼ばれる手書き原色図が素晴らしい。
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[古書]
Slipper_Orchids_of_Borneos.jpg
[古書] 状態:良
Cribb, P.J. (1997)
「Slipper Orchids* of Borneo」 (ボルネオのスリッパオーキッド)

  *Slipper Orchid(s):パフィオペディルム属・シプリペジウム属など袋状の唇弁を持つ蘭の英語名。花の形がスリッパに似ていることから。
Natural History Publication, Kota Kinabalu, マレーシア
10%税込 4,280円、送料190円、 納期1週間(在庫)
英語。10+120ページ。21.5 x 15.2cm。原色図版82。ペーパーバック
 ボルネオ島の原生林に自生するパフィオペディルム属を美しい手書き原色図版と原色写真、合計82図版で解説する。蘭愛好家、パフィオペディルム愛好家にお勧め。
 本書はボルネオ島、サバ州の州都コタキナバルにある出版社Natural History Publicationの出版物。入手は容易ではない。

Synopsis Fungorum 既刊分のご案内

硬いきのこの世界的な第一人者Leif Ryvarden先生の研究室が出版する専門誌「Synopsis Fungorum」の案内です。

既刊(佐野書店原則在庫):
Synopsis Fungorum 39: 2019「Various studies of neotropical fungi」:お問い合わせください。
Synopsis Fungorum 36, 2016「Neotropical Polypores Part 3」 (新熱帯区の多孔菌類 第3部)
Synopsis Fungorum 35, 「Various studies of neotropical fungi」​:お問い合わせください。
Synopsis Fungorum 34, 2015, 「Neotropical polypores Part 2 」 (新熱帯区の多孔菌類 第2部)
Synopsis Fungorum 33, 2015, 「Collected Papers」(論文集)
Synopsis Fungorum 32, 2014, 「Collected Papers」(論文集)
Synopsis Fungorum 31「Poroid fungi of Europe」(ヨーロッパの管孔をもつ菌類)
Synopsis Fungorum 30 「Collected Papers」(論文集)
Synopsis Fungorum 29 「Collected Papers」(論文集)
Synopsis Fungorum 28, Stereoid fungi of America(アメリカのウロコタケ型の菌類)
Synopsis Fungorum 27, Collected papers
Synopsis Fungorum 26, Collected papers
Synopsis Fungorum 25, Collected papers
Synopsis Fungorum 24, A manual and Source book on the Boletes and their allies.
Synopsis Fungorum 23, Collected papers
Synopsis Fungorum 22, Collected papers.
Synopsis Fungorum 21, The genus Inonotus a synopsis.
Synopsis Fungorum 20, Collected papers
Synopsis Fungorum 19. Neotropical Polypores. Vol. 1: Introduction, Ganodermataceae and Hymenochaetaceae.
Synopsis Fungorum 18, 12 papers on wood-inhabiting from tropical America and Africa.
Synopsis Fungorum 17, A critical checklist of corticoid and poroid fungi of Norway
Synopsis Fungorum 16, Katalog over makro- og mikrosopp angitt for Norgeog Svalbard. 絶版
Synopsis Fungorum 15, Some neotropical wood-inhabiting fungi
Synopsis Fungorum 13/14, East Asian Polypores Vol. 1 & Vol. 2
Synopsis Fungorum 12, The genus Aleurodiscus
Synopsis Fungorum 11, A nomenclatural study of the Ganodermataceae Donk
Synopsis Fungorum 10. 絶版
Synopsis Fungorum 9, Tomentella (Basidiomycota) and related genera in temperate Eurasia
Synopsis Fungorum 8, A Nomenclatural Study of Armillaria and Armillariella Species
Synopsis Fungorum 6/7, European polypores Part 1 & 2. 絶版
Synopsis Fungorum 5, Genera of polypores Nomenclature and Taxonomy
Synopsis Fungorum 4: 絶版
Synopsis Fungorum 3, Phellinus (Hymenochaetaceae) a survey of the world taxa.佐野書店在庫1冊、出版元絶版
Synopsis Fungorum 1, 2: 絶版

その他既刊
Ryvarden, L. (1980) A preliminary polypores flora of East Africa. 絶版
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

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