Identification of Wood-inhabiting Corticiaceae

“在庫1冊”
Cultural_Studies_and_Identification.jpg
Nakasone, Karen K. (1990)
「Cultural Studies and Identification of Wood-inhabiting Corticiaceae and Selected Hymenomycetes from North America」 
(北米産材上性コウヤクタケ科と精選された菌じん類の培養的研究と同定)
Mycologia Memoirs Vol. 15.

J. Cramer
8%税込み14,300円、送料510円(レターパック)、納期1週間(在庫1冊
英語。14.5x23.4cm。412ページ。84白黒顕微鏡図。ハードカバー。
 北米産のコウヤクタケ科を主とする277種の培養形質を記載する。うち85種は本書で初めて培養形質が記載された。
 培養形質の記載を主とする文献なので培養装置が使える専門家や培養にも挑戦しようとされる熱心なアマチュア向き。野外で採集したコウヤクタケ科をそのままの状態ですぐに同定するにはあまり役立たなそう。そのような用途には、A. Bernicchia & S. P. Gorjón (2010)、「 Fungi Europaei Vol. 12 Corticiaceae s.l 」(ヨーロッパの菌類第12巻 広義のコウヤクタケ科)がよい。しかし、コウヤクタケ科を本格的に知りたい方には本書は必須の文献かと思う。

The Genus Collybia

“絶版書、古書”
The_Genus_Collybia.jpg
“古書”
Halling, Roy E. (1983)
「The Genus Collybia (Agaricales) in the northeast United States and adjacent Canada」
(米国北東部、および隣接するカナダのヤグラタケモドキ属)
Mycologia Memoir No. 8

8%税込み 8,460円、送料180円
状態:新本同様
英語、14.823.3cm、148ページ、顕微鏡図91図、白黒標本写真22、ハードカバー
 本書は、米国北東部と近接のカナダに産するCollybia ヤグラタケモドキ属32種を詳細に記載する。そのうち新種記載は3、新組合せも3.

The Kingdom of Fungi (菌類の王国:菌界)

在庫がなくなりました。
追加で入手する予定ですが、納期・価格は未定です。

“新紹介!”
最新の系統分類群別に配列された美しい菌類写真集!
きのこを含む菌類に興味を持つすべての方にお勧め!

Kingdom_of_fungi_1.jpg  Kingdom_of_fungi_2.jpg  Kingdom_of_fungi_3.jpg
   表紙       根棒状きのこの平行進化     冬虫夏草
Kingdom_of_fungi_4.jpg  Kingdom_of_fungi_5.jpg
  冬虫夏草          菌根菌 
Petersen, Jens H. (2013)
「The Kingdom of Fungi」 (菌類の王国:菌界)

Princeton University Press(米国プリンストン大学出版部)
参考8%税込み 3,630円、送料360円、在庫切れ中(追加入手予定。納期・価格未定)
英語、22.0x28.1㎝、265ページ、全ページ原色写真、ハードカバー
2013年に出版されてすぐに紹介したがったが、ずるずると遅れ、今になってしまった。
きのこを含む菌類の素晴らしく美しい写真を、最新の系統分類に基づき配列し、短い解説を付した菌類写真集だ。
著者のJens H. Petersen氏は、デンマークAarhus Universityで20年以上菌類について教える菌学者。しかも写真家。本書の写真の多くは著者撮影。
目次:
・Preface(前書き)
・Introducing fungal life(菌類の一生へご案内)
・Fungal spores(菌類の胞子)
・The perfect imperfects(完璧な不完全世代:有性世代よりも効率的な無性世代)
・Fruiting bodies(子実体)
・The Ascomycota(子嚢菌門)
・The Basidiomycota(担子菌門)
・The Zygomycota and other groups(接合菌門、および他のグループ)
・Fungal ecology(菌類の生態学)
・Fungi in the world(世界の菌類)
・Fungal future(菌類の未来)
・Postscript(あとがき)
・Index(索引)

Pyrenomycetous Fungi

Wehmeyer, Lewis Edgar (1975)
「The Pyrenomycetous Fungi 」
Mycologia Memoirs Vol. 6

8%税込み 10,200円、送料180円、納期 1週間(在庫3冊
英語。14.8x22.9cm。16+248ページ。ハードカバー。
内容:
Introduction (The Ascomycetes, Origin, Historical, Reproduction).
Classification (Key to Orders and Families of Ascomycetes, General Discussion of the Relationships and Major Characteristics of Ascomycetes).
Protoascomycetes. Endomycetales. Hemiascales. Taphrinales. Carpoascomycetes. Loculoascomycetes. Myriangiales. Dothideales. Pleosporales. Microthyriales. Hysteriales. Euascomycetes. Plectascales. Melanosporales. Xylariales. Allanthosphaeriales. Diaporthales. Erysiphales. Sphaeriales. Hypocreales. Clavicipitales. Laboulbeniales.

カッド岬国立保養海岸のきのこ

Mushrooms_of_Cape_Cod.jpg
Bessette A.R., A.E. Bessette & W.J. Neill (2001)
「Mushrooms of Cape Cod and the National Seashore, hard cver edition」
(カッド岬と国立保養海岸のきのこ、ハードカバー版)

シラキュース大学出版部
8%税込み 5,310円、送料180円、納期 1週間(在庫2冊
英語。14.5x25cm。12+174ページ。原色写真150以上。
 カッド岬は米国マサチューセッツ州南東部、大西洋に面した長さ100km最大幅32kmの鉤状をした半島で、特異な海岸植生が織りなす豊かな自然が残っている。この自然を守るため1961年、時のケネディ大統領によって国立保養海岸に指定された。
 本書はこの特異な植生と菌根を形成するなどして緊密に生態系を構成している大型菌類を、岬を訪れる初心者向けに多くの原色写真を使い丁寧に解説したフィールドガイドだ。載せられたキノコは150種弱と多くないが、担子菌から子のう菌までコンパクトに網羅している。Lactarius7種、Russula12種、Boletus11種、Tricholoma13種など菌根菌が多い。本書でBoletus billieaeが新種記載された。著者の一人A.E. Bessetteはシラキュース大学教授。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

多孔菌類の属の研究

Genera_of_Polypores.jpg
Ryvarden, L. (1991)
Genera of Polypores Nomenclature and Taxonomy
(多孔菌類の属、命名法的・分類学的研究)
Synopsis Fungorum 5

8%税込価格 9,940円、送料360円、納期1週間(在庫2冊
英語。363ページ。分布図など11図。ペーパーバック。
 本書でリバルデン先生は1753年以来、この多孔菌の仲間に付けられた333の属名を再検討し、132属に整理した。132属への検索表付き。それぞれ属のタイプ標本の検討結果が詳細に記述されている。

Synopsis Fungorumシリーズを含むFungiFlora社出版物(佐野書店原則在庫):
http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1007.html

Novel Techniques and Ideas in Mycology

在庫2冊
Novel_Techiniques_and_Ideas_in_Mycology.jpg
Sridhar, K.R., Barlocher, F. & Hyde, K.D. (eds.) (2008)
Novel Techniques and Ideas in Mycology. (菌類学における新手法とアイデア)
Fungal Diversity Research Series 20

Fungal Diversity Press
8%税込み 7,220円、送料180円、納期 1週間(在庫2冊
英語、17.7x25.1cm、8+373ページ、ペーパバック
表題に関連する15論文を所収。著者はインド、カナダ、スペイン、ドイツ、米国、ポルトガルなどの研究者。
論文タイトルは次の通り(著者名略)。
1. Linking fungal diversity to the functioning of freshwater ecosystems.
 (菌類多様性を清水生態系の機能と関連付ける)
2. The role of fungi in the decomposition of emergent wetland plants.
  (挺水植物の分解に菌類の果たす役割)
3. Exploring the fungal genome: Going beyond the budding yeast Saccharomyces cerevisiae.
  (菌類のゲノムを探求する:出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeの向こうに)
4. Prospects of fungi in nanotechnology.
5. Biosynthesis of nanoparticles by Fusarium oxysporum.
6. Functional diversity fungi and its importance in bioremediation.
7. Fungal responses to organic pollutants.
8. Fungal responses to heavy metals.
9. Simple techniques for studying angiosperm nectar ecology and microbiology.
10. Fungal biomass and growth.
11. Procedures for the identification of Ingoldian fungi.
12. Unconventional techniques to explore fungal diversity for industrial enzyme technology.
13. Electron beam irradiation - An emerging technology for fungal decontamination of food and agricultural commodities.
14. Interactions between fungi and stream invertabrates: back to the future.
15. Biochemical analysis of fungi using matrix-assisted laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry (MALDI-TOF-MS)

Fungal Diversity Research Series 既刊

Vol. 11 Conocybe Tayod - Pholiotina Fayod

Fungi_Europaei11.jpg
Fungj Europaei Vol. 11
Hausknecht, Anton (2009)
「Conocybe Tayod - Pholiotina Fayod」 
(ヨーロッパの菌類第11巻、コガサタケ属・ツチイチメガサ属)
 
Edizioni Candusso
8%税込み16,090円、送料650円(ただし東北950円、北海道・沖縄1250円)、
納期1週間(在庫2冊
英語。英語にプラスして一部ドイツ語・イタリア語の部分あり。18.0x24.6cm。968ページ。46手書き原色図版ページ。403原色写真、150顕微鏡図。ハードカバー。
 ヨーロッパ博物学の伝統を感じさせるすばらしい大冊の専門図鑑。ヨーロッパに分布するConocybeコガサタケ属101分類群とPholiotinaツチイチメガサ属26分類群を顕微鏡図、原色写真、手書き原色図のほか、検索表、分布図をつけ詳細に解説する。著者はオーストリア、ウイーンの人。この地味なきのこ研究のきっかけは1979年、ウイーン大学で菌学講座を持たれていたシンガー先生のアドバイスだそうだ。1988年には最初の論文を書き、その後次々と論文を発表し、2006年と2007年にはKrisai-Greilhuber氏と共著で世界のコガサタケ属とツチイチメガサ属の論文を出すまでになった。
 本書の原文はドイツ語で書かれ、Krisai-Greilhuber氏が英語に訳されたようだ。文字による記載の部は、ヨーロッパの菌類シリーズの他の巻と同様、多数の標本の検討結果に基づく著者自身の記載文に加え、ラテン語の原記載を載せる。403に達する原色写真は、生態写真に加え、灰色バックの標本写真もある。加えて手書き原色図版もあり、至れり尽くせりの内容になっている。ともすれば無視されてしまうほどに地味で、しかも同定の難しい分類群を扱った本書に、序文を書かれたRoy Watling先生は、「what is truly a monograph.(これぞ真のモノグラフだ!)」と賞賛の言葉を贈っている。
本書で1新亜節、7新種、4変種が提案がされた。

Truffles from China  (中国のトリュフ類)

入荷!
地下生菌に興味を持つ方には必携の図鑑。
Chinese_truffles.jpg
Liu Peigui (主編) (2016/8)
「Truffles from China (中国的块菌(松露))」(中国のトリュフ類)

科学出版社、中国、北京
8%税込み2,700円、送料180円、納期1週間(在庫
中国語、17.6x10.4㎝、130ページ、顕微鏡写真、原色写真多数、ソフトカバー
中国に産する地下生菌5科18属97種(変種等含む)を原色写真・顕微鏡図を使い詳細に解説するポケットサイズの図鑑。
そのうち、担子菌は9属25種、子嚢菌は9属72種。
冒頭に、中国語の未記載のTuber セイヨウショウロ属9種を含む全種の検索表が付く。

Tuber セイヨウショウロ属は62種を解説する。うち9種は中国名だけで学名のない未記載種として載せる。ただし未記載種であっても標本写真・顕微鏡図・写真は、他の学名つき種よりも詳しいほど。
主編者のLiu Peigui 先生をはじめ、10人の編集委員全員が昆明植物研究所に所属。

The non-stipitate steroid fungi

在庫切れ
MycologicalMemoirs14.jpg
Chamuris, George P. (1988) 
「The non-stipitate steroid fungi in the northeastern United States and adjacent Canada」
(米国北東部および隣接カナダの無柄のウロコタケ型の菌類)

Mycological Memoir No. 14.
参考8%税込み 7,250円、送料180円、在庫切れ
英語。15.0x23.4cm。247ページ。本文中に顕微鏡図、白黒外形写真、分布図。ハードカバー。
 カナダ側を含む北米北東部の無柄のウロコタケ型の菌類を、検索表、白黒外形写真、顕微鏡図、分布図を付け詳細に記載する。Ryvarden先生の著書「Stereoid fungi of America」 (アメリカのウロコタケ型の菌類) Synopsis Fungorum 28にも参考文献としてあげる。

Vol. 13 Strophariaceae s. l.

ご注文は右側の「ご注文メールフォーム」からお願いします。
「スイス菌類図鑑」の次に揃えたいのは、「Fungi Europaei」(ヨーロッパの菌類)のシリーズだ。
このヨーロッパの菌類シリーズは、分類群別に現在第13巻まで出版されている。
特徴はまずなんと言ってもすばらしい生態写真や原色図、たくさんの顕微鏡図、さらに詳細な記載だ。もちろん種までの検索表もある。新種として発表されたときのラテン語記載文も載せる。
世界の読者を対象にしているので、イタリア語と英語の二ヶ国語併記(ページ数が膨大な場合は検索表など一部だけ二ヶ国語併記)となっていることも親切だ。

Fungi_Europaei_13.jpg
Fungi Europaei Vol. 13
Noordeloos, M.E. (2011)
Strophariaceae s. l. (広義のモエギタケ科)

8%税込 14,050円、送料650円(ただし東北950円、北海道・沖縄1250円)
納期1週間(在庫2冊
英語/イタリア語完全併記、17.7x24.7cm、648ページ、うち原色生態写真・原色顕微鏡写真188ページ、ハードカバー
 本書は、イタリア語と英語の完全併記で広く世界の読者を対象とする。取り上げる属は、Stropharia、Leratiomyces、Hemistropharia、Hyphloma、Deconia、Psilocybe、Pholiota、Flammula、Hemipholiota、Hypholiota、Kuehneromyces、Meottomyces、Phaeonematolomaの12属。内容は大きく第1部総論、第2部分類の二つからなる。
 第1部総論では、モエギタケ科の分類史を概説し、最近の遺伝子分析によって分かった新事実を"The impact of molecular phylogenies”(分子系統学の衝撃)と題し解説する。さらに著者が採用する現実的な分類法を“A practical approch in this monograph”と題し説明する。また、半地下生、地下生のモエギタケ科や、食用やドラッグとしてのモエギタケ科についても触れる。第2部分類では、12属113種を検索表、原色生態写真・原色顕微鏡写真をつけ詳述する。

既刊 (CATEGORIES 「Fungi Europaei」 をクリックしてもご覧いただけます。
「Vol. 12 Corticiaceae s.l 」 (第12巻 コウヤクタケ科)
「Vol. 11 Conocybe Tayod - Pholiotina Fayod」 (第11巻、コガサタケ属・ツチイチメガサ属) 
「Vol. 10 Polyporaceae s.l.」 (第10巻 広義の多孔菌科)
「Vol. 9 Amanitae. Amanita, Limacella & Torrendia」 (第9巻 テングタケ連)
「Vol. 8 Xerocomus s.l. 」 (第8巻 広義のアワタケ属)
「Vol. 7 Lactarius Pers.」 (第7巻 チチタケ属)
「Vol. 6. Hygrophorus s.l.」 (第6巻 広義のヒグロホルス属)
「Vol. 5 Entoloma s.l.」 (第5巻 広義のイッポンシメジ属正編)
「Vol. 5aEntoloma s.l. Supplemento」 (第5a巻 広義のイッポンシメジ属続編) (続編と正編とを合わせて1組)
「Vol. 4. Lepiota s.l.」 (第4巻 広義のキツネノカラカサ属)
「Vol. 3Tricholoma (Fr.) Staude」 (第3巻 キシメジ属)
「Vol. 2 Boletus s.l. (excl. Xerocomus)」 (第2巻 広義のイグチ類) 
「Vol. 1 Agaricus L. - Allopsalliota Nauta & Bas.Tribu Agariceae S. Imai Part 1」 (第1巻、ハラタケ連第1部)
「旧版、Vol. 1 Agaricus s.l.」 (旧版第1巻 広義のハラタケ属) (旧版ですが購入の価値あり)

キンカクキン科

Memoirs_of_The_NYBG_22_1_ScLerotiniaceaeII.jpg
Dumont, K.P. (1971)
Sclerotineaceae II Lambertella 
(キンカクキン科その2 チャイロミキンカクキン属)

Memoirs of The New York Botanical Garden Vol. 22.
8%税込4,110円、送料180円、納期1週間(在庫2冊
英語、17.5x25.4cm、177ページ、本文中に、顕微鏡図・写真103、ペーパーバック
 Sclerotineaceaeキンカクキン科のうちLambertellaチャイロミキンカクキン属29種を顕微鏡図・写真を付け詳細に記載する。29種のうち新種記載は27種、新組合せは4種に達する。Dictionary of the Fungi 10th edition (2008)は参考文献として挙げる。
備考:和名は勝本謙(2010)「日本産菌類集覧」による

地下生菌識別図鑑

日本初の地下生菌図鑑!
きのこに関心のある方には必携の図鑑!
地下生菌識別図鑑
佐々木廣海・木下晃彦・奈良一秀(2016年5月)
「地下生菌識別図鑑」
、誠文堂新光社
定価8%税込2,160円送料サービス、納期:1週間(在庫)
A5、143ページ、全ページ原色写真・原色図、ペーパーバック、カバー付き
約100種を紹介する日本初となる地下生菌図鑑。まだまだ研究途上にある日本産地下生菌の最初の第一歩となる有意義な図鑑。

種の名前も学名と和名がきちんとセットになっているものもあれば、和名が学名のラテン語読みそのままに書かれているものもある。一方、学名欄がRhizopogon sp. など、sp. となっているのに和名がついているもの、さらには学名欄がRhizopogon sp. となっているのにわざわざ「新称」と断って和名がついているもの(いずれ著者らが命名規約にのっとった新種発表をする?でも今仮称かな?)、はては学名がないにもかかわらず和名だけがあるもの、など地下生菌研究が発展途上であることが、種名の表現からも実感できる。

しかし、多くのアマチュアにとって文献も少なく手探り状態を余儀なくされていた地下生菌の名前調べが本書によって大きく前進することは間違いない。その意味で、本書は、地下生菌探索のための大きな第一歩であり、金字塔といえよう。

本書にも書かれているが、地下生菌の分類は、遺伝子分析の進展により刻々と変わっている。すでに違った属になっているものもあるかもしれない。その点は心しておきたい。

余談だが、近々「日本地下生菌研究会」が発足するようだ。日本の地下生菌研究の一層の発展を心から祈りたい。

佐野書店が紹介した地下生菌関連図書(在庫切れもあり)
● 高山栄(2009)「京もきのこ!一期一絵」
   日本で初めてトリュフを発見されたという高山栄さんのエッセー集。きのこの絵が大変美しい。初のトリュフを発見については「世界の三大珍味の一つを発見」(34-37ページ)の章に詳しい。

● Flammer, Rene, Thomas Flammer & Peter Reil (2013) 「Les truffes: Manuel pratique pour l'expertise des espéces de truffes commercialisées」 (トリュフ:市場に出回るトリュフの実践的種の見分け方マニュアル)
  最も新しいトリュフ文献。トリュフ11種、近縁種8種、合計19種を生態写真や断面写真、顕微鏡写真などを使い、詳細に記載し、類似種との見分け方を解説。

 Montecchi,Amer & Mario Sarasini (2000) 「Funghi Ipogei d’Europa」(ヨーロッパの地下生菌
  これぞ地下生菌を知るための必携の基本文献。

地下生菌文献をもっと知りたい方は、右欄のカテゴリー「腹菌地下生菌」をクリック願います。

宮崎のきのこ

宮崎のきのこ表紙 宮崎のきのこ2 宮崎のきのこ3 宮崎のきのこ4
黒木秀一(2015)「宮崎のきのこ」 鉱脈社
8%税込定価2,160円送料サービス、納期1週間(在庫)
B6、247ページ、原色写真多数、ペーパーバック、カバー付
著者黒木秀一氏は、1997年宮崎県総合博物館の植物担当の学芸員に就任されたことをきっかけに菌類の調査・研究を始められ、米国テキサス州と日本に分布するキリノミタケの調査を続けられている。
本書は、18年にわたる氏の調査・研究の成果だ。生態環境別に「人里」、「照葉樹林(里山)」、「照葉樹林(山地)」、「針葉樹林」、「ブナ林」、「海岸部」の6章、さらの氏の得意とする「宮崎のきのこ民俗誌」の1章を設ける。宮崎県産きのこ合計136種を著者の実体験をもとにやさしい語り口で解説する。
特に、幻のきのこと称されるキリノミタケには宮崎県産に5ページ、テキサスの原産地調査に5ページ、合計10ページをあてる。日本と米国、はるか離れた隔離分布種だが、DNA分析結果は同一種を示す。
著者の調査によれば、宮崎の照葉樹林には熱帯性の様々なきのこが発生する。きのこ好きの皆様方には、本書を手に取りそのことをぜひ実感していただきたい。20ページを費やす「宮崎のきのこ民俗誌」も大変興味深い。

きのこミュージアム

出版された2014年に朝日新聞の“時代を読むこの3冊”の1冊に選ばれた。(12月28日付)
きのこについて、深く知りたい方にお勧め!
きのこミュージアム
根田仁(2014)
「きのこミュージアム、森と菌との関係から文化史・食毒まで」
 八坂書房
8%税込み定価1,944円送料サービス、納期1週間(在庫)
13x18.8cm、295ページ、本文中に原色写真、白黒写真、図、ペーパーバック、カバー付
「きのこ博物館」が絶版になったのを機に、内容を倍増し「きのこミュージアム」とタイトルを変更して出版。
柔らかいきのこについてはだれよりも詳しい根田先生が、ミュージアムの展示室のように、テーマ別に解説したものだ。
目次:
第1室 摩訶不思議の部屋
     ・松の精気で出来たという、地中のきのこ
     ・光る毒きのこ、ほか多数
第2室 きのこを見て森を知る
     ・ブナ林のきのこ
     ・松林のきのこ
     ・コナラ・クヌギ林のきのこ、ほか多数
第3室 グローバルネームと言葉の世界
     ・きのこの学名物語、万国共通の名前を知ろう!
     ・きのこの和名、ほか多数
第4室 きのこ食堂へようこそ
     ・庶民が広めた、シイタケづくり
     ・古来の味覚、ヒラタケの味、ほか多数
第5室 毒か薬か?食べるな危険!!
     ・キクラゲ、その食毒は木に従う
     ・毒か薬か、コウタケの香り、ほか多数

シロソウメンタケ属モノグラフ

A_Monograph_of_Clavaria_and_Allied_Genera.jpg
Corner, E.J.H. (オリジナル1950、復刻版2005)
A Monograph of Clavaria and Allied Genera
(シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ) 

8%税込価格 25,660円、送料510円、納期 1週間(在庫2冊
(ホウキタケの仲間を知りたい方には必携)
英語。17.0x24.5cm。740ページ+16原色図版。ハードバック。カバー付き。
ホウキタケ類研究に必須であるにもかかわらず、古本でも入手が難しかった本書が復刻された。
本書はコーナー先生が1925年にホウキタケ型きのこの研究を始めてからの20年余りの成果をまとめたモノグラフ。
先生は、顕微鏡的菌糸構造を元に分類するという考え方を元に、ホウキタケ型きのこの既存の分類に大鉈を振るった。属が細かく分けられる一方、多くの種がシノニムとして整理された。その結果、属は27属に分けられ、実物で確認した種180種と文献だけで確認した360種の合計540種がホウキタケ型きのことして認められた。また、「ホウキタケ型きのこは多系統である」との現代にも通じる考えから、属以上の上位分類群はあえて設けられていない。遺伝子分析など便利な手法のない当時にあって、ホウキタケ型きのこの分類を進化の系統をたどる自然分類に可能な限り近づけたいという努力をされたコーナー先生に敬意を表したい。
Supplement_to_A_Monograph_of_Clavaria.jpg
Corner, E.J.H. (オリジナル1970 、復刻版2005)
Supplement to “A Monograph of Clavaria and Allied Genera”
(シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ 続編)

Beihefte Zur Nova Hedwigia Heft 33  
(ホウキタケ型菌に興味を持つ方は必携) 
8%税込参考価格 12,970円、 在庫切れ中(お取寄せ)
英語。16.0x23.5cm。298ページ+白黒図版4。本文内に線画63。ハードバック。カバー付き。
上記1950年発行のモノグラフでは種として認めた540種のうち実物で確認した種は180種にとどまった。その後、研究環境の改善により、多くのタイプ標本を検討することが可能になり、標本もさらに集まったので、これらから得られた新知見を元に、この続編が出版された。本書では科が新たに設けられ、検索表も一新された。

ホウキタケ属文献:
『Les Ramaria Europeennes』 (ヨーロッパのホウキタケ属)
『Intoroduzione allo studio del genera Ramaria in Europa』 Fungi Non Delineati Pars 16 、(ヨーロッパ産ホウキタケ属研究序説, Fungi Non Delineati 第16巻)
『Die Gattung Ramaria in Deutschland』 (ドイツのホウキタケ属)
『Ramaria of the Pacific Northwestern United States』(米国北西部太平洋側のホウキタケ属)
『A Monograph of Clavaria and Allied Genera』 (シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ)
『Supplement to “A Monograph of Clavaria and Allied Genera”』 (シロソウメンタケ属およびその関連属モノグラフ 続編)

「野生のキノコを介しセシウム再飛散か」3月7日朝日新聞

2017年3月7日付け朝日新聞朝刊に 「野生のキノコを介しセシウム再飛散か、福島・浪江で調査 健康影響なし」と題した記事がありました。興味を引いたので記事の冒頭部分を引用します。記事を全部読みたい方は、同新聞37面を参照願います。

ー以下記事冒頭部分引用ー
東京電力福島第一原発の事故で放出されたセシウムの一部が、野生のキノコで濃縮、胞子に蓄えられて大気中に再び飛散している可能性が高いことが、気象庁気象研究所や茨木大、金沢大などの調査でわかった。人体への影響は考えられないほど低いセシウム濃度だが、帰還困難区域の山林でキノコ胞子がセシウムの再拡散に関わっている可能性がある。
ー記事はさらに続くが、引用終わりー

Mycosphaerella 2

ご注文は左下欄の「ご注文メールフォーム」 からお願いいたします。
CBS_Biodiversity_Series_5.jpg
Aptroot, André (2006)
Mycosphaerella and its anamorphs: 2. Conspectus of Mycosphaerella

CBS Biodiversity Series 5
CBS-KNW Fungal Biodiversity Center
8%税込価格 11,440円、送料360円、納期 1週間(在庫1冊
英語。A4。231ページ。ペーパーバック。
Mycosphaerella属およびSphaerella属を全面的に見直すシリーズの第2巻。
シリーズの第1巻、Pedro W. Crous (2003) Mycosphaerella and its anamorphs: 1. Names published in Cercospora and Passalora は次のURLを参照乞う。
http:http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-38.html

The genera of the Parmulariaceae

The_genera_of_the_Pamulariaceae.jpg
CBS Biodiversity Series 8
Carlos Antonio Inácio & Paul F. Cannon (2008)
「The genera of the parmulariaceae」

英語。196ページ。ハードカバー。
8%価格11,030円、送料360円(レターパック) 納期1週間(在庫1冊

佐野書店扱いCBSの出版物一覧は、こちら
カテゴリー:「オランダCBS の出版物」からは詳細がご覧いただけます。

Identification of common Aspergillus

Aspergillus属同定には必携の基本書
Identification_of_Common_Aspergillus_Speciess.jpg
Klich, M.A. (2002)
Identification of common Aspergillus species

Centraalbureau voor Schimmelcultures (CBS)
8%税込み 7,880、送料360円、納期1週間(在庫2冊
本書は、Aspergillus属同定の基本書中の基本書

アオカビ属同定の基本書中の基本書はこちら
Pitt, John I. (2000)
A Laboratory Guide to Common Penicillium Species, 3rd edition
(アオカビ属普通種の研究室ガイド、第3版)

フィンランドの変形菌

ご注文は、「ご注文メールフォーム」 からお願いいたします。
LIMASIENET1.jpg LIMASIENET.jpg
Marja Härkönen & Elina Varis (2012)
「Suomen limasienet (The Myxomycetes of Finland)」(フィンランドの変形菌)

Norrlinia vol. 25
8%税込価格6,680円、送料360円、納期1週間(在庫)
17.5x25.0cm、フィンランド語、英語の要約付、240ページ、原色写真337、ペーパーバック
337にものぼる美しい原色写真とともに、フィンランドに分布する変形菌213種を綱・属・種への検索表をつけ解説する。掲載種ほぼすべての原色写真・図を載せる。原色写真はマチュアやプロの写真家21人が撮影したもの。
2011年に出版されすぐに絶版になったNorrlinia vol. 22 「Limasienet (The Myxomycetes of Finland)」(フィンランドの変形菌) の改定新版。

マレーシア産広義のイグチ目の種の改定

アジアのイグチ類の文献は少ない。本紙はその中の重要な1冊!
入手難しいので、追加入手はありません。
2012年に一度ご案内しました。その時はすぐに在庫切れになり、ご迷惑をおかけしました、
“アジアのイグチを知るには必携の文献”
Revision_of_Malaysian_Species_of_Boletales_sl.jpg
Horak, Egon (2011)
Revision of Malaysian species of Boletales s. l. (Basidiomycota) Describeb by E. J. H. Corner (1972, 1974) (コーナー先生によって1972年・1974年に記載されたマレーシア産広義のイグチ目の種の改定)

Malaysian Forest Records No. 51
8%税込11,240円、送料360円(レターパック)、
納期1週間(在庫6冊、再入荷なし
英語、19.6x26.0cm、4+283ページ、本文中に顕微鏡図127、ハードカバー
(備考:図版は白黒顕微鏡図だけで、原色の生態写真や標本写真・図などはありません)
 シンガポール植物園の園長であったE.J.H. Corner(1906-1996)は、16年間にわたるシンガポール滞在の間、シンガポール・マレーシア、およびその近隣地域の菌類を精力的に調査採集した。1946年英国に戻ったCornerは、収集した標本を元に1972年に「 Boletus in Malaysia」を、1974年には「Boletus and Phylloporus: further notes and descriptions 」を相次いで発表した。
 東南アジアやオセアニアのイグチ類を調査中であったEgon Horak先生は、Cornerの死後、エジンバラ王立植物園に寄贈されたCornerの標本を再検討し、結果を本書として発表した。145種を認め、これら145種を検索表、顕微鏡図をつけ再検討結果と共に202ページにわたり、記載・解説する。
 アジアのイグチの仲間を知るには必携・必読の文献。 

イベリア半島のフウセンタケ属第3巻

FungiNonDelineati_58_59.jpg
Fungi Non Delineati Pars 58-59
Gruppo Ibero-insular de Cortinariologos (GIC) (2011)
「Cortinarius Ibero-insulares -3- 」 (イベリア半島のフウセンタケ属第3巻)

Edizioni Candusso, Alassio, Italy
価格 5,704円+税、送料360円(レターパック)、納期1週間(在庫3冊
スペイン語、17.0x24.0cm、236ページ、うち原色生態写真・原色顕微鏡写真86ページ、本文中に走査電顕写真多数、ペーパバック。
 イベリア半島に産するフウセンタケ属全種を解説しようとする意欲的なシリーズの第3巻。Cortinarius albovariegatus、C. xerophlusなど合計50種を原色生態写真・原色顕微鏡図、さらに本文中には胞子の走査電顕写真等をつけ詳述する。
既刊:
「Cortinarius Ibero-insulares -3- 」 (イベリア半島のフウセンタケ属第3巻)
「Cortinarius Ibero-insulares -2- 」 (イベリア半島のフウセンタケ属第2巻)
「Cortinarius Ibero-insulares -1- 」 (イベリア半島のフウセンタケ属第1巻)

フウセンタケ属の文献全般は、CATEGORIES「菌類(フウセンタケ属)」をダブルクリックするとご覧になれます。

温帯の変形菌ガイド

“1冊の在庫限り。追加入手はできません”
A_Guide_to_Temperate_Myxomycetes.jpg
Nannenga-Bremekamp, N.E.. (1991)
A guide to Temperate Myxomycetes (温帯の変形菌ガイド)

8%税込み11,310円、送料510円、 納期1週間(在庫1冊、追加入手はできません
英語、409ページ。線画多数。ソフトバック。
オランダの変形菌分類学者ナンネンハさんが書かれたオランダ語の著書の英語訳版。
変形菌分類の基本書の一つ。

North American Flora

在庫切れになりました。追加入手はありません。
“入手の難しい、硬いきのこと、スギタケ属・フウセンタケ属の文献2件”
これら分類群に興味がある方にお勧め。追加入手不可能。
「North American Flora」(北米のフロラ)は、全34巻の予定で菌類を含む北米の植物すべてを網羅すべく、ニューヨーク植物園によって1905年に出版が始まった。全34巻の内訳は、第1巻Myxomycetes(変形菌)ほか、第2巻ー第10巻Fungi(菌類)、第11巻ー13巻Algae(藻類)、以降略、であった。しかし、1949年、ランダムに出版された24巻にわたる94部分を出版した段階で中断してしまった。
今回、佐野書店は、以前に、ニューヨーク植物園から入手した菌類関係の2点を、在庫限りで販売します。

North_Amer_Flora_V9_Part1_Poluporaceae.jpg
North American Flora Vol. 9 Part 1,
Murrill, William Alephonso(1907)(Reprint 1961)
「(Agaricales) Polyporaceae (pars)」 (北米のフロラ第9巻第1部、多孔菌科(部分))

参考:5%税込1890円、8%税込1950円、送料:180円、
在庫切れ、追加入手はありません。

North_Amer_Flora_V10_Part5_Agaricaceae.jpg
North American Flora Vol. 10 Part 5
Overholts, L.O. & C. H. Kauffman (1932)
「Hypodendrum, and Corinarius」
(北米のフロラ第10巻第5部、スギタケ属、フウセンタケ属)

参考(:5%税込1890円、8%税込1950円)、送料:5%税込80円、8%税込90円、
在庫切れ、追加入手はありません。
フウセンタケ属については、202種を検索表をつけて解説する。正確に数えてないが、少なくとも1種の新種の発表がある。

ニューヨーク植物園(The New York Botanical Garden)の菌類関係の出版物:
・Memoirs of the New Yor Botanical Garden シリーズ
・Mycological Memoir シリーズ
・Flora Neotropica シリーズ 
    上記シリーズ物は、「ブログ内検索」欄にシリーズ名を入れれば探せます。
・「Mycological Contributions Celebrating the 70th Birthday of Clark T. Rogerson」(未紹介だが少部数在庫、必要な方はお問合せ願います。
2013年10月8日からの訪問者数
プロフィール

佐野書店 佐野悦三

最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
RSSフィード