つくば実験植物園「きのこ展」

平成28年10月1日(土)ー10日(月・祝)まで茨城県つくば市の筑波実験植物園で「きのこ展」が開催されます。
今年のサブテーマは「変形菌」で入口の教育棟では、日本変形菌研究会の会員の皆様のご協力による「変形菌展」が開かれます。
筑波実験植物園URL: http://www.tbg.kahaku.go.jp/
きのこ展URL: http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2016/10kinoko/

佐野書店も出店させていただき、いろんなきのこグッズと、変形菌やきのこの本を販売いたします。また、昨年は売れ切れでご迷惑をおかけしました「きのこクッキー」も販売いたします。

皆様のお越しをお待ちしています。

この秋のきのこイベント(佐野書店が出店):
  つくば実験植物園「きのこ展」:10月1日~10日(月・祝)
  京都府立植物園「第25回きのこ展」:10月29日(土)~ 30日(日)

古書:National Geographic, July 1981

売れました
゛古書”
「National Geographic, July 1981」
売れました
8%税込み12,96円(1,200円+税)、送料170円
National_Geographic1.jpg National_Geographic2.jpg National_Geographic3.jpg
状態:並
130ページから7ページにわたり、「Slime Mold- The Fungus that walks」(変形菌ー歩く菌類)と題する原色写真がいっぱいの記事。

古書:中国森林きのこ

“古書”
L.P.Shao & C.T.Xiang 編著 (1997)
「中国森林蘑菇」(中国森林きのこ)(Forest Mushrooms of China )

東北林業大学出版社、ハルビン
8%税込み13,5000円(本体12,500円+税)、送料650円、(ただし東北950円、北海道・沖縄1,250円)
中国森林1 中国森林2 中国森林3
状態:良、ほぼ新品同様
中国語、3+6+652ページ、うち原色図版126ページ、白黒図版20ページ、ハードカバー、ブックカバー付き
中国の森林に発生する大型菌類221種を原色図をつけ解説する。
なお、本書は東北林業大学の出版援助を受け出版された。

古書:MYXOMYCETES -1-

“古書”
Maurice Chassain (1979)
「MYXOMYCETES -1-」 (変形菌第1巻).

Editions LECHEVALIER SARL, Paris
8%税込み14,040円(本体13,000円+税)、送料650円、(ただし東北950円、北海道・沖縄1,250円)
MYXOMYCETES1_1.jpg MYXOMYCETES1_2.jpg MYXOMYCETES1_3.jpg
MYXOMYCETES1_4.jpg
フランス語、概説18枚(32ページ)+種の画像付き記載16種48枚(96ページ)、その他8枚、合計74枚の綴り紙とバインダー。原色拡大標本写真・走査電顕写真、顕微鏡図多数、バインダー綴りこみ式
著者はフランス菌学会会員。序文をフランス、ナント薬科大学のC. Vermeil教授が書く。
全3巻の予定であったが第2巻・第3巻が出版されたか不明。
稀覯書。元国立科学博物館植物研究部の細胞性粘菌・変形菌がご専門であったH先生も、本書をご存じでなかった。
状態:良、ただし経年変化による色変わりあり。

古書:日本隠花植物図鑑

売れました
“古書”
朝比奈康彦(監修)
「日本隠花植物図鑑」、1939年(昭和14年)、三省堂、初版

売れました
8%税込み8,100円(本体7,500円+税)、送料650円、(ただし東北950円、北海道・沖縄1,250円)
日本隠花植物図鑑1 日本隠花植物図鑑2 日本隠花植物図鑑3 
日本隠花植物図鑑4 日本隠花植物図鑑5
状態:良、ただし経年変化あり、函無、扉と巻末に印あり
本文992ページ、和名索引19ページ、学名索引45ページ、ソフトカバー
執筆者:
  変形菌:江本義数
  藻 類:岡田喜一
  菌 類:小林義雄、今関六也、明日山秀文
  地衣類:朝比奈康彦、佐藤正巳
  苔蘚類:堀川芳雄

「日本産菌類集覧」

追加の50冊も完売し、特価での販売は終了しました。本書が皆様に活用されることを期待しています。(9月4日22時)
なお、まだ入手ご希望の方がおられるようでしたらご遠慮なく、右欄「お問合せメールフォーム」でご連絡ください。
冊数がまとまるようでしたら、出版元の日本菌学会関東支部に三度目のお願いをしたいと思います。

