Rhizoctonia-forming fungi, A taxonomic guide

以前紹介したことがあるようですが、記録が残っていないので改めて紹介します。
Rhizoctonia-forming_fungi.jpg
Roberts, Peter (1999)
「Rhizoctonia-forming fungi, A taxonomic guide」
(ライゾクトニア形成菌類:分類ガイド)

8%税込み9,320円、送料180円、納期1週間(在庫1冊
英語、15.5x24.5㎝、8+239ページ、顕微鏡図多数、ソフトカバー

前書きによると、広範な植物に病害をもたらす不完全菌類の Rhizoctonia形成菌類は、Rhizoctonia solani など、いくつかの重要な植物病原菌類を含むが、多くはラン科植物の根に共生する菌根菌類だそうだ。
本書執筆時点までに1万を数える論文が発表されたが、そのほとんどは植物病原菌類 R. solani についてのものであり、他のライゾクトニア形成菌類についての論文は少なく、ましてその完全世代についての論文はさらに少ないそうだ。
本書は、既知の全ライゾクトニア形成菌類の完全世代を、目への検索表、目から属への検索表および種の詳細な記載などにより分類学的に解説する。
なお、本書によれば、完全世代は異担子菌類で、Ceratobasidiales、 Exidiales、 Platygloeales、Tulasnellales の4目に属するそうだ。

北欧の菌類

在庫切れでした「第1巻、アカヤマタケ属、改訂第2版」が再版され、入荷しました。
北欧のきのこを属ごとに網羅的に解説しようとする、意欲的な専門図鑑シリーズ。
デンマーク菌学会が出版する。これまでに第5巻まで出版された。すべて英語で書かれる。


The_genus_Mmycena_sl.jpg
  表紙
The_genus_Mmycena_sl2.jpg The_genus_Mmycena_sl3.jpg 
左:クヌギタケ属と混同しやすい他の属との比較解説、右:検索表  
The_genus_Mmycena_sl4.jpg The_genus_Mmycena_sl5.jpg The_genus_Mmycena_sl6.jpg
新種 M. pasvikensis、新種 M. mucoroides、既知種 M. niveipes
Fungi of Northern Europe Vol. 5
Aronsen, Arne & Thomas Læssøe (2016/8)
「The genus Mycena s.l」 (北欧の菌類第5巻、広義のクヌギタケ属)

価格:8%税込み10,690円、送料510円(レターパック)、納期1週間(現在の在庫4冊
英語、17.0x23.5㎝、373ページ、原色写真・顕微鏡図多数、ハードカバー
北欧に産する広義のクヌギタケ属113種を、検索表、記載、原色写真、顕微鏡図などにより詳細に解説する。
本書で2新種が発表された。

The_genus_Tricholoma_Fugi_of_N_Europr_4.jpg
Fungi of Northern Europe Vol. 4
Christensen, Morten & Jacob Heilmann (2013)
「The genus Tricholoma」 (キシメジ属、北欧の菌類第4巻)

8%税込価格9,360円、送料360円(レターパック)、納期1週間(在庫2冊
英語、17.1x23.0cm、228ページ、原色生態写真多数、分布図、胞子の線画多数、ハードカバー
本書は、著者たちの全ヨーロッパを対象にした20年以上にわたるフィールドワークと博物館保管標本の検討結果の総まとめ。形態形質に加え、分子系統情報も加え、ヨーロッパ産キシメジ属分類の底本とすべく出版された。本書により、1種の新組合せと、15種の新しいタイプ標本(neotype, epitypeなど)が提案された。
キシメジ属に関心のある方には必携の書。
マツタケ(Tricoloma matsutake)は、T. caligatum に近い独立種とされ、T. caligatumを含む類似種との区別について詳しく説明さていている。

The_Genus_Hebeloma.jpg
Fungi of Nothern Europe Vol. 3
Vesterholt, Jan (2005)
「The genus Hebeloma」(北欧の菌類第3巻 ワカフサタケ属)

8%税込7,020円、送料360円(レターパック)、納期1週間(在庫2冊)
英語。16.5x23.7cm。146ページ。原色写真多数。顕微鏡図多数。ソフトバック。
北ヨーロッパに産するワカフサタケ属全種、合計47種を、検索表をつけ、美しい原色写真と顕微鏡図つきで詳細解説する。ただHebeloma domardianumは採集例が一度しかなく手書き図である。
ナガエノスギタケ=H. radicosumも載っている。その記載の元になった標本と写真はデンマーク産である。解説には、窒素化合物の存在、たとえばハタネズミ(vole)の巣の中などを好むと書いてある。

the_Genus_Lactariuss.jpg
在庫切れ中
Fungi of Northern Europe Vol. 2
Heilmann-Clausen, J., A. Verbeken & J. Vesterholt (1998)
「The genus Lactarius」 (北欧の菌類第2巻 チチタケ属)


Fungi_of_Nothern_Europe_1_Hygrocybe.jpg
入荷!
Fungi of Northern Europe Vol. 1
Boertmann, D. (2010)
「The Genus Hygrocybe, 2nd revised edition」
(北欧の菌類第1巻、アカヤマタケ属、改訂第2版)

8%税込み9,380円、送料360円、納期1週間(在庫4冊
英語、17.0x2.6cm、200ページ、原色写真多数、ハードカバー
1995年出版の初版以降集まった多くの新知見を反映すべく、この改訂第2版が出版された。
北ヨーロッパに分布するアカヤマタケ属62種を原色写真・顕微鏡図および分布図をつけ詳細に解説する。
検索表・記載文・分布図が新しくされ、さらに原色写真も差替えられた。
本書で1種の新組合せが発表された。また初版で命名法上無効な形で発表された3新組合せが、この改訂第2版で有効な形式で発表された。

Cytology and Plectology of the Hymenomycetes

在庫切れ、取寄せ中。7月下旬入荷?
“基本書中の基本書”
Cytrogy_and_Plectrogy_of_the_Hymenomycetes_revised.jpg
Clémençon, Heinz (2012)
with the assistance of: Valerie Emmett; Ernest E. Emmett
「Cytology and Plectology of the Hymenomycetes, 2nd revised edition」
(菌じん類の細胞学・組織学、改訂第2版)

参考税込価格13,850円、送料360円、納期:在庫切れ、7月下旬入荷?
英語、14x23cm、520ページ、顕微鏡図・顕微鏡写真、その他図版など636図・12表、ペーパーバック
初版から大幅に内容を充実させた第2版。初版に比べ約2割、100ページも増えた。菌組織のミクロの形態や種類、その形成過程などを、代表的分類群と関連付け、豊富な図入りで解説。大形菌類研究に関係する方々必携の書。参考文献リストも充実。
目次:
1 Basic concepts (基礎概念)
2 The Hyphae of the Hymenomycetes (菌じん類の菌糸)
3 The Mycelium and its Organs(菌糸体とその器官)
4 Mitospores of the Hymenomycetes(菌じん類の分生子)
5 Basidia and Basidiospores(担子器と担子胞子)
6 Cystidia, Pseudocystidia and Hyphidia(シスチジア、偽シスチジア、菌子状シスチジア)
7 Pigment Topography (色素の局所解剖学)
8 Bulbils, Sclerotia and Pseudosclerotia (小型菌核、菌核、偽菌核)
9 Basidiomes(担子器果)
10 Carpogenesis(果器形成)
11 Associations of Hymenomycetes with Other Organisms(菌じん類と他の生物との共生)
Bibliography (参考文献)
Subject Index (項目索引)
Taxonomic Index (分類名索引)

Clémençon先生のもう一つのベストセラー:
Clemencon, Heinz (2009)「Methods for Working with Macrofungi」(大型菌類研究法)(絶版)

本書を理解するに必要な英語=日本語の専門用語辞典はこちら
      日本菌学会編(2014)「新菌学用語集」

日本語ではこちらがお勧め: 「図解きのこ鑑別法」 

Fungi of the Hebrides

在庫1冊
Fungi_of_Hebrides.jpg
Dennis, R.W.G. (1986)
「Fungi of the Hebrides」 (ヘブリデス諸島の菌類)

Kew Publishing
8%税込み 6,560円、送料180円、納期1週間(在庫1冊)
英語、15.5x24.4cm、383ページ。ペパーバック。
著者の30年以上にわたるヘブリデス諸島の菌類調査の成果をまとめた同諸島産菌類リスト。担子菌、子のう菌、卵菌、変形菌、不完全菌など合計2905種におよぶ。そのうち507種は不完全菌。

The Genus Lentinus

申し訳ありません。ご案内してすぐに在庫切れになりました。
The_Genus_Lentinus.jpg
Pegler, David N.(1983)
「The Genus Lentinus A World Monograph」
(世界のマツオウジ属研究)

参考8%税込み 6,560円、送料180円、納期 1週間(在庫切れ
英語。15.5x23.4cm。281ページ。ソフトバック。線画による外形図・顕微鏡図多数。
今関・本郷(1987)原色日本新菌類図鑑(1)によるとLentinus(マツオウジ属)の解釈には有力ないくつかの解釈があり、その一つが本書で展開されているPeglerの解釈だそうだ。原色日本新菌類図鑑はSingerの解釈をとる。他にCornerの解釈、Redhead & Ginnsの解釈などがある。
 さて、日本でマツオウジという名で呼ばれているきのこには、つばが固着性でずっとあるマツオウジと、つばのないマツオウジの2型が存在することが知られている。
 外国ではどうなっているのだろうか?本書ではつばはどう説明され、描かれているのであろうか?興味深い。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード