FC2ブログ

中国真菌志 第56卷、柔膜菌科(Helotiaceae)(ビョウタケ科)

れ切れました。
ご注文は「ご注文メールフォーム」 からお願いいたします。

新紹介!
チャワンタケの仲間に関心のある方には必携の図鑑。
中国真菌誌第56巻
荘文穎主編 (2018)
中国真菌志 第56卷、柔膜菌科
(Flora Fungorum Sinicorum Vol.56 Helotiaceae)
(中国真菌誌 第56巻、ビョウタケ科)

参考8%税込10,500円、送料190円、売れ切れました。
中国語、19.3x26.5㎝、231ページ、顕微鏡写真、ハードカバー
この第56巻は、ビョウタケ科の34属136種を属への検索表、種への検索表、外形写真・顕微鏡写真を付け詳細に解説する。
解説の多い種は、ニセビョウタケ属Hymenoscyphus45種、ビョウタケ属Bisporella14種、チンパニスキン属Tympanis11種など。
チャワンタケの仲間に関心のある方には必携の図鑑。

本書は、チャワンタケの仲間に造詣の深いKuさんに教えていただいた。
Kuさんは素晴らしいチャワンタケのHPを作られているので紹介する。
  URL: http://chawantake.sakura.ne.jp/

カッド岬国立保養海岸のきのこ

Mushrooms_of_Cape_Cod.jpg
Bessette A.R., A.E. Bessette & W.J. Neill (2001)
「Mushrooms of Cape Cod and the National Seashore, hard cver edition」
(カッド岬と国立保養海岸のきのこ、ハードカバー版)

シラキュース大学出版部
8%税込み 5,310円、送料190円、納期 1週間(在庫1冊
英語。14.5x25cm。12+174ページ。原色写真150以上。
 カッド岬は米国マサチューセッツ州南東部、大西洋に面した長さ100km最大幅32kmの鉤状をした半島で、特異な海岸植生が織りなす豊かな自然が残っている。この自然を守るため1961年、時のケネディ大統領によって国立保養海岸に指定された。
 本書はこの特異な植生と菌根を形成するなどして緊密に生態系を構成している大型菌類を、岬を訪れる初心者向けに多くの原色写真を使い丁寧に解説したフィールドガイドだ。載せられたキノコは150種弱と多くないが、担子菌から子のう菌までコンパクトに網羅している。Lactarius7種、Russula12種、Boletus11種、Tricholoma13種など菌根菌が多い。本書でBoletus billieaeが新種記載された。著者の一人A.E. Bessetteはシラキュース大学教授。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

オーストラリアの糞生子のう菌図説

在庫切れ、追加入手あり
An_illusrated_guide_to_the_coprophilous_Ascomycetes1.jpg   An_illusrated_guide_to_the_coprophilous_Ascomycetes2.jpg  An_illusrated_guide_to_the_coprophilous_Ascomycetes3.jpg
Bell, Ann (2005)
An illustrated guide to the coprophilous Ascomycetes of Australia
(オーストラリアの糞生子のう菌図説)
CBS Biodiversity Series 3

参考10%税込9,980円(国際送料高のため値上がり予想)、送料370円(レターパック)、在庫切れ、追加入手あり
英語。21.0x29.7cm。172ページ、うち115図版ページ。スパイラルバウンド。

 原色図版や単色図版を多用したオーストラリア産糞生子のう菌の解説書。美しい図版を見てしまうと、うんこを拾ってきて生えてくる菌の観察をしてみようかという気持ちになってしまいそう。観察するにはウサギや鹿などのように草食動物の糞がよい。乾燥しないように密閉容器に入れ観察を続ける。そうすると、筆者も観察したことがあるが、クモノスカビやスイライカビの類から細胞性粘菌や変形菌、はてはきのこまで出てきて興味は尽きない。

他の糞生菌文献
(1)Seifert, K., B. Kendrick & G. Murase (1983)「A Key to Hyphomycetes on Dung」(糞生の不完全菌の検索)
(2)Doveri, F. (2003) 「Fungi Fimicoli Italici」 (イタリアの糞生菌)

佐野書店扱Westerdijk (旧)の出版物一覧は、こちら
カテゴリー:「オランダWesterdijk(旧CBS) の出版物」からは詳細がご覧いただけます。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

冬虫夏草属の系統分類

5年ぶりに入荷!
“冬虫夏草に興味を持たれている皆様には必携の文献!”
遺伝子分析に基づく系統分類を提示!

Studies_in_Mycology_57.jpg
Studies in Mycology 57
Sung, Gi-Ho, Nigel L. Hywel-Jones, Jae-Mo Sung, J. Jennifer Luangsa-ard, Bhushan Shrestha & Joseph W. Spatafora(2007)
「Phylogenetic classification of Cordyceps and the clavicipitaceous fungi」
(冬虫夏草属およびバッカクキン様菌類の系統分類)

10%税込7,260円、送料200円(クリックポスト)、納期1週間(在庫4冊
英語。63ページ、うち冬虫夏草の原色写真2ページ、系統樹多数。
“遺伝子分析に基づく系統分類を提示”
形態分類の専門家と遺伝子分析研究者による共同研究の成果!
冬虫夏草およびバッカクキンの仲間162分類群を遺伝子分析した。その結果、科では既存のClavicipitaceaeのほかにOphiocordcipitaceae、およびCordycipitaceaeの2新科を提案し、属では既存のCordycepsのほかにMetacordyceps、Elaphocordyceps,およびOphiocordycepsの3新属を提案する。これらの提案にもとづき、旧Cordyceps(冬虫夏草属)菌類に対し、多数の新組合せ名を提案する。また2新種が記載された。冬虫夏草に興味を持たれている皆様には必携の文献。

他の冬虫夏草文献(佐野書店扱いのみ):
・日本冬虫夏草の会編(2000)「清水大典冬虫夏草原図複製」
・青木襄児 (2003) 「改訂昆虫病原菌の検索」
・YING, Jianzhe et al (1987)「Icones of Medicinal Fungi from China」
・清水大典(1994)「原色冬虫夏草図鑑」
・小林義雄/清水大典共著(1983)「冬虫夏草菌図譜」
・Fungi of Australia Vol. 1A 「Introduction-Classification」(1996)
・奥沢康正(2012)「冬虫夏草の文化誌」

大阪鶴見緑地、咲くやこの花館「POPなきのこ展」

1月5日から、大阪鶴見緑地、「咲くやこの花館」「POPなきのこ展」が開かれます。

「咲くやこの花館」は、EXPO’90「国際花と緑の博覧会」(1990年4月から9月開催)のメインパビリオンとして建設されました。
国内最大級の大温室になっており、およそ5,500種、15,000株の植物が植えられています。

花博当時話題になった「ヒマラヤの青いケシ」は、開花調整され今も一年中見ることが出来ます。
温室だけあって冬でも暖かく、きのこ展が開かれる1月にはたくさんの洋蘭が咲き乱れています。


佐野書店は、開催期間中連日出店いたします。
新しいきのこグッズをそろえ、皆様のお越しをお待ちしています。


「POPなきのこ展」
期間:2020年1月5日(日)~1月26日(日)
休館日1月6日(月)、14日(火)、20日(月)
場所:大阪鶴見緑地、咲くやこの花館(〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2丁目163番)
電話:06-6912-0055
アクセス
(1)地下鉄梅田(御堂筋線)ー地下鉄心斎橋(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分
(2)JR大阪(JR環状線)-JR京橋下車、徒歩、地下鉄京橋(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分
(3)地下鉄天王寺(谷町線)ー地下鉄谷町六丁目(長堀鶴見緑地線に乗換)ー地下鉄鶴見緑地下車、徒歩10分

咲くやこの花館URL: https://www.sakuyakonohana.jp/

POPなきのこ展URL: https://www.sakuyakonohana.jp/event/10489/

日本菌学会第57回大会講演要旨集


日本菌学会第57回大会講演要旨集
古書
「日本菌学会第57回大会講演要旨集」
10%税込550円、送料200円、在庫1冊
書込みあり、状態:並

日本菌学会第55回大会講演要旨集

日本菌学会第55回大会講演要旨集
古書
「日本菌学会第55回大会講演要旨集」
10%税込550円、送料200円、在庫1冊
状態:良

日本菌学会第48回大会講演要旨集

日本菌学会第48回大会講演要旨集
古書
「日本菌学会第48回大会講演要旨集」
10%税込550円、送料200円、在庫1冊
書込みあり、状態:並

中国テングタケ科図誌

(2)の書籍の在庫が1冊になりました!

日本のテングタケ科を知るために必携の二つの資料(論文と書籍)。
(1)論文:2018年7月発表のテングタケ科系統分類(pdfファイル)および
(2)書籍:「中国鹅膏科真菌图志」(中国テングタケ科図誌)

[(1)論文]
Yang-Yang Cui, Qing Cai, Li-Ping Tang, Jian-Wei Liu, Zhu L. Yang,(2018)
「The family Amanitaceae: molecular phylogeny, higher-rank taxonomy and the species in China」(テングタケ科:分子系統と高位分類ならびに中国産の種)、Fungal diversity 91(1), July 2018, pp5-230

中国産1190標本、外国産182標本を遺伝子分析し、その結果、テングタケ科に5属、テングタケ属に3亜属11節を認める。中国産テングタケ科は162種を認め、うち50種を新種記載する。162種全種の顕微鏡図付き記載と検索表をつける。さらに新種50種の原色標本写真が付く。(本論文を大阪府の研究所にお勤めのC.N.様に教えていただきました。心より感謝申し上げます)
本論文には既知種の原色写真がないので、下の「中国鹅膏科真菌图志」 (中国テングタケ科図誌)で補完する。

論文は次のResearchGate URLから無料ダウンロード可能(pdfファイル、容量20MB):
https://www.researchgate.net/publication/326818030_The_family_Amanitaceae_molecular_phylogeny_higher-rank_taxonomy_and_the_species_in_China

[(2)書籍]
書籍のご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae23.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae22.jpg Atlas_Chinese_Spes_Amanitaceae24.jpg
(上の写真は旧版です。増刷版はソフトカバーです。内容は変わりません)
Yang Zhu-Liang (2015)
「中国鹅膏科真菌图志」 (Atlas of the Chinese Species of Amanitaceae)
(中国テングタケ科図誌)
、科学出版社
10%税込13,110円、送料190円(クリックポスト)、納期1週間(在庫1冊
今回入荷は増刷版でソフトカバーです。

中国に分布するテングタケ科100種以上を、検索表と原色生態写真をつけ詳細に解説する。マクロ・ミクロの特徴や分布、食毒の別なども明記。特に種の解説では、類似種との相違点を特記する。
本郷先生が新種記載された種はもちろんのこと、小田貴志先生が新種記載された種もたくさん載っている。
出版以来累計40冊を販売!日本のテングタケ科を知るためには必携の文献。

他のAmanitaceae(テングタケ科)文献:
(1)Neville, P. & S. Poumarat (2004)「Fungi Europaei Vol. 9 Amanitae. Amanita, Limacella & Torrendia」
(2)Geoffrey Kibby (2012)「The Genus Amanita in Great Britain」(英国のテングタケ属)

なお、中国真菌史第27巻、Amanitaceae (テングタケ科)は絶版。

Dictionary of the Fungi, 10th Edition

入荷!但し2冊。
基本書中の基本書
Dictionary_of_the_Fungi_10th_ed.gif
Kirk, P.M, P.F. Cannon,D.W. Mimter & J.A. Stalpers (2008)
「Dictionary of the Fungi, 10th Edition, Hard cover」
(ディクショナリ オブ ザ ファンジャイ第10版、ハードカバー版)

CABI、第10版2008年出版。
10%税込16,730円、送料ゆうパックスマホ割60サイズ、在庫2冊

 基本書中の基本書、Dictionary of the Fungi, 10th Edition。出版時の分類体系にもとづき全面的に書き改められました。本書なしで菌類の分類を語ることはできない。

姉妹辞典、全ページ原色図版の菌類の科レベルの図入り辞典:
「Fungal Families of the World」(世界の菌類の諸科)

菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・和書):
『国際藻類・菌類・植物命名規約(メルボルン規約)[日本語版]』
勝本謙著、勝本謙・安藤勝彦入力編集(2010)『日本産菌類集覧』
日本菌学会編(2014)『新菌学用語集』 
池田良幸(2013)『新版北陸のきのこ図鑑』
池田良幸(著)、橋屋誠・糟谷大河(校閲)(2014)『追補 北陸のきのこ図鑑 付石川県菌蕈集録』
菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・洋書):
『Dictionary of the Fungi, 10th Edition, Hard cover』 (菌類辞典第10版)
『Illustrated Dictionary of Mycology, Second Edition』 (図解菌学辞典第2版)
「Fungal Families of the World」(世界の菌類の諸科)
『Fungi of Switzerland』 (スイス菌類図鑑)

未紹介・途中で消えてしまった文献

書庫を調べると、まだ紹介していない文献や一度紹介したがその記事がブログから消えてしまったと思える文献に気づく。
下記文献もそのようだ。
早い時期に紹介したいと思います。



Marxmuller, Helga (2014) 「Russularum Icones, Band I & II」(ベニタケ図譜第1巻・2巻)
 300点の実物大原色図と顕微鏡図。大判で第1巻・2巻合計712ページに及ぶ大冊。高価
 最大のポイントは、 Felix Hampe & Ursula Eberhardtが実施した遺伝子分析結果が解説されていることだろうか。
 予約販売だったようでブログで紹介しないうちに絶版になってしまった。在庫2.5組(第2巻1冊が行方不明)。

Noordeloos, M. E., H. C. den Bakker, S. van der Linde, A. Verbeken, J. Nuytinck (2018)
  「Flora Agaricina Neerlandica, Volume 7: Boletales & Russulales」

 誤って削除したのだろうか?記事が見当たらない。しかしすでに10人の方から購入いただいている。記事を載せなくては。

Horak, Egon (2018)
  「Fungi of New Zealand Vol. 6 Agaricales (Basidiomycota) of New Zealand. 2. Brown spored genera,
   Westerdijk Biodiversity Series 16 」

 本書は、誤って記事を削除した記憶がある。すでに5人の方から購入いただいている。再度記事を載せなくては。

Mycosphaerella and its anamorphs

ご注文は「ご注文メールフォーム」 からお願いいたします。
Mycoshaerella_and_its_anamorphss.jpg
Pedro W. Crous (2003)
Mycosphaerella and its anamorphs: 1. Names published in Cercospora and Passalora
CBS Biodiversity Series 1

Centraalbureau voor Schimmelcultures(CBS)
10%税込14,580円、送料520円(レターパック)、納期 1週間(在庫1冊
英語。18.0x24.6cm。569ページ。ハードバック。

第2巻はこちら:http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-369.html

北アメリカ東部のヌメリガサ科

売れ切れました。
Waxcap_Mushrooms_of_East_N_America.jpg  Waxcap_Mushrooms2.jpg
Bessette, Alan E. , William C. Roody, Walter E. Sturgeon & Arleen R. Bessette (2012)
「Waxcap Mushrooms of Eastern North America」
(北アメリカ東部のヌメリガサ科のきのこ)

8%税込 8,970円、送料200円、売れ切れました。
英語、18.5x16.1cm、10+179ページ、原色写真多数、ハードカバー、カバー付
米国のテキサス州からカナダのサスカチュワン州を結ぶ線より東側に産するヌメリガサ科ヌメリガサ属32種・9変種とアカヤマタケ属52種・14変種、合計84種・23変種(うち新組合せ18)を原色写真を付け詳細に解説する。顕微鏡写真・図はないが顕微鏡的特長を文章で記載する。
ヌメリガサ科のきのこに興味を持つ方には必携の図鑑。

中国真菌志 第57卷 锈革孔菌目(一)

申し訳ありません、在庫切れになりました。
いわゆる硬質菌に興味のある方には必携の文献。
中国真菌誌第57巻
Dai Yucheng(2018)
「中国真菌志 第57卷 锈革孔菌目(一)」
(Flora Fungorum Sinicorum Vol.57 Hymenochaetales (1))

8%税込み9,250円、送料190円、在庫切れ、お取り寄せ
中国語、19.3x26.5㎝、232ページ、顕微鏡図多数、ハードカバー
この第57卷は、Hymenochaetaceae (タバコウロコタケ科)、Neoantrodiellaceae(2015年発表の新科)およびRepetobasidiaceaeの3科に属する菌類21属121種を顕微鏡図を付け詳細に解説する。科・属・種への検索表が付く。
掲載の科・属は次の通り。
1 Hymenochaetaceae (タバコウロコタケ科)
 Coltricia(オツネンタケ属)
 Coltriciella(ヒメカイメンタケ属)
 Fomitiporella
 Fomitiporia
 Fulvifomes
 Fuscoporia(サビアナタケ属)
 Inocutis
 Inonotus(カワウソタケ属)
 Mensularia
 Neomensularia(2016年発表の新属)
 Onnia
 Phellinidium
 Phellinopsis
 Phellinus(キコブタケ属)
 Phylloporia(スグリタケ属?)
 Pseudoinonotus (マクラタケ属)
 Sanghuangporus(2015年発表の新属)
 Tropicoporus(2015年発表の新属)
2 Neoantrodiellaceae(2015年発表の新科)
 Neoantrodiella
 Poriodontia
3 Repetobasidiaceae
 Sidera(2011年に発表の新属)

Taxonomic Manual of the Erysiphales (Powdery Mildews)

在庫切れ、お取寄せ
CBS_Biodiversity_Series_11.jpg
Braun, U. & R.T.A. Cook (2012)
「Taxonomic Manual of the Erysiphales (Powdery Mildews)」
CBS Biodiversity Series 11

CBS-KNAW fungal biodiversity centre
概算10%税込 20,000円、送料ゆうパック80サイズ、納期6週間(在庫切れ、お取寄せ)
英語、707ページ、853図、ハードカバー
世界のうどんこ菌の最新分類マニュアル!植物病原菌に関心のある方は必携!
This manual deals with the taxonomy of the Erysiphales worldwide, and provides an up-to-date basis for the identification of taxa, as well as comprehensive supplementary information on their biology, morphology, distribution and host range. This monograph is aimed at biologists, mycologists and phytopathologists that encounter or study powdery mildew diseases.