日本産菌類集覧
日本菌学会関東支部創立20周年記念
勝本謙著、勝本謙・安藤勝彦入力編集 (2010)
「日本産菌類集覧」
、日本菌学会関東支部、B5版、1197ページ、

普及版(定価8%税込8,640円)(在庫切れ)特価での販売、終了しました。
(菌学普及を推進したいという日本菌学会関東支部のご意思により実現)

ハードカバーの豪華版はあります(こちらは値引きはありません)
豪華版(函入り、クロス装、ハードカバー):
 価格 8%税込16,200円+送料680円(ただし東北950円、北海道沖縄1250円)
 在庫7冊
 
“カビや植物病原菌に係わる方には必携の文献”
 山口大学名誉教授で「菌学ラテン語」の著者としても知られる故勝本謙先生の力作「日本産菌類集覧」です。
  2008年までに報告された日本産の全菌類3千81属、1万2千種を網羅します。収載する項目は、学名、それが正名か裸名か、報告論文の著者・論文名・雑誌名、基質などのhabitat、産地、標本番号などのほか、和名のあるものは和名とその命名者です。

“きのこに熱心な方にも必携の基本書”
“和名と学名をつなぐ辞書” 
 たとえば“キニガイグチ”という和名のきのこがあります。この和名は、マツタケのように古くからある名前でしょうか?それとも誰かが新しくつけた名前なのでしょうか?また学名はなんというのでしょうか? 

 『新版北陸のきのこ図鑑』 178ページには “811 キニガイグチ(黄苦猪口) Tylopilus balloui (Peck) Singer var. balloui (balloui→献名)”とあります。さらに、末尾には“本種をRubinoboletus属、Gyroporaceae に所属させる説もある”と書かれています。(“本種を・・・”は、新版で追記されました。ハードカバーの元版にはありません)

 『新版北陸のきのこ図鑑』からは、キニガイグチという名は、黄苦猪口という意味であること、学名がTylopilus balloui (Peck) Singer var. balloui であることは分かりました。しかし、和名の由来が分かりません。さらに、本種をRubinoboletus属、Gyroporaceae に所属させる説もある”とはどういうことなのでしょうか?

 そこでこの『菌類集覧』を見てみましょう。巻末の和名索引で“キニガイグチ”を引くと、874ページとあります。874ページを見ると、Rubinoboletus balloui (Peck) Heinem. & Rammmeloo, Bull. Jarden. Bot. Natl. Belg. 53:295, 1983, var balloui {"ballouii"] キニガイグチ(青木 実)とあり、さらに三本線のイコールでTylopilus balloui (Peck) Singer, An. Midl. Naturalist 37:104,1947. (滋賀大学紀要22:67,1972-"ballouii"; 原色新図鑑Ⅱ:38,1989-"ballouii")と書かれています。

 これらの『菌類集覧』記述から、本種は、1947年にSinger先生がTylopilus ballouii(ballouiが正しい)(Peck) Singer として報告し、1983年にHeinem.とRammmelooたちにより、属がTylopilusからRubinoboletusに変更されたことが分かります。また、和名キニガイグチの命名者が『青木図版』で知られる青木実氏であること、1972年に本郷先生によりキニガイグチ、Tylopilus ballouiiとして『滋賀大学紀要』で報告され、さらに1989年には『原色新日本菌類図鑑Ⅱ』にも同名で載せられたことなどもわかります。

 このように、『菌類集覧』では、学名の著者名と出典、和名の命名者および国内の主要文献、さらに学名の変遷まで知ることができます。“和名だけでは明確でないきのこが、本書により、どんなきのこを指すのか明確になる”、本書の価値はそこのあります。ぜひ本書を座右に備えてください。

菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・和書):
『国際藻類・菌類・植物命名規約(メルボルン規約)[日本語版]』
勝本謙著、勝本謙・安藤勝彦入力編集(2010)『日本産菌類集覧』
日本菌学会編(2014)『新菌学用語集』 (本書)
池田良幸(2013)『新版北陸のきのこ図鑑』
池田良幸(著)、橋屋誠・糟谷大河(校閲)(2014)『追補 北陸のきのこ図鑑 付石川県菌蕈集録』
菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・洋書):
『Dictionary of the Fungi, 10th Edition, Hard cover』 (菌類辞典第10版)
『Illustrated Dictionary of Mycology, Second Edition』 (図解菌学辞典第2版)
『Fungal Families of the World』 (世界の菌類の諸科)
『Fungi of Switzerland』 (スイス菌類図鑑)

熱帯菌類学概論

在庫が1冊になりました。
新紹介、2015年出版、出版元、米国植物病理学会ベストセラー!
Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics.jpg
Piepenbring, Meike (2015)
「Introduction to Mycology in the Tropics」 (熱帯菌類学概論)

8%税込み27,920円、送料650円、(ただし東北950円、北海道・沖縄1,250円)、納期1週間(在庫1冊
英語、10+366ページ、原色図、白黒図多数、ハードカバー
出版元の米国植物病理学会の数ある出版物の中でベストセラーの一つ。
最新の知見に基き、多くのカラー写真を用い菌類全般をヴィジュアルに概説する。
著者は、長く熱帯のコスタリカ、パナマ、エクアドルなどで菌類の研究や教育を行ってきた。現在、ドイツ、フランクフルトにあるゲーテ大学フランクフルト・アム・マインの教授。

目次:
1 Introduction to Mycology (菌類学概論)
2 Introduction to the Fungi and Fungus-Like Organisms (菌類および菌類様生物概論)
   Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics2.jpg
    第2章の最初のページ。図は生物系統樹上の菌類の位置を示す。
3 Kindom Fungi, the True Fungi (菌界、真菌)
4 Basidiomycota (担子菌門)
   Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics3.jpg Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics4.jpg
   写真左:第4章担子菌門は、本書の中で最も多い112ページを使って解説する。図は担子菌門の単純化した3亜門の系統関係を示す。
   写真右:コラム、ボックス2「社会性昆虫と共生する菌類」と題し、オオシロアリタケの仲間とシロアリとの共生を7ページにわたり解説。
5 Ascomycota (子嚢菌門)
   Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics5.jpg Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics6.jpg
   写真左:ホネタケ目の諸相と子嚢菌が引き起こす皮膚病のカラー写真。
   写真右:ラブルーベニア目の解説とカラー写真  
6 Lichens, Fungi Living with Photobionts (地衣類、藻類と共生する菌類)
7 Other Groups of True Fungi (Fungi) (真菌に属する他のグループ 、(菌類))
   Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics7.jpg
   ツボカビの仲間の感染症   
8 Straminipila (Heterokonta)- Fungus-Like Organisms (ストラメノパイル界(不等毛類)-菌類様生物)
9 Slime Molds- Fungus-Like Organisms (変形菌-菌類様生物)
   Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics8.jpg Introduction_to_Mycology_in_the_Tropics9.jpg
  写真左:第9章変形菌の最初のページ。図は変形菌の原生動物界の系統樹上の位置を示す。
  写真右:真性変形菌の解説とその子実体のカラー写真
Source and Credit information
Glossary
Index
参考文献は各章末にある。

南西日本菌類誌

西南日本菌類誌
   表紙
南西日本菌類誌6 南西日本菌類誌7 南西日本菌類誌8 南西日本菌類誌9 
左から写真1、 写真2、 写真3、 写真4
写真1の左:新種キジムナハナガサMycena comata Har. Takah. & Taneyama, sp.nov. の正規準標本写真全9枚の内の9枚目。
写真1の右:新種モリノアヤシビMycena flammifera Har. Takah & Taneyama, sp. nov. の英文新種記載
写真2: 新種モリノアヤシビの英文記載続き、および和文記載
写真3: 新種モリノアヤシビの和文記載続き、および顕微鏡図
写真4: 新種モリノアヤシビの正規準標本顕微鏡写真、発光する子実体写真
     (さらに、この後5ページにわたり新種モリノアヤシビの正規準標本写真が続く)
“日本産のきのこ・発光きのこに関心のある方には必携の文献”
寺嶋芳江監修、寺嶋芳江・高橋春樹・種山裕一編著(2016)
「南西日本菌類誌 軟質高等菌類」 

( The fungal flora in southwestern Japan: Agarics and boletes )
8%税込定価11,880円(11,000円+税)、送料サービス、納期:1週間(現在の在庫1冊
英語・日本語併記、A4、12+349ページ、原色標本写真・顕微鏡写真、顕微鏡図多数、ハードカバー、カバー付
主に西表島・石垣島などを含む南西諸島に産するきのこ35種を数多くの顕微鏡写真、標本写真をつけ詳細に解説する。
うち本書による新種記載は21種にのぼる。新種以外の14種のうち、著者の一人、高橋春樹氏が以前に新種発表した種が9種、他の掲載種も本書により和名が与えられた稀産種だ。発光きのこには暗闇で発光している標本写真が付く。
2013年10月8日からの訪問者数
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佐野書店 佐野悦三

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