ガチャ:LEDきのこライトコレクション

入荷しました‼!
ご予約いただいた皆様には20日午前、レターパック、ゆうパックでお送りしました。

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。

[ガチャガチャ] LEDきのこライトコレクション
LEDきのこライト小小  191220LED.jpg
[ガチャガチャ] 「LEDきのこライトコレクション、全8種」(各税込400円)です。
製作・発売:いきもん(画像は、右上を除き、いきもん)

台座タイプと、ボールチェーンタイプの2タイプがあり、それぞれ「ベニテングタケ」「タマゴタケ」「シイタケ」「キヌガサタケ」の4種で、2タイプ合計8種です。

[台座タイプ]
LEDきのこライトベニテングタケ台座 LEDきのこライトタマゴタケ台座 LEDきのこライトシイタケ台座 LEDきのこライトキヌガサタケ台座
[ボールチェーンタイプ]
 LEDきのこライトベニテングタケチェーン  LEDきのこライトタマゴタケチェーン   LEDきのこライトシイタケチェーン   LEDきのこライトキヌガサタケチェーン
佐野書店では、ガチャ8回分の値段で8種すべてがそろう大変お得なセットをご用意しました。

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。

12月19日入荷しました。
ご予約いただいた皆様には20日午前、レターパック、ゆうパックでお送りしました。


品名: 「LEDきのこライトコレクション、台座タイプ4種・ボールチェーンタイプ4種、全8種セット」
価格:10%税込3,200円、プラス送料
送料:全国一律520円(レターパックプラス使用)

トリュフを栽培する:この究極のきのこの栽培史・ノーハウおよび科学

在庫がなくなりました。
リュフや地下性菌に興味のある方、また菌根性きのこ栽培に関心のある方にお勧め!

Taming_the_Truffle.jpg
Hall, I.R., G. T. Brown & A.Zambonelli (2007)
「Taming The Truffle、 The History, Lore, and Science of the Ultimate Mushroom」
(トリュフを栽培する:この究極のきのこの栽培史・技術および科学) 
 
在庫切れ
英語。15.8x23.53cm。304ページ。本文中に原色写真。ハードカバー、カバー付。

 ヨーロッパではトリュフは食用きのこの中でも特に珍重される。ペリゴ-ド黒トリュフ(Perigord black truffle: Tuber melanosporum)やイタリア白トリュフ(Italian white truffle: T. magnatum)と呼ばれるブランドのトリュフは、日本人にとってのマツタケと同じように貴重で高価なようだ。イタリア白トリュフが、赤ん坊の頭ほどある巨大なものであったが、「たった1個が高級乗用車1台の価格で取引された」とテレビ放映されたのを見たことがある。

 このように高価なトリュフであるから栽培の試みが熱心に続けられ、今ではフランス、イタリア、スペインなどのほか、ニュージーランド、オーストラリア、米国などでも、根に菌根を作らせた樹木を植栽する方法で行われている。

 しかし、菌根菌であるトリュフ菌に子実体を作らせることは大変難しく、本書によれば、フランスでは20年以上にわたり毎年40万本以上のトリュフ菌付き樹木が植栽されたにもかかわらず、トリュフの生産量は顕著には増えていないそうだ。

 日本でもバイオ会社がマツタケの子実体原基の形成に成功し、きのこへの成長にあと一歩だと報道されたことがあった。本書にはマツタケやトリュフのような菌根性きのこのホスト植物なしの栽培研究について皮肉混じりに書かれた項目がある。世界最初にそれに成功したというカリフォルニアトリュフ会社は1991年倒産したそうだ。マツタケについての2001年の日本の研究発表にも皮肉交じりにコメントされており、読んでみると面白い。 

 本書には栽培以外にも、トリュフの人とのかかわりの歴史、生態、種の同定などが解説され興味深い。

PS::
 2018年ある企業がバカマツタケの完全人工栽培に成功したと新聞が報道した。その企業は、佐野書店のある高砂市のお隣、加古川市に本社や工場を置く「多木化学株式会社」である。多木化学は、肥料製造から始まり、化学品事業に展開した一部上場企業だ。創業分野の肥料に関連するアグリ事業にも力を入れており、このバカマツタケ人工栽培法の開発もその一環だ。先日開催のオオサカきのこ大祭でも開発担当の方が、近隣のよしみで佐野書店ブースにお子さんたちと一緒に来られた。一日でも早い事業化をお願いした。バカマツタケご飯や、焼きバカマツタケを腹いっぱい食べたいものだ。
    資料:https://www.takichem.co.jp/news/news20181004.pdf

兵庫きのこグループ「スライド会」

兵庫きのこグループ「スライド会」
開催日時:2020年2月2日(日) 10:00スタート~15:00(開場は9:30頃)
場  所:姫路科学館4階・工作室
参 加 費:無料
昼  食:弁当、飲み物は持参。軽食は1F喫茶室で、来館時に予約可能。
どなたでも当日参加できます。ただし館内見学は入館料必要。

「兵庫きのこグループ」は、県内各地のきのこ観察会で講師をされている平山吉澄氏を中心に、きのこ好きが集まる会則もないゆるい会です。佐野も会員です。
4月から12月まで毎月1回、加古川市の日岡山公園で観察会を、1月または2月にスライド会をしています。

国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018[日本語版]

新紹介!
菌類の分類に関心のある方には必携 ‼
国際植物分類学会から公式日本語版として承認!
国際藻類菌類植物命名規約2018
日本植物分類学会国際命名規約邦訳委員会(訳・編集)(2019)
『国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018[日本語版]』

10%税込2,670円定価の3%引き)(定価2500円+税)、送料サービス、納期1週間以内(在庫
日本語、18.9x26.4 ㎝、36+253ページ、ハードカバー、カバー付き

[出版社の案内文から]
本書は、植物の学名に関する国際的な取り決めである国際命名規約の最新版:『International Code of Nomenclature for Algae, Fungi, and Plants (Shenzhen Code)2018』のオフィシャルな日本語版です。本規約は、6年毎に改定され、過去に遡って適用されるため、学名の取り扱いは最新の規約に従う必要があります。翻訳は日本植物分類学会国際命名規約邦訳委員会が担当し,国際植物分類学会から日本語版として承認されています。
【本書の特色】
今回の改訂では、菌類として扱われる生物の学名に関する規定が独立した章となり、附則にあった雑種に関する規定が章になるなど、大きな変更があります。また規約の運営に関する部分が全面的に改定された他、規約で用いられる「用語」や「概念」についても修正が加えられています。

英文のオリジナル版はこちら: http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1568.html
[オリジナル版紹介時の佐野書店ブログの解説]
2017年7月、中国、深圳で開かれた第19回国際植物科学会議で採択された最新の命名規約の原典版。
この会議で菌類の命名法について重要な変更がなされた。それは第3部第8条で「Proposals to amend the Code relating solely to names of organism treated as fungi 」(菌類として扱われてきた生物の命名についての本規約の変更提案)が設けられたことであろう。(菌類の命名法について規定するF章が設けられたことも重要な変更であるが...)

The Kingdom of Fungi (菌類の王国:菌界)

在庫切れ
新しい系統分類群別に配列された美しい菌類写真集!
きのこを含む菌類に興味を持つすべての方にお勧め!

Kingdom_of_fungi_1.jpg  Kingdom_of_fungi_2.jpg  Kingdom_of_fungi_3.jpg
   表紙       根棒状きのこの平行進化     冬虫夏草
Kingdom_of_fungi_4.jpg  Kingdom_of_fungi_5.jpg
  冬虫夏草          菌根菌 
Petersen, Jens H. (2013)
「The Kingdom of Fungi」 (菌類の王国:菌界)

Princeton University Press(米国プリンストン大学出版部)
参考8%税込み 3,450円、送料520円(レターパックプラス)、在庫切れ

英語、22.0x28.1㎝、265ページ、全ページ原色写真、ハードカバー
きのこを含む菌類の素晴らしく美しい写真を、新しい系統分類に基づき配列し、短い解説を付した菌類写真集だ。
著者のJens H. Petersen氏は、デンマークAarhus Universityで20年以上菌類について教える菌学者。しかも写真家。本書の写真の多くは著者撮影。
目次:
・Preface(前書き)
・Introducing fungal life(菌類の一生へご案内)
・Fungal spores(菌類の胞子)
・The perfect imperfects(完璧な不完全世代:有性世代よりも効率的な無性世代)
・Fruiting bodies(子実体)
・The Ascomycota(子嚢菌門)
・The Basidiomycota(担子菌門)
・The Zygomycota and other groups(接合菌門、および他のグループ)
・Fungal ecology(菌類の生態学)
・Fungi in the world(世界の菌類)
・Fungal future(菌類の未来)
・Postscript(あとがき)
・Index(索引)

12月15日(日)のきのこイベント(関西)

(1)京都御苑きのこ会
[観察会]
日時:12月15日(日)、9:30~12:00
集合場所:御苑内・堺町休憩所
[顕微鏡観察会]
日時:同日、13:30~15:00
集合場所:閑院宮邸跡
URL: http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/

(2)大阪市立自然史博物館
菌類学講座「子嚢菌総まくり」
日時:12月15日(日)、13:30~16:30
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
講師:出川洋介氏(筑波大学 准教授 山岳科学センター菅平高原実験所長)
参加費:無料(ただし博物館入館料が必要)
主催:大阪市立自然史博物館、関西菌類談話会

Die Myxomyceten

 いずれの巻も拡大写真の解像力がすばらしい。
 この超高解像度の写真は、佐野たち変形菌好きの間では、ライカのカメラにツアイスのマクロレンズをつけて撮ったに違いないとうわさしあっていた。撮影者がライカやツアイスを生んだドイツの人であること、日本製のカメラとレンズではこれほどの解像度の写真は難しいだろうという勝手な推測からであった。
 著者たちが来日した時、歓迎の一席を設け聞いたところ、これらの写真は日本のミノルタの一眼レフにやはりミノルタの広角レンズをリバース(逆向き)に取り付けて撮影したという返事であった。一同意外に思うと共に、日本のカメラとレンズの優秀さを再認識させられた。

変形菌に興味を持つ方には必携の一冊。著者たちよる自費出版のため入手は簡単ではない。
Die_Myxomyceten_3.jpg
Neubert, Hermann, Wolfgang Nowotny & Karlheinz Baumann (2001)
Die Myxomyceten Deutschlands und des angrenzenden Alpenraumes Band 3
(ドイツとアルプス周辺地域の変形菌図鑑、第3巻、ムラサキホコリ目)

Verlag Karlheinz Baumann, Germany
10%税込20,140円、送料520円(レターパックプラス)、在庫3冊
ドイツ語。17x25cm。391ページ。ハードバック。原色写真、顕微鏡図、走査電顕写真など多数。
ムラサキホコリ目210種・変種を詳細記載する。本シリーズはこの第3巻にて完結した

 微細な変形菌の原色拡大写真の解像力は、日本で撮られた写真しか知らない我々にとって驚きに値する。コマトリカやランプロデルマの青みを帯びた金属光沢に光るペリディウムが見事に原色写真で捉えられている。これらのすばらしい写真だけでもこの図鑑を入手する価値がある。
 変形菌に興味を持つ方には必携の一冊。だが、著者たちよる自費出版のため入手は容易でない。

Die_Myxomyceten_2.jpg
Neubert, Hermann, Wolfgang Nowotny & Karlheinz Baumann (1995)
Die Myxomyceten Deutschlands und des angrenzenden Alpenraumes Band 2
(ドイツとアルプス周辺地域の変形菌図鑑、第2巻、モジホコリ目)

Verlag Karlheinz Baumann, Germany
10%税込20,140円(本体18,306円+税)、送料520円(レターパックプラス)、在庫2冊
ドイツ語。17x25cm。368ページ。原色写真、顕微鏡図、走査電顕写真など多数。

Die_Myxomyceten_1.jpg
Neubert, Hermann, Wolfgang Nowotny & Karlheinz Baumann (1993)
Die Myxomyceten Deutschlands und des angrenzenden Alpenraumes Band 1
(ドイツとアルプス周辺地域の変形菌図鑑、第1巻、ツノホコリ目ほか)

Verlag Karlheinz Baumann, Germany
10%税込20,140円、送料520円(レターパックプラス)、在庫2冊
ドイツ語。17x25cm。344ページ。ハードバック。原色写真、顕微鏡図、走査電顕写真など多数。

他のおすすめ変形菌文献:
・Poulain, Michel, Marianne Meyer & Jean Bozonnet (2011) 「Les Myxomycetes」(変形菌)
・川上新一(解説)、新井文彦・高野丈(写真)(2018/1)「観察から識別まですべてがわかる! 変形菌入門
・増井真那(2017/11)「世界は変形菌でいっぱいだ
・その他の変形菌文献:右欄のカテゴリー「変形菌・ 粘 菌」をクリックしてください。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

Compendium of Soil Fungi Second edition

在庫切れ、お取り寄せ
“不完全菌同定に必携の第2版!”
Compendium_of Soil_Fungi
Domasch, Gams & Anderson. Revised by W. Gams (2007)
「Compendium of Soil Fungi Second edition」
(土壌菌類コンペンディウム、第2版)

IHW-Verlag & Verlagsbuchhandlung, Germany
参考10%税込31,900円(為替レートなどによる変更あり)、送料ゆうパック80サイズ、在庫切れ、お取り寄せ

英語。21x30cm(A4版相当)。671ページ。線画・顕微鏡図378図。ハードカバー。
 不完全菌同定に必携の参考書「土壌菌類コンペンディウム」。出版時の最新のデータに基づいて改訂さた第2版。A4判、671ページの大形本。

不完全菌文献:
●CBS Biodiversity Series 10, 「Atlas of Soil Ascomycetes」(土壌子のう菌図譜)(2012)
Seifert, Keith, Gareth Morgan-Jones, Walter Gams & Bryce Kendrick (2011) 「The Genera of Hyphomycetes」(不完全菌の属)
Domasch, Gams & Anderson. Revised by W. Gams (2007)「Compendium of Soil Fungi Second edition」 (土壌菌類コンペンディウム、第2版)
Barnett, H.L. & Barry B. Hunter (1998)「Illustrated Genera of Imperfect Fungi, 4th edition」(不完全菌の属図譜、第4版)
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1998) 「Microfungi on Miscellaneous substrates , An Idenrification Handbook. New Enlarged Edition」
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1997)「Microfungi on Land Plants, An Idenrification Handbook, New Enlarged Edition」
Ellis, M.B. (初版1971)「Dematiaceous Hyphomycetes」 & Ellis, M.B. (初版1976) More Dematiaceous Hyphomycetes
Seifert, K., B. Kendrick & G. Murase (1983)「A Key to Hyphomycetes on Dung」(糞生の不完全菌の検索)
Subramanian, C.V. & S.P. Wasser (Edit.)(2001)「Soil Microfungi of Israel」(イスラエルの土壌微小菌類)

「特集:発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」遺伝2017年5月号

近年、発酵食品や醸造食品が注目されている。
また、「日本の伝統 発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘密」(中島春紫、2018年1月、ブルーバックス、本体1000円)や「発酵文化人類学」(小倉ヒラク、2017年5月第1刷、19年5月第6刷、木楽舎、本体1600円)など各地の伝統的発酵食品や文化について書かれた本も版を重ねている。また「発酵検定公式テキスト」(日本発酵文化協会監修、2018年7月、実業之日本社、本体1500円)は発酵や発酵食品について網羅的に解説している。

今回、伝統ある生物科学雑誌「遺伝」の発酵や醸造についての特集号を紹介します。
ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
遺伝2017_5発酵醸造食品
「特集:発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」遺伝2017年5号
10%税込1,710円(定価の3%引き)、送料サービス、納期:1週間

概要:
表紙写真:麹菌、酵母、乳酸菌(バクテリア)
特集I:「発酵・醸造食品における多様な微生物の働き」
総論:発酵・醸造で活躍する微生物の世界ー日本の伝統的発酵・醸造に用いられる麹菌の姿と可能性(丸山潤一:東京大学)
1:お酒を造る酵母ーゲノムから解き明かす醸造特製の秘密(渡辺大輔・高木博史:奈良先端科学技術大学院大学)
2:日本の伝統的発酵調味料「醤油を作る微生物」-醤油のうま味をつくる麹菌の酵素(伊藤孝太郎:キッコーマン)
3:漬物における乳酸菌の働きー乳酸菌叢の形成とその機能(小野浩:東海漬物、善藤威史:九州大学)
4:ヨーグルトと乳酸菌ー神話の時代から続く発酵食品を科学する(北條研一、堀内啓史:明治)
5:細菌を使ってうま味をつくる「アミノ酸発酵」ーアミノ酸発酵の最前線(野中源、原吉彦(味の素)

特集以外の興味を引く記事:
「世界を変えた次世代シークエンサー技術」 
次世代シークエンサーの出現により、大量の塩基配列を短時間で読み取ることが可能になった。例えば、30億塩基対のヒトゲノムを数日間から数時間で解読することが可能になった。
本記事は生命科学に革命をもたらした次世代シークエンサーの応用と可能性を全6回にわたり解説するシリーズの第一回。

「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号

最近の研究により、菌類が森林生態系に非常に大きな役割を果たしていることが判ってきた。
本紙の特集で菌類がどんな役割を果たしているのかを知ってみよう!
ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
遺伝2018年9月号
「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号
10%税込み1,710円(定価の3%引き)、送料サービス、納期:1週間

伝統ある生物科学雑誌、「遺伝」が “きのこの特集”を行った。
概要:
「森の日陰者として日常めだたたない菌類(キノコ)の存在だが、最近の分子系統により、植物の共生者として、陸上の森林生態系をつくりあげてきた本当の菌類の姿が浮かび上がってきた。絶滅危惧植物の生育を助ける菌類、ラン科植物の生きる姿から見えてくる菌類の森での働きなど、最新の研究を通して真の菌類の姿に迫る。また、マツタケ栽培やキノコ毒の最新研究事情も紹介する」

次の巻頭グラビアと総論、および5論文がからなる。
なかでも番号1 の奈良一秀先生(東京大学)の論文 「森を育むキノコのちから」 は、一読の価値がある(総論を書かれたF先生談)

巻頭グラビア:キノコの世界(吹春俊光;千葉中央博物館)
特集I:「キノコをとおして地球の未来を考える」
総論:キノコの不思議の世界((吹春俊光;千葉中央博物館)
1:森を育むキノコのちからー菌根共生の驚くべき事実(奈良一秀:東京大学)
2:絶滅危惧樹木を支えるキノコの発見-共進化した菌根菌が保全の鍵⁉(奈良一秀・村田政穂:東京大学)
3:キンランの移植はなぜ難しいのかーラン科植物がつくる独自の菌根(大和政秀:千葉大学)
4:キノコ毒ー私たちは生物を食べているということを忘れないでください(橋本貴美子:東京農業大学)
5:マツタケ人工栽培の最前線ー無菌条件での感染苗作出とシロの形成には成功(山中高史:森林総合研究所)

「特集:光合成を捨てた植物の新戦略」遺伝2016年7月号

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
今回紹介の「遺伝2016年7月号」は、「光合成を捨てた植物の新戦略ー分子メカニズムからの解明」と題して栄養を他の生物に依存する“従属栄養植物の生態”を特集する。

遺伝2016年7月号光合成を捨てた植物
「特集:光合成を捨てた植物の新戦略」 遺伝2016年7月号
10%税込み1,710円(定価の3%引き)送料サービス、納期:1週間

前回は、きのこ特集号を紹介したが、今回は、菌類も深く関係する「光合成を捨てた植物(=従属栄養植物)特集号」を紹介する。

従属栄養植物には、
(1)菌根菌にリンや窒素分などに加え、炭素化合物をも依存する菌従属栄養植物
(2)他の植物に栄養を依存する寄生植物
(3)昆虫や他の生物に栄養、特に窒素分を依存する食虫植物
などがあるそうだ。
依存の程度も、部分的から完全な依存までさまざまだ。

特集では、これら従属栄養植物をテーマに
(1)「総論、従属栄養植物のさまざまな生き方」(西谷和彦;東北大学)
(2)「腐生植物の多様性と形態進化」(塚谷裕一;東京大学)
(3)「食虫植物の適応進化ー小動物からの栄養で貧栄養地で生育」(長谷部光泰;基礎生物研究所)
(4)「寄生植物と真菌エンドファイトの共生関係と進化」(横山潤、池田秀子、工藤幸太;山形大学)
(5)「茎寄生植物ネナシカズラの寄生戦略」(加賀悠樹ほか;東北大学)
(6)「根寄生植物の寄生メカニズムーゲノム解読とモデル実験系の確立で農業被害の撲滅に道」(若竹崇雅;東京大学、吉田聡子;奈良先端科学技術大学院大学、白須賢;理化学研究所)
の6報文を載せる。

菌類に関心のある方には、太線で示した(1)、(2)、(4)の3報文が興味深い。
中でも(2)「腐生植物の多様性と形態進化」が面白い!

共生菌に栄養のすべてを依存する結果、葉緑体を失った菌従属栄養植物(=腐生植物)は、葉を作らないですむため形態進化の自由度も高くなるそうだ。

萼片、花弁、おしべなど花の器官は、葉の変形した器官のため、葉の形成の必要がなくなる結果、花の形態変化の自由度が増し、腐生植物には奇妙な花をつけるものが多くなったそうだ(例:タヌキノショクダイ)。

また、腐生植物は、生活史の大半を地中で過ごし、地上に出てくるのは開花・結実のわずかな期間だけで、加えて(オニノヤガラやツチアケビのような例外もあるが)その地上の植物体も多くは指先大から手のひら大の小ささで、さらには発生場所が薄暗い森の中なので、なかなか見つけることができない。

そのため、フロラがほぼ解明された一般的な植物の中にあって、こと腐生植物に限っては、まだまだ新種が発見される。

菌類好きのみなさんも、きのこを探すと同時に腐生植物も探してみたらどうだろうか?
新種を発見する幸運な方もきっといるに違いない。

なお、菌従属栄養植物(=腐生植物)についてより深く知りたい方には次もお勧めだ!
(無料で閲覧・ダウンロード可能)
「植物科学の最前線(BSJ-Review vol.5); 光合成をやめた植物ー菌従属栄養植物のたどった進化の道のり」 (2014年8月)、 (日本植物学会第77回大会シンポジウム)
目次URL: http://bsj.or.jp/jpn/members/information/614.php 
本文URL: http://bsj.or.jp/jpn/general/bsj-review/BSJ-Review5C.pdf

佐野書店紹介の本格的な世界の寄生植物図鑑:
Henning S. Heide-Jørgensen (2008) 「Parasitic Flowering Plants」 (寄生顕花植物)
URL: http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1338.html

イベリア半島のラブルベニア

昆虫、なかでも甲虫の触覚や体節の表面に付いて生きているラブルベニアと呼ばれる長さ1㎜かそれ以下の微小な子嚢菌の仲間がいます。顕微鏡で見ると菌体を構成している細胞が数えられるほどわずかで、基脚部と呼ばれる体表にくっつく部分が特徴的です。世界には約2千種ほど知られているそうです。
 虫を捕まえ、実体顕微鏡で体表を丹念に探すと見つかります。このラブルベニアを知るのも楽しいと思いますので、文献をご案内しましょう。
なお、ラブルベニアをもう少し知りたい方には、神奈川県立生命の星・地球博物館発行の「自然科学のとびら第9巻第1号」2009に出川先生が書かれた解説を見ることをお勧めします。
http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/9-1/degawa.html

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
1,
FloraMycologicaIbericaVol_4_Laboulbenialws, 1
Flora Mycologica Iberica Vol. 4.
Santamaria, Sergio (1998)
「 Laboulbeniales, I. Laboulbenia」
(イベリア半島の菌類フロラ第4巻、ラブルベニア目その1、ラブルベニア属)

Real Jardin Botanico Madrid / J. Cramer
10%税込11,210円、送料370円(レターパック) 納期1週間(在庫2冊
スペイン語/英語完全併記。19.527.6cm。186ページ。本文中に線画多数。ペーパーバック。
イベリア半島に産するラブルベニア目を網羅記載する全3冊のうちの第1冊目。ラブルベニア属63種と2疑問種を見事な線画を付け詳細に記載する。

2.
FloraMycologicaIbericaVol_5_Laboulbenialws, 2
Flora Mycologica Iberica Vol. 5
Santamaria, Sergio (2003)
「 Laboulbeniales, II Acompsomyces-Ilyomyces」
(イベリア半島の菌類フロラ第5巻、ラブルベニア目その2、アコムプソミケス属-イリョミケス属)

Real Jardin Botanico Madrid / J. Cramer
10%税込14,570円、送料370円(レターパック)、納期1週間(在庫1冊
スペイン語/英語完全併記。19.527.6cm。344ページ。本文中に線画多数。ペーパーバック。
イベリア半島に産するラブルベニア目を網羅記載する全3冊のうちの第2冊目。アルファベット順でアコムプソミケス属-イリョミケス属までのラブルベニア40属106種を見事な線画を付け詳細に記載する。
 
Flora Mycologica Iberica (イベリア半島の菌類フロラ)の既刊は次の通りです:
Flora Mycologica Iberica Vol. 1. Aphyllophorales resupinatae non poroides, I. Acanthobasidium-Cystostereum
Flora Mycologica Iberica Vol. 2 Myxomycetes, I.
Flora Mycologica Iberica Vol. 3. Gasteromycetes, I. Lycoperdales, Nidulariales, Phallales, Sclerodermatales, Tulostomatales
Flora Mycologica Iberica Vol. 4. Laboulbeniales, I. Laboulbenia
Flora Mycologica Iberica Vol. 5 Laboulbeniales, II Acompsomyces-Ilyomyces.
Flora Mycologica Iberica Vol. 6 Dictyosporic Dothideales.

The non-stipitate steroid fungi

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
MycologicalMemoirs14.jpg
Chamuris, George P. (1988) 
「The non-stipitate steroid fungi in the northeastern United States and adjacent Canada」
(米国北東部および隣接カナダの無柄のウロコタケ型の菌類)

Mycological Memoir No. 14.
10%税込み 8,060円、送料180円、納期1週間(在庫2冊
英語。15.0x23.4cm。247ページ。本文中に顕微鏡図、白黒外形写真、分布図。ハードカバー。
カナダ側を含む北米北東部の無柄のウロコタケ型の菌類を、検索表、白黒外形写真、顕微鏡図、分布図を付け詳細に記載する。本書は、Ryvarden先生の著書「Stereoid fungi of America」 (アメリカのウロコタケ型の菌類) Synopsis Fungorum 28にも参考文献としてあげられている。

Identifying Moulds: A Practical Guide

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
在庫1冊!
アマチュアにも使えるやさしく書かれたカビ同定の実践的参考書
Identifying_Moulds.jpg
Petrini, Liliane E. & Orlando Petrini (2013)
「Identifying Moulds: A Practical Guide」
(カビを見分ける:実践ガイド)

10%税込み6,890円、送料180円(スマートレター)、納期1週間(在庫1冊
英語、14.3x22.6㎝、7+191ページ、顕微鏡写真・図多数、ソフトカバー
もっとも一般的で重要なカビの属の同定方法を検索表形式で順を追って説明する。同じ著者たちのドイツ語で書かれた「Schmmelpilze Und dren Bestimmun」をもとに新知見を取り入れ本書が出版された。
目次:
I. INTRODUCTION
II. FUNDAMENTALS OF MYCOLOGY (菌類学の基礎)
III. TAXONOMY (分類)
IV. THE IDENTIFICATION OF MOULDS(カビの同定)
V. WORKING INSTRUCTIONS FOR THE IDENTIFICATION OF MOULDS IN PURE CULTURE
VI. CULTURE AND MOUNTING MEDIA (培養液とマウント液)
VII. MORPHOLOGICAL CHARACTERS (形態形質)
VIII. IDENTIFICATION KEYS (同定検索キー)
1. Identification of moulds sporulating in pure culture
2. Identification of moulds: decision tree
3. Main key
3.1 Zygomycota (Mucorales, Mortierellales, Zoopagales)
3.2 Ascomycota
3.3 Anamorphic Ascomycota and Basidiomycota
3.3.1 Coelomycetes
3.3.2 Hyphomycetes
IX. COMMON MOULD GENERA
X. GLOSSARY (用語解説)
XI. ECOLOGY AND PHYSIOLOGY OF FUNGI(菌類の生態学と生理学)
XII. MOULDS AND HEALTH (カビと健康)
XIII. REFERENCES(参考文献)
XIV. INDEX(索引)

北米、カワムラジンガサタケ属

ご注文は、「ご注文メールフォーム」からお願いします。
Phaeocollybia_of_Pacific_Northwest.jpg
Norvell, Lorelei L. & Ronald L. Exeter (2009)
「Phaeocollybia of Pacific Northwest North America」
(北米北西部太平洋側のカワムラジンガサタケ属) 

アメリカ内務省国土管理局サレム地域局
10%税込11,940円、送料370円(レターパック)、納期 1週間(在庫2冊)
英語。21.6x29.9cm。227ページ。微分干渉顕微鏡写真、顕微鏡図、原色標本写真多数。ペーパーバック。

カワムラジンガサタケ属Phaeocollybia
 カワムラジンガサタケ属Phaeocollybiaをご存知だろうか。今関六也・本郷次雄(1987)原色日本新菌類図鑑(保育社)では、フウセンタケ科に属すが被膜を欠き、モリノカレバタケ型子実体、通常いちじるしい偽根を有し、胞子はいぼ状~点状の突起におおわれ、胞子盤を欠くという特徴を持つ、とある。なかでも非常に長い偽根が特徴となっている。同書には、日本には2種が知られ、さらに2・3種は産すると思われる、とある。池田良幸(2005)北陸のきのこ図鑑(橋本確文堂)にはカワムラジンガサタケP. cf lugubris(P. festivaは傘表面がゼラチン化しないが本種は傘表面がゼラチン化するので学名変更)と、未記載種タカネナメニセムクエタケ(仮称)の2種を載せる。このように日本ではカワムラジンガサタケ属はほとんど知られていない。
本書の内容
 米国の北西部太平洋側、カリフォルニア州、アイダホ州、ワシントン州、オレゴン州、さらにカナダのブリティッシュコロンビア州などの諸州に分布するカワムラジンガサタケ属25種を、検索表、原色生態写真、胞子や組織の微分干渉顕微鏡写真などを付け詳細に解説する。既知の全種のリストと分布、成長と生態、近縁属との関係、種内の無根の系統樹、主要な分類形質の解説など、最新の情報を網羅する。
日本のカワムラジンガサタケ属はもっと多い
本書によればカワムラジンガサタケ属Phaeocollybiaはアフリカ大陸を除く世界に79種(疑問種1種含む)が知られ、インドを含むアジアでは9種産することが知られている。日本には前述のように2・3種しか見つかっていない。探せばもっとたくさんの種が見つかるのではなかろうか。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード