希少動物切手カタログ

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Domfil Thematic Catalogues "Protected Fauna" 2nd edition 2002
ドミフル「世界の希少動物切手カタログ 第2版」2002年

価格5,330円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語・スペイン語併記。17x24cm。152+11ページ。ソフトカバー。
 トラ、ジュゴン、アホウドリなど保護された希少動物切手のカタログ。

恐竜切手カタログ

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Domfil Thematic Catalogues "Fauna Prehistorics and Fossils" 25 th ed. 2003
ドミフル「先史時代と化石動物切手カタログ 第25版」2003年

価格4,570円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語・スペイン語併記。17x24cm。172ページ。ソフトカバー。
 恐竜切手を中心に、マンモスや三葉虫の化石などの切手を発行国別に原寸の約半分の大きさの原色写真で載せる。恐竜好きには見逃せない。

鉄道切手カタログ

 切手収集は日本ではマイナーな趣味になりましたが、欧州では今も以前と変わらず盛んなようです。
 これから数回にわたり、定評のあるスペインDomfil社のテーマ別切手カタログを紹介・販売します。 まずは、世界の鉄道切手のカタログです。次回以降は恐竜切手が中心の「先史時代と化石動物切手カタログ」、絶滅の恐れがある動物が中心の「希少動物切手カタログ」、魚や貝が中心の「海の動物切手カタログ」、美しい蝶々がテーマの「蝶切手カタログ」、カラフルな花が一杯の「花切手カタログ」と続け、最後はずいぶん以前に紹介しましたが、きのこが一杯の「きのこ切手カタログ」です。
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Domfil Tematic Stamp Catalogue "Railways" 2nd edition, 2001
ドミフル「世界の鉄道切手カタログ 第2版」2001年

価格9,520円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語・スペイン語併記。17x24cm。739ページ。ソフトカバー。
 出版時までに発行された世界の鉄道切手を原色写真で網羅する。鉄道ファン必携の鉄道切手カタログ。

新版北海道きのこ図鑑

2012年新装改版が出版されました
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高橋郁雄(2007)
新版北海道きのこ図鑑[増補版]
 亜瑠西社
価格:2,940円(税込み)、“2012年新装改版が出版されました
日本語。A5判。364ページ。原色写真多数(オールカラー)
 高橋郁雄先生が新たに60種を増補し合計762種を約1000点の写真で解説する[増補版]を出版されました。
特徴:
・全ページカラー印刷。北海道産きのこ合計762種を約1000点の写真で解説。
・針葉樹編、広葉樹編、針・広混交林編、草地・その他編の発生環境別に解説
・林業関係者にも参考になるようヒダナシタケ類184種のほか、樹病菌も豊富に掲載。 
・762種の内訳:ハラタケ類433種、ヒダナシタケ類184種、子のう菌類84種、腹菌類27種、キクラゲ類20種、さび菌類10種、不完全菌類4種。

西バージニア州のきのこ

在庫切れ
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Rooby W.C. (2002)
Mushrooms of West Virginia and Central Appalachians
(西バージニア州とアパラチア山脈中央部のキノコ)

ケンタッキー大学出版部 (一般向き)
参考価格 ペーパーバック版3,400円(税込み、送料別) 在庫切れ
英語。14.5x21.5cm。520ページ。鮮明な原色写真多数。
北米東部にあるウエストバージニア州は「森の州」とも呼ばれ、降雨が多く豊かな森林が育っている。この州を含むアパラチア山脈を中心とする北米東部地域には、日本と同じ種類の植物が分布することで知られている。同様に、キノコの仲間も日本と共通する種が分布するといわれている。
本書は、この地域の大型菌類を食菌と毒菌を中心に約400種を原色写真とともに解説する。まず最初にDISCLAMER(責任拒否宣言)と題し、野外で採取したキノコを食すときは自己責任で食すこと、筆者も出版社も決して責任は取らない、と宣言していることは、いかにもアメリカらしい。
内容は、キノコ全般の概説の後、1種類に1ページを使い、原色写真、マクロの特徴、胞子紋の色、胞子の特徴、発生環境などを解説する。コメント欄を設け類似種との違いを詳説していることも親切である。原色写真は鮮明でカラー印刷も大変よい。日本と関連の深い北米東部のキノコ図鑑はぜひ入手しておきたい図鑑のひとつである。

World Checklist of Myrtaceae

“在庫切れ”>
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Govaerts, Rafaël et al.(2008)
World Checklist of Myrtaceae (世界のフトモモ科チェックリスト)

Kew Publishing (2008年10月出版)
概算価格16,300円(税込み、送料別) “在庫切れ”
英語。15.6x23.4cm。470ページ。パーパーバック。
本書は:
●フトモモ科に属する既発表のすべての種名を載せる。
●認定された全種名とその地理的分布を載せる。
●全シノニム(同種異名)を載せる。
●フトモモ科に属するすべての正名の出所を載せる。

「フトモモ科は木本性の植物で、約155属3600種以上からなる大きな科である。主に南半球の熱帯から温帯に分布し、熱帯雨林にも開けた疎林にも、さらにやや乾燥した地域にも自生する。オーストラリアは種分化の中心でもっとも種数が多いが、南アメリカにもたくさんの種が分布する。科の学名は地中海地域で「マートル(myrtle)とよばれるギンバイカに由来する。」(以上、朝日百科、植物の世界第4巻162ページから引用) 

フトモモ科には、ユーカリ類(3-4属800種以上)や、乾燥した果実がグローブ=丁子とよばれるスパイスになるチョウジノキ(Syzygium aromaticum)、果実がおいしいグアヴァ(Psidium guajava)やフェイジョア(Acca sellowiana)などがある。(以上同書による)和名のフトモモは、インド原産で屋久島から沖縄県の島々の水際に野生化しているフトモモ(Syzygium jambos)による。表紙写真はギンバイカ(銀梅花)(Myrtus commuis)。ヨーロッパ南部原産だが、世界各地で観賞用に栽培。

ご注文は、①書籍名と部数、②お名前、③郵便番号・ご住所(送付先が異なる場合は送付先も)、④お電話番号を明記の上、電子メール( e_sano@d2.dion.ne.jp) 、ファックス、または郵便で佐野書店までお送り願います。

Mychorrhiza (菌根)

シュプリンガー社から近刊のパンフレットが届きました。その中から菌類書1点を紹介します。
大変高価な本ですが、ご予約を承ります。
(佐野書店はシュプリンガー社の特約店です)
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Varma,Ajit (Ed.) (2008)
Mycorrhiza (菌根)
State of the Art, Genetics and Molecular Biology, Eco-Function, Biotechnology, Eco-Physiology, Structure and Systematics. 3rd ed

Springer ISBN: 978-3-540-78824-9
予価 59,071円(税込み、送料別) 納期 2008年9月頃(2008年8月出版予定)
英語。約708ページ。128図、うち原色図5.ハードカバー
紹介文をSpringerパンフレットから引用します。
菌根菌は高等植物の根に共生する菌類である。既知の植物種の90%以上が菌根を形成する可能性があり、自然生態系における植物の生産性や種組成、多様性は、菌根の存在とその営みにより影響を受けるとされる。また、菌根の生物工学的応用によって、生態学的・経済的に持続可能な生産システムを維持しながら食糧生産の向上を図れると期待されている。菌根菌を解説する本書の第3版では改訂に伴い、遺伝学と分子生物学を重視して情報を刷新した。各分野の第一人者が執筆した新たな章が追加され、いっそう充実した内容になっている。

同時に佐野が少しだけ興味を持つトンボの本も紹介します。これもご注文をお受けいたします。
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Charles W. Heckman (2008)
Encyclopedia of South American Aquatic Insects: Odonata - Zygoptera
Illustrated Keys to Known Families, Genera and Species in South America
(南米に棲息する水生昆虫百科事典:トンボ目・イトトンボ亜目
南米に棲息する科・属・種のイラスト入り識別特徴)

Springer ISBN: 978-1-4020-8175-0
予価 45,242円(税込み、送料別) 納期 受注後約6週間(オンデマンド印刷)
英語。約690ページ。ハードカバー。
紹介文をSpringerパンフレットから引用します。
本書はイトトンボ亜目を取り上げ,その生態を簡潔にまとめ,主な形態学的特徴を示す挿絵とともに,翅脈や種の区別に用いられる特徴を説明する.成虫・幼虫の形態学のセクションに続き,トンボの分布に影響する生態学的・動物地理学的要素や,観察・採集・保護・標本の検査に用いられる手法を解説する.本書の主な目的は,種の同定に役立つ情報の提供であり,南米でこれまでに存在を認められた全種の成虫を識別するのに必要な情報が初めて集約されている.幼虫についても識別の手がかりとなる複数の特徴を挙げている.引用文献情報も充実.

2008年12月文献案内

紙版を店主の佐野も会員の菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信12月」に載せています。
ご注文方法は「注文・支払方法・納期など」を参照願います。

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1.“新紹介”
Christian, Josef (2008)
「Die Gattung Ramaria in Deutschland」 (ドイツのホウキタケ属)

IHW-Verlag
価格15,790円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫) 
“ホウキタケ属に関心を持つすべての方にお勧め“
ドイツ語、検索表は同一内容の英語版あり。種の記載にも英語の要約あり。17.5x24.5cm。352ページ。原色写真、走査電顕写真、線画など合計354図版。ハードカバー。
  タイトルはドイツだがヨーロッパ産のホウキタケ属全種をカバーする。前半の総論部分で、まずホウキタケとして発表された全学名のリストを載せ、次に「ホウキタケ図譜の歴史」で1763年のSchafefer, J.C.の図譜から1932年のBresadola G.「Iconographica Mycologica」までの各図譜の図と記載文の復刻を載せ解説する。さらに本属のマクロ・ミクロの形質を原色写真、線画、顕微鏡図・写真を使い詳述する。「ホウキタケ属の系統分類」では、RamariaとGomphusとの関係、Gomphalaes・Phallales・ Geastrales, などとの関係を最近の研究成果を元に概説する。
 「属内の分類」で著者は(1)subgen. Ramaria, (2)subgen. Lentoramaria, (3)subgen. Asteroramariaの3亜属を提唱する。「種への検索表」は、いきなり種まで行きつく初心者向け検索表と、亜属、節への検索表を経由して種へ行きつく検索表の二つを準備する。これら二つの検索表には同一内容の英語版もつく。
 種の解説は、鮮明な原色生態写真2枚と走査電顕写真を元にしたと思われる細部まで鮮明な胞子図を付け詳述する。記載文には英語の短い要約もつく。種の相違の補強資料として胞子の大きさの分散表がある。44枚の胞子の走査電顕写真や12枚の菌糸束部分にあるミネラルの結晶写真もある。検討した膨大な標本リストをみると“よくもこれだけの標本を調べた”と感心する。なお、本書で2新種、1新変種が発表された。

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2. “新紹介”
Onofri, Silvano, Laura Zucconi & Solveig Tosi (2007)
「Continental Antarctic Fungi」 (南極大陸の菌類)
 IHW-Verlag  
価格8,040円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。17.5x24.5cm。247ページ。95白黒図、35原色図。ハードカバー。
 前半は総論で、南極大陸の環境、菌類研究史、菌類多様性などを解説し、低温・強い紫外線、乏しい水分、などきびしい環境への菌類の適応などを論じる。
 後半は産する種の記載で、卵菌類などの偽菌類、接合菌、子のう菌、担子菌、さらに酵母や不完全菌など全ての菌類を網羅する。ほとんどは顕微鏡サイズの微小菌だが、Sclerotinia memorabilisのような大型の子実体をつくる菌類も載る。また、冬虫夏草のCordyceps属も2種が載るが、2種とも土壌から分離されたもので、昆虫に寄生した状態で見つかったのではないようだ。
 担子菌では多孔菌のPycnoporus coccineus(ヒイロタケ) 1種だけが載る。本種は本来、樹木に発生するが、樹木のない南極大陸ではミイラ化したペンギンと周囲の土壌から分離されたようだ。

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3.“新紹介”
Tibbett, Mark, & David o. Carter (2008)
「Soil Analysis in Forensic Taphonomy: Chemical and Biological Effects of Buried Human Remains」 (犯罪タフォノミーの土壌分析: 埋められた遺体の化学的・生物学的作用)  
 
CRC Press 
価格9,740円(税込み、送料別) 納期2週間(小部数在庫)
英語。16.3x24.2cm。12+340ページ。原色写真あり。ハードカバー。
 Taphonomy(タホノミー)という単語は佐野が持つ23万語以上を載せるという研究社新英和大辞典にもなく、インターネットの百科辞典Wikipediaでやっと出てくる単語だ。それによれば、Taphonomy とは、生物が時間の経過とともに腐朽していく過程を研究する学問とある。Forensic Taphonomyとはそれを犯罪捜査に応用する学問といってよいだろうか。本書はそれに関連する6つの論文からなる。
 テーマには「Cadaver Decomposition and Soil」(死体分解と土壌), 「The Decomposition of Hair in the Buried Body Environment」 (埋められた死体環境での毛髪の分解)など、刺激的な言葉が並ぶ。しかし、ここで紹介したいのは第4論文Soil Fungi Associated wit Graves and Latrines: Toward a Forensic Mycology (墓所と便所に関係する土壌菌類:犯罪菌類学に向けて)と題する相良直彦先生たちの論文だ。
 ご承知のとおり先生は、モグラの便所に生えるナガエノスギタケなどアンモニア菌がご専門だ。死体が腐敗したあとにワカフサタケ属やキツネタケ属のアンモニア菌が発生することを、それを証する死骸のそばに発生したきのこの写真を付け報告する。もちろんモグラの便所のナガエノスギタケのことも生態写真を付して報告する。

菌類のふしぎ
4.“11月既紹介”  “たくさんのご注文感謝!”
国立科学博物館編 (2008)
「菌類のふしぎ 形とはたらきの驚異の多様性」
 国立科学博物館叢書9、 東海大学出版会 
価格 2,940円(税込み、送料サービス)  納期 2週間(在庫)
18x26cm。216ページ。原色写真・図版多数。ハードカバー。 
身近な存在でありながらあまり知られていない菌類の広大な世界を概観できるだけでなく、最近の菌類分類体系の大幅な改変も把握できるコンパクトながら濃密な内容。

Aspergillus fumigatus and Aspergillosis

“在庫切れ”
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Jean-Paul Latgé ( パスツール研究所) & William J. Steinbach(デューク大学) (Edit.) (2008)
Aspergillus fumigatus and Aspergillosis 
(アスペルギルス フミガーツスとアスペルギルス症)

ASM Press(米国微生物学会出版部)
概算価格 21,570円(税込み、送料別)“在庫切れ” 
英語。598ページ。原色図、白黒図多数。ハードカバー。
アスペルギルス フミガーツスの生物学的側面、アスペルギルス症、およびその治療を最新の知見を元に総合的に扱う。
目次:(右の「全文を表示」をクリックすると目次が見ることができます。

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2008年11月文献案内

ご注文方法は「注文・支払方法・納期など」を参照願います。

1.“新紹介”
Kirk, P.M, P.F. Cannon, D.W. Mimter & J.A. Stalpers (2008)
「Dictionary of the Fungi, 10th Edition」 (ディクショナリ オブ ザ ファンジャイ第10版)

価格13,400円+送料500円(090430価格変更) 納期 2週間以内(在庫) 
英語。18.0x25.0cm。11+771ページ。ハードカバー。
 基本書中の基本書、Dictionary of the Fungi,第10版がこの9月末に出版された。遺伝子分析などに基づく最新の分類体系を採用し全面的に書き改められた。もう本書なしで菌類の分類を語ることはできない。
 第9版から2割近くページが増え771ページの大冊なった。本辞典では真の菌類から除外された偽菌類は別項目にされ、746ページのDictionary of the Fungi(菌類辞典), 11ページのDictionary of the chromistan fungal analogues(クロミスタ偽菌類辞典)、および13ページのDictionary of the protozoan fungal analogues(プロトゾア偽菌類辞典)の3本立てになった。菌類系統分類の世界は、日ごとに新しい研究成果が発表される日進月歩の世界である。第10版が採用した体系も最新のものではあっても、最終のものではない。前書きにはこの第10版が紙に印刷される最後の辞典になるだろうと書かれている。電子媒体かもしれないが次の第11版が作られる日もそう遠くないかもしれない。

1-2.“既紹介”
Cannon, P.F. & P.M. Kirk (Eds.) (2007)
「Fungal Families of the World」(世界の菌類の諸科) 
 
価格 22,090円(税込み送料別) 納期 2週間(在庫)
 菌類辞典第10版が参照を薦めている姉妹辞典。豊富な原色写真と簡潔な文章で第10版が認めた菌類のすべての科を解説する。参考文献も大変充実。全頁に原色写真があるため高価だが、図がひとつもない菌類辞典第10版を補完する辞典であり、第10版と一緒に持つことをお勧めする。

2. “新紹介”
Watling, Roy (2008) 
「A Manual and Source Book on The Boletes and Their Allies」
(イグチ類とその近縁についての手引きと原典集)

Synopis Fungorum 24, FiungiFlora
価格7,440円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
“遺伝子分析の成果を取り入れたWatling(ワトリング)先生のイグチ目の属までの論考。参考文献リストも充実。盛りだくさんの内容” 
英語。15.02x22.5cm。248ページ、うち線画図版17ページ。ペーパーバック。
 最近の遺伝子分析を元にイグチ目に79属を認定し、それらの基準種ならびに形態形質、生態・分布・命名法について記載する。図を必要に応じつける。属の異名を、そのタイプ種をつけ載せる。最近の研究成果にもとづくイグチ目の科までの分類体系を示し、属の検索表をつける。種の記載はないが、種を認定するための、マクロレベルおよびミクロレベルで検討すべき形質を記す。参考文献リストが充実。

3.“新紹介”
Persoonia Vol. 20, June 2008

価格7,370円(税込み、送料別) 納期2週間(小部数在庫)
英語。A4判。107ページ。原色写真あり。ペーパーバック。
 Persooniaは本号から、従来の担子菌の分類を専門とする雑誌から、菌類の分子系統や進化を専門とする専門誌に大きく変貌した。発行元に、従来のNational Herbarium Nederland Leiden University branchに加え、Centraalbureau voor Schimmelcultures (略称CBS)が加わり、2機関の共同出版物になった。さらに版形をA4版に拡大し、全ページ原色図版になった。年2回発行。
 注目論文:pp1-7:A phylogenetic study of Boletus section Boletus in Europe(ヨーロッパ産ヤマドリタケ属ヤマドリタケ節の系統研究)
 その他論文:pp59-86:host specificity and speciation of Mycosphaerella and Teatosphaeria species associated with leaf spots of Proteaceae(ヤマモガシ科の病斑葉に共生するMycosphaerella属とTeatosphaeria属の種のホスト特異性と種分化)、など微小菌類の6論文。

4.“新紹介”
国立科学博物館編 (2008)
「菌類のふしぎ 形とはたらきの驚異の多様性」

国立科学博物館叢書9、東海大学出版会 
価格 2,940円(税込み、送料サービス)  納期 2週間(在庫)
18x26cm。216ページ。原色写真・図版多数。ハードカバー。
 10月11日から国立科学博物館で始まった特別展「菌類のふしぎ きのことカビと仲間たち」(来年1月12日まで)に合わせて出版された。この特別展の図録も兼ねるというが、内容はいっそう深い。
執筆者は21人に及ぶ各分類群の日本の第一線研究者。身近な存在でありながらあまり知られていない菌類の広大な世界を概観できるだけでなく、「Dictionary of the Fungi, 第10版」(2008年9月出版、CABI )で代表される最近の菌類分類体系の大幅な改変も把握できるコンパクトながら濃密な内容になっている。

2008年9月文献案内

紙版を店主の佐野も会員の菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。
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1.“新紹介”
Horak, E. (2008) 
「Agaricales of New Zealand 1. Pluteaceae-Entolomataceae, The Fungi of New Zealand Vol. 5」 (ニュージーランドの菌類第5巻.ニュージーランドのハラタケ目その1.ウラベニカサ科・イッポンシメジ科)

Fungal Diversity Press 
“ウラベニガサ属10種、イッポンシメジ属28種、合計38種を新種記載!これら2属に興味ある方必携”
価格11,860円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。18.9x26.1cm。22+3305ページ、うち原色図版8ページ。ハードカバー。
 ニュージーランドの菌類を網羅しようという意欲的なThe Fungi of New Zealand(ニュージーランドの菌類)シリ-ズの5冊目。ニュージーランド産のウラベニガサ科2属と、イッポンシメジ科6属を、線画の外形図・顕微鏡図に加え、8ページにわたる原色写真を付け詳細に記載する。
ウラベニガサ科では、ウラベニガサ属15種、フクロタケ属3種を詳細に記載する。そのうちウラベニガサ属10種が新種である。イッポンシメジ科では、6属90種を詳細に記載する。そのうち、ヒカゲウラベニタケ属Clitopilusの2種は未記載種(未命名)。イッポンシメジ属Entolomaの28種が新種。ムツノウラベニタケ属Rhodocybeの1種が新種。Rhichoniellaのひとつが新品種である。
ニュージーランドの菌類シリ-ズ既刊
1-2.「Introduction to Fungi of New Zealand. The Fungi of New Zealand Vol. 1」(ニュージーランドの菌類第1巻.ニュージーランドの菌類概論 ) 価格11,860円 在庫。
1-3.「Myxomycetes of New Zealand. The Fungi of New Zealand Vol. 3」 (ニュージーランドの菌類第3巻.ニュージーランドの変形菌) 価格8,700円  在庫。
1-4.「Fungi on Trees and Shrubs in New Zealand. The Fungi of New Zealand Vol. 4」(ニュージーランドの菌類第4巻.ニュージーランドの高木と低木の菌類) 価格 11,860円 在庫。
1-5.「Smut Fungi of New Zealand. The Fungi of New Zealand Vol. 2」(ニュージーランドの菌類第2巻.ニュージーランドのクロボ菌類) (在庫なし、お取り寄せ) (未紹介)

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2.“新紹介”
Ortiz-Santana, B., D.Jean lodge, T.J. Baroni & E.E.Both (2007)
「Boletes from Belize and the Dominican Republic」
(ベリーズとドミニカ共和国のイグチ類)
Fungal Diversity Vol. 27 (2), October 2007   
 “イグチ類の新種記載が18種に達する!イグチ好きの方は必携!”
価格7,420円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫) 
英語。17.0x25.0cm。172ページ、うち原色図版10ページ。顕微鏡図本文中に多数。ペーパーバック。
 ベリーズは中米、ユカタン半島東部、東はカリブ海に面し、北はメキシコ、西はグアマテラと国境を接する面積22千km2の小国で、国土の大半は熱帯雨林に覆われている。ドミニカ共和国はカリブ海の西インド諸島の大アンチル諸島で二番目に大きいイスパニョーラ島にあり、島の面積の三分の二、48千km2を占め、隣はハイチである。島の中央を中央山脈が走り、カリブ諸国の最高峰ピコ・ドゥアルテ(3,087m)がそびえる。気候は概ね湿潤な熱帯気候で、低地と山脈の北部と東部は雨が多く湿潤林が広がる。中央部、南部・西部は雨が少なく乾燥林が広がる。海抜850メートルを越える高地は針葉樹林となっている。
 本書は、このような環境の両国に産するイグチ類のモノグラフである。ベリーズでは456標本を検討し、14属58種を認めた。そのうち14種は新種である。ドミニカ共和国では222標本を検討し、7属14種を認めた。うち4種は新種である。その中の1新種、Reitboletus vinaceipesは両国に分布することがわかった。

原色冬虫夏草図鑑2 原色冬虫夏草図鑑3 原色冬虫夏草図鑑1
3.“2008年3月文献案内で紹介”
日本冬虫夏草の会発足20周年記念、
日本冬虫夏草の会編(2000) 「清水大典冬虫夏草原図複製」
  日本冬虫夏草の会
特別価格35,000円(税込み、送料別)(一般販売価格50,000円)
送料:ゆうパック100サイズ(兵庫県からの発送)
A4判。原色複製画310枚+発刊の辞と目録11ページ。桐箱入り。600組限定作成。番号入り。
家の光協会「冬虫夏草図鑑」1997ほかの著者で知られる冬虫夏草研究家、清水大典氏の冬虫夏草図の複製画310枚を桐箱に収める。妖しく神秘的な冬虫夏草を、写真を越える正確で細密な描写、はなやかな色彩で描く。学術図鑑の価値に加え、美術品複製としての価値もある。

菌類懇話会例会

“菌類懇話会会員の皆様へ”
第148回例会のお知らせです。

○第148回例会
○12月14日(日)
○10:00~12:00 採集・同定、12:30~16:30スライド会
○場所:神奈川県川崎市生田緑地、川崎市青少年科学館
      小田急線向ヶ丘遊園駅下車、徒歩15分
○スライド発表する方は12月10日までに事務局まで連絡願います。
以降の予定
149回例会:2009年1月18日(日)、川崎市青少年科学館、午前採集・同定、午後ゼミ(講師募集中)
総会・講演会:2月15日(日)

2008年8月文献案内

紙版を菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。

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1.“新紹介”
Dyer, Betsey Dexter (2003) 
「A Field Guide to Bacteria」(バクテリア フィールドガイド)

Cornel University Press (コーネル大学出版部) 
価格3,220円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。13.7x1.4cm。8+355ページ、うち原色図版32ページ。ペーパーバック。
われわれ真核生物の遠い祖先、アーキアやバクテリアの世界をのぞいてみませんか?
本書は生命誕生の起源につながるアーキアやバクテリアのフィールドガイド。バクテリアは真正細菌や細菌とも呼ばれ、アーキアは古細菌ともよばれる。両者とも菌という字がつくが、かびやきのこが属する菌類(真菌とも呼ばれる)とは系統的に異なる生物だ。バクテリアやアーキアの細胞には核がないが、菌類は、動物や植物の細胞と同様に細胞に核があり真核生物に属する。生命誕生の早い時期にアーキアとバクテリアは分岐し、さらに両者の共生により、真核生物が誕生したと考えられている。
アーキアやバクテリアは個々には肉眼では見えないが、集団になるとオレンジや紫、黄色や緑の塊状やマット状になり肉眼でも見える。本書は顕微鏡サイズの生きものを、顕微鏡を使用しなくても分かるようガイドしたところに大きな特色がある。内容は、分類や生息環境などを概説し、本論では、まず、生命の起源になった太古の熱水環境の超高熱菌や好熱性光合成細菌などを、次に現生のメタン生成菌や好熱菌などのアーキアを、さらにプロトバクテリア・グラム陽性バクテリア・シアノバクテリアなどを順次、生態や生息環境を中心に、豊富な写真で解説する。説明は具体的で分かりやすく、容易に我々の知らない世界へ案内してくれる。

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2.“新紹介”
Hood, Ian (2003)
「An Introduction to Fungi on Wood in Queensland」
(クイーンズランド州の材上生菌類概論) 

School of Environmental Sciences and Natural Resources Management, University of New England
(オーストラリア、ニューイングランド大学環境・天然資源管理学部)
価格8,320円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。14.6x20.6cm。388ページ。うち原色図版4ページ。白黒図本文中に多数。ペーパーバック。
オーストラリア北東部、クイーンズランド州に分布する材上生菌類を解説する。変形菌(3種)、子のう菌、担子菌などの各群の代表的菌類約180種を顕微鏡図、外形図、参考文献を付し解説する。多孔菌類が約半分を占める。クイーンズランド州は南部の温帯から北部の熱帯にまで広がるので熱帯特産種も多く解説されている。著者はニュージーランド森林研究所の研究者。専門は樹病学や菌類生態学なので、解説もその分野に詳しい。本書は森林総合研究所の太田祐子先生に教えていただいた。感謝。

他の材上生菌類の解説書:
2-2.“2008年4月文献案内で紹介”
Bruno (2003) 「Les Champignons des arbres de l’est de l’Amérique du Nord」 (北米の樹木性菌類)

Les Publications du Québec(ケベック州出版局)
価格8,390円(税込み、送料別) 納期 2週間(少数在庫)

2-3.“2007年4月文献案内で紹介”
載玉成 (2005) 「中国林木病原腐朽菌図志」 (中国木材腐朽菌図譜)
 
科学出版社  価格 13,650円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)

2-4.“2008年6月6日ブログで紹介”
小林享夫(2007)「日本産樹木寄生菌目録―宿主、分布および文献―」 

全国農村教育協会。ただし著者の自費出版、印刷部数わずか500部。
価格 10,500円(税込み、送料サービス) 納期 2週間。

2-5.“2007年11月9日ブログで紹介”
Schmidt, Olaf (2006)
「Wood and Tree Fungi. Biology, Damage, Protection, and Use」
(材と樹木の菌類:その生物学・被害・防御・利用)
 Springer 
概算15,020円(税込み、送料別) 納期 ご注文後1.5ヶ月(お取り寄せ)

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3.“新紹介”
Hoiland, K. & R.H. Oklamd (eds) (2008)
「Arctic and alpine mycology VII」 (北極地方と高山の菌類学第7集)
 
SOMMMERFELTIA 31, 2008 
価格11,100円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語。18.2x25.5cm。211ページ。本文中に図・写真あり。ペーパーバック。
2005年8月ノルウエー、フィンセで開かれた第7回北極地方と高山の菌類学国際シンポジウムでの発表論文集。「ロシアの高山帯・亜高山帯のハラタケ科」、「ピレネー山脈高山帯の大型菌類チェックリスト」、「ロッキー山脈高山帯の大型菌類の生態とチェックリスト」、「Cortinarius saniosus複合種ならびに近縁の新種C. aureovelatusの研究」、「外生菌根菌の形態種及び系統種概念の一例としてのCortinarius alpinus」、「ロシア北極地方MagadaおよびChukota地域のビョウタケ目」など9論文を収載。
        既刊在庫: 第3・4合併集(1993) 9,070円、第5集(1996) 5,920円。

PLANT-PARASITIC NEMATODES

“新紹介”
Plant-Parastic_Nematodes.jpg
Mai, William F., & Peter G. Mullin (1996)
PLANT-PARASITIC NEMATODES: A Pictorial Key to Genera, Fifth Edition
(植物寄生線虫:属への図解検索表、第5版)

Comstock Publishing Associates, a division of Cornell University Press
価格9,150円(税込み、送料別) 納期2週間(小部数在庫)
英語。288ページ。白黒図・写真多数。ハードカバー。
 植物寄生線虫のうち68属を豊富な図と写真で検索表形式で解説する。1962年に第1版が出版されて以来、改訂を重ね最新の本書は第5版。参考文献リストには2千5百もの文献を網羅する。植物病の基本図書の一つ。

古書080507

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1.PETERSEN, R.H. (1988)
The Clavarioid Fungi of New Zealand

Science Information Publishing Centre, Wellington, New Zealand
売れました
英語。27.5x23.9cm。7+170ページ。解説種の原色写真フイルム2枚付属。ペーパーバック。
状態:本の角に傷みあり。20年前の本なのでそれなりの傷みあるも、全体的には良。

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2.BRESADOLA, J. (1960)
Iconographia Mycologica. Vol. XXVIII. Supplementum II.
Elaphomycetales et Tuberales, by A. Ceruti

Trento, Italy
価格39,980円
ラテン語。17.7x25.0cm。48ページ+原色図版48ページ?。背革装、ハードカバー。
状態:48年前の出版だが、表紙・裏表紙など良。中は経年劣化によるしみがぽつぽつとあり。原色図版はよい紙が使ってあり、ほぼ良。

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3.Johnson, T.W. Jr. (1956)
The Genus Achlya: Morphology and Taxonomy

Ann Arbor: The University of Michigan Press
価格9,450円
英語。15.8x23.7cm。15+180ページ。顕微鏡図本文中に多数。ハードカバー。
状態:並。図書館放出品。スタンプ・貸し出しカード入れなどあり。134ページ少し破れあり。

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4・Kern, Frank D. (1973)
A Revised Taxonomic Account of Gymnosporangium

The Pennsylvania State University Press
価格13,000円
英語。15.7x23.7cm。9+134ページ。ハードカバー。
状態:並。図書館放出品。スタンプ・貸し出しカード入れなどあり。

Mushroom Science XVI

“取扱中止中”
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マッシュルームサイエンス16. 食用・薬用きのこの科学と栽培
Mushroom Science XVI. Science and Cultivation of Edible and Medicinal Fungi
Proceeding of the XVIth International Congress on the Science and Cultivation of Edible and Medicinal Fungi, Miami, USA. 14-17 March 2004
参考価格 本 21,200円(税込み、送料別) 取扱中止
      CDーROM版 6,300円(税込み、送料別) 取扱中止

英語。21.8x28.2cm。6+733ページ。ハードカバー。
2004年3月米国マイアミで開催された第16回国際きのこ科学学会の発表論文集。
1. Keynote Lectures. 2. Molecular Biology/Genetics and Biochemistry(分子生物学/遺伝学と生物化学). 3. Breeding and Germ Plasm Diversity. 4. Compost and Composting. 5. Cultivation(栽培). 6. Quality. 7. Pathogens and Pests(病原体と病害). 8. Byproducts and Extended Uses. 9. Medical, Medicinal and Pharmacological Aspects. 10. Production, Marketing and Consumption. 11. Outreach, Education and Industry Relations. 以上11の項目に分け99論文を所収。 うち、5. Cultivation(栽培).が18論文、7. Pathogens and Pests(病原体と病害)が19論文と多い。対象きのこはAgaricus, Coprinus, Morchella, Pleurotus, Lepista, Auricularia, Lentinula, Ganodermaほか。

ガマホタケ属モノグラフ

在庫切れ
(2006年8月文献案内で紹介)
Berthier, Jacques (1976)
Monographie des Typhula Fr., Pistillaria Fr. et Genres Voisins
(ガマホタケ属、ガマホタケモドキ属、およびその関連属のモノグラフ)

Numero Special du Bulletin de la Societe Linneenne de Lyon 45 anne.  
価格 11,390円(税込み、送料別) 在庫切れ
仏語。17.4x24.5cm。213ページ、原色図版2ページ。顕微鏡図・外形図多数。ペーパーバック。  
Typhula(ガマホタケ属)とPistillaria(ガマホタケモドキ属)は、単生の小さなホウキタケ型の子実体をつくる担子菌。農業分野では雪腐病の病原菌として知られる。原色新日本菌類図鑑Ⅱには解説がなく名前だけ載る。Dictionary of The Fungi第9版によると前者は主に温帯に68種、後者(前者のシノニムとされることもある)は、北半球の温帯に50種が分布する。
本書は、この両属を知るための必須の文献。Dictionary of The Fungi第9版には参考文献として本書1点だけが載る。

2008年7月文献案内

紙版を菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」2008年7月号に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。
原色中国大型菌類図鑑
1.“新紹介”
袁明生ほか編著 (2008)
「中国蕈菌原色図集」(原色中国大型菌類図鑑) 
 
四川出版集団・四川科学技術出版社、成都、中国。  
価格19,950円(税込み、送料別) 納期 在庫切れ、追加取寄せ中。
中国語。A4版。552ページ。総原色図版ページ。ハードカバー。
 中国に産する子のう菌及び担子菌に属する大型菌類(きのこ)1089種を、2200枚近い原色写真を付し解説する。うち359種については成分表やその化学式を載せる。
 西口親雄(2001)「森と樹と蝶と」(八坂書房)によれば、日本の多くの植物のふるさと(分布中心)は中国であり、中国の植物多様性は、その東端に位置する日本のそれよりはるかに高いという。例えば、カエデ属(Acer)は中国に33種産するが、日本は23種である。ナラ属(Quercus)の中のナラ類・カシ類・ウバメガシ類三つのグループでは中国に合計46種産するが日本にはその三分の一にも満たない13種しか産しない。ツバキ属(Cameria)を構成するツバキ類・サザンカ類・チャ類についても同様で、中国では3グループ合計19種産するのに対し日本はわずか3種にすぎない。このように日本の多くの植物の分布中心は中国であり、中国の植物相を知ること無くして日本の植物相を理解することは出来ない。 
 植物と緊密な関係を持つ菌類についても同じことが言えると考える。日本の菌類相を知るためには、ぜひとも中国の菌類相を知る必要がある。その意味で大型菌類1089種を載せる本書は重要な一冊である。掲載種は、偏りがあるようだが、テングタケ属(Amanita)は、今井三子、本郷次雄、小田貴志各氏の記載種を含む41種を、チチタケ属(Lactarius)は日本人記載種3種を含む41種を、ベニタケ属(Russula)は同1種を含む34種を載せる。他にフウセンタケ属(Cortinarius)54種、カヤタケ属(Clitocybe)38種、ホウキタケ属(Ramaria)18種、オオシロアリタケ属(Termitomyces)8種などに佐野は注目した。

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2.“新紹介”
Hall, I.R., G. T. Brown & A.Zambonelli (2007)
「Taming The Truffle: The History, Lore, and Science of the Ultimate Mushroom」
(トリュフの栽培:この究極のきのこの歴史、伝承、および科学) 
 Timber Press  
価格3,680円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
“トリュフや地下性菌に興味のある方、また菌根性きのこ栽培に関心のある方に大いにお勧め!”
英語。15.8x23.53cm。304ページ。本文中に原色写真。ハードカバー、カバー付。
 ヨーロッパではトリュフは食用きのこの中でも特に珍重される。ペリゴ-ド黒トリュフ(Perigord black truffle: Tuber melanosporum)やイタリアン白トリュフ(Italian white truffle: T. magnatum)と呼ばれるブランドのトリュフは、日本人にとってのマツタケよりもはるかに貴重で高価なようだ。イタリアン白トリュフが、赤ん坊の頭ほどある巨大なものであったが、「1個が高級乗用車1台の価格で取引された」とテレビ放映されたのを見たことがある。
 このように高価なトリュフであるから栽培の試みが熱心に続けられ、今ではフランス、イタリア、スペインなどのほか、ニュージーランド、オーストラリア、米国などでも、根に菌根を作らせた樹木を植栽する方法で行われている。しかし、菌根菌であるトリュフ菌に子実体を作らせることは大変難しく、本書によれば、フランスでは20年以上にわたり毎年40万本以上のトリュフ菌付き樹木が植栽されたにもかかわらず、多くのトリュフ園は栽培に成功せず、トリュフの生産量は顕著には増えていないそうだ。
 最近、日本のバイオ会社がマツタケの子実体原基の形成に成功し、きのこへの成長にあと一歩だと報道された。本書にはマツタケやトリュフのような菌根性きのこのホスト植物なしの栽培研究について皮肉混じりに書かれた項目がある。世界最初にそれに成功したというカリフォルニアトリュフ会社は1991年倒産したそうだ。それに成功したという2001年の日本の研究発表にも皮肉交じりにコメントされており読んでみると面白い。  
 本書には栽培以外にも、人とのかかわりの歴史、生態、種の同定法などが解説され、特に“現地写真付き自生環境の解説”は日本の野生トリュフ採集に熱心な方々に大変参考になるに違いない。  

2-2. トリュフの生態、栽培、分類についての他の本 (ブログで紹介済)
(1)Callot, Gabriel (1999)「La truffe la terre la vie」 (トリュフ、土壌、生態)
価格 8,800円(税込み、送料別) 納期 2週間(小部数在庫)
仏語。21x21cm。210ページ。ソフトバック。本文内図版多数。
子実体形成のプロセスや子実体の形態学など、トリュフの分類にも不可欠の生態について解説。
(2)Riousset, L. et G., G. Chevalier & M.C. Bardet (2001)
Truffes d'Europe et de Chine(ヨーロッパと中国のトリュフ)

価格8,800円(税込み、送料別) 納期2週間(小部数在庫)
仏語。17x24cm。181ページ、原色図版多数。ペーパーバック。
トリュフの専門図鑑。子実体の外形・断面の原色写真に加え、子の う・胞子の原色顕微鏡写真。遺伝子分析にもとづく系統樹も載せられている。 検索表付き。
(3)Carlo Vittadini 200 Anni di Micologia I Tartufi fra Ricerca e Divulgazione (菌類学のカルロ・ヴィタディーニ生誕200年、そのトリュフ研究と発表)(2001)
価格7,680円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
イタリア語。21.5x30.5cm。263ページ。原色ページ多数。ハードバック。
地下生菌に興味を持つ人でカルロ・ヴィタディーニ(1800-65)の名前を知らない人はいない。
本書は、ヴィタディーニ生誕200年を記念し、彼ゆかりのイタリア、パヴィア県とロンバルディーア州政府、およびロンバルディーア菌学連盟とブレサドーラ菌学会の4者が共同して出版した出版物である。内容は彼の菌類研究の解説と代表的出版物の部分的復刻からなる。

2-3.ホスト植物なしで菌根性きのこの栽培に成功したという2001年の日本の研究発表が載っている発表論文集CD (ブログで紹介済)
(1)Hall, I., Wang Y., E. Danell & A. Zambonelli (2002)
Edible mycorrhizal mushrooms and their cultivation (食用菌根性きのこ、およびその栽培)

Proceedings of the Second International Conference on Edible Mycorrhizal Mushrooms Christchurch, New Zealand 2001
CD-ROM。価格5,620円(税込み、送料別) 納期2週間(1セットのみ在庫)

3.中国の菌類を知るための文献(ブログ紹介済)
(この他に「中国真菌志」がある:佐野書店ブログ参照)
(1)戴玉成 (2005)中国林木病原腐朽菌図志」 (中国樹木腐朽菌図譜) 
価格13,650円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫) 
中国語。21.6x28.2cm。4+197ページ。顕微鏡図・原色写真多数。ハードカバー。
(2)Bi Zhishu, Zheng Guoyang & Li Taihui (1993)「The Macrofungus Flora of China’s Guangdong Province」 (中国、広東州の大型菌類フロラ)
価格17,660円(税込み、送料別) 納期2週間(少数在庫)
英語。19.5x26.7cm。16+734ページ、うち白黒図版113ページ。ハードカバー。
(3)Wu Xingliang & Dai Yucheng (2005)「中国霊芝図鑑」
価格 14,700円(税込み、送料別) 納期 2週間(小部数在庫) 
中国語。22.0x28.7cm。8+229ページ。原色写真・胞子図多数
(4)Zhao Ji-Ding & Zhang Xiao-Qing (1982) 「The Polypores of China」 (中国の多孔菌類) Bibliotheca Mycologica Band 178
価格19,460円(税込み、送料別) 納期 2週間(小部数在庫)
英語。14.5x22.5cm。524ページ。本文中に顕微鏡図318図。
5)Yu-Cheng Dai & Tumo Niemela (2006) 「Hymenochaetaceae in China: hydnoid, stereoid and annual poroid genera, plus additions to Phellinus 」 (中国のタバコウロコタケ科) 
Acta Botanica Fennica No. 179.   価格 6,420円(税込み、送料別) (在庫切れ中)
英語。17.7x25.5cm 。78ページ、うち原色写真7ページ。本文中に顕微鏡図。ペーパーバック。
(6)Wenping Wu & Wenying Zhuang (2005) 「Sporidesmium, Endophragmiella and related genera from China」 Fungal Diversity Press
価格 11,380円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。18.4x26.1cm。10+351ページ。ハードカバー。
(7)Zhao Ji-Ding (1989) 「The Ganodermataceae in China」(中国のマンネンタケ科)
Bibliotheca Mycologica Band 132  価格 6,400円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。14.5x22.5cm。176ページ。本文中に顕微鏡図84図。原色図なし。
(8)Teng, S.C. (1996) Fungi of China (中国の菌類) Mycotaxon, Ltd. (在庫切れ中)

エルゴチオネイン

(2008年6月7日のブログに載せた記事です。同年12月に集約しました)
 三重大学で開催された日本菌学会第52回大会では100を越えるポスター発表があった。その中でやや異色な次の発表に惹かれた。それは山形大学農学部の田邊舞さんと教授の貫名 学(ぬきな まなぶ)先生(生物機能有機化学)の「自生キノコ中のエルゴチオネインの分析」(P86)と題する発表であった。
 エルゴチオネインは最初、バッカク(エルゴット)から発見され、その名前から名づけられた化学物質で、その後、動物の血液中から、さらに肝臓など重要臓器中にも多く含まれていることが分かった。水溶性で抗酸化機能があるが、その本質的な役割は現在研究されているところだという。現在は抗酸化機能をうたい文句に化粧品などに使用されている。
 動物にはエルゴチオネインを取り込むトランスポーターがあることや、各種臓器中に多く含まれていることから、生命維持に重要な役割を果たしているのではないかと考えられている。化学合成されている製品の市販価格は1mg約千円(1g約百万円)と非常に高価である。
 このエルゴチオネインはシイタケやヒラタケなどの栽培キノコや各種野生キノコに含まれている。なかでもタモギタケには多く含まれているそうだ。先生たちの研究はエルゴチオネインを多く含むキノコの探索とキノコから天然エルゴチオネインを安価に製造することで、今回の発表は野生キノコ39種のエルゴチオネインの分析結果である。
 今後、エルゴチオネインが動物にとり重要な役割を果たしていることが解明されれば、機能性食品としてのキノコの価値や、天然エルゴチオネイン生産原材料としてのキノコの有用性が飛躍的に高くなることは確実だ。ひいてはキノコ栽培が中山間地農業の活性化にもつながるのではと期待できる。

A Field guide to Australian Fungi

在庫切れ 
“2007年7月文献案内で紹介。在庫切れ、新規入荷なし。
A_Field_guide_to_Australian_Fungi.jpg
Fuhrer, Bruce (2005)
「A Field guide to Australian Fungi」 (フィールドガイド、オーストラリアの菌類) 

Bloomings Books Pty Ltd.  
価格7,380円(税込み、送料別)  在庫切れ 
英語。15.9x23.8cm。8+360ページ。原色写真多数。ソフトカバー
 珍しいオーストラリア産きのこ500種以上を美しい原色写真と共に概説する原色写真図鑑。子のう菌・担子菌から変形菌まで広範囲に掲載する。
 主な属の掲載種数はつぎのとおり。Amanita(テングタケ属):移入種のA. muscaria(ベニテングタケ)、固有種のA. farinaceaなど固有種主体に11種。Cortinarius(フウセンタケ属):不明種も含め18種。Hygrocybe(アカヤマタケ属):不明種を含め27種。Inocybe(アセタケ属):固有種を主体に4種。Mycena(クヌギタケ属):不明種を含め34種(表紙写真は固有種で稀産のM. nivalis)。Russula(ベニタケ属)6種。Lactarius(チチタケ属)6種。イグチの仲間は種数少ないが充実。Ramaria(ホウキタケ属)9種。腹菌類は充実し、BattarreaやPhelloriniaなど珍菌も多い。Clastoma(クチベニタケ属):不明種を含め4種。地下生菌もOctaviania tasmanicaなど7種。子のう菌も充実。Cordyceps(冬虫夏草属)5種。変形菌は8種とアメーバー状の変形体の写真が数点。

2008年6月文献案内

紙版を菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」2008年6月号に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。
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1.“新紹介”
Parra, L.A. (2008)
「Fungi Europaei Vol. 1 Agaricus L. - Allopsalliota Nauta & Bas.Tribu Agariceae S. Imai Part 1」
(ヨーロッパの菌類第1巻、今井三子定義によるハラタケ連、ハラタケ属-アロプサリオタ属 第1部)

Edizioni Candusso, Italy
価格 17,390円。(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
スペイン語・英語完全併記。17.5x24.6cm。824ページ。526ページまでの本文中に114図。527から765ページまで:原色写真396・手描き原色図42。ハードカバー。
 定評のあるヨーロッパの菌類シリーズの第1巻ハラタケ属が全面改訂され出版された。全世界に散らばるタイプ標本や、入手でき得る限りの参考文献などを検討し、さらに最新の系統分類も反映させた、包括的で力のこもった専門的図鑑となった。著者の約30年に及ぶハラタケ属研究の集大成として書かれたようだ。
 わが国の誇る菌学者の一人、今井三子(いまいさんし)は、1938年発行の北海道帝国大学農学部紀要に「Studies in The Agaricaceae of Hokkaido」(北海道産ハラタケ科研究)と題する大部の論文*を発表した。本論文で多くの新種が記載されたが、また一方、多くの新上位分類群も提案された。そのひとつにTribe Agariceae(ハラタケ連)がある。著者Parraは、この今井三子が定義し提案したTribe Agariceae(ハラタケ連)を採用し、この連にAgaricus(ハラタケ属), Allopsalliota, Hymenoagaricus, Micropsalliota,およびXantohagaricusの5属を認めた。第1部の本書ではハラタケ属を、来年発行の第2部ではAllopsalliota属を扱う。
 第1部の本書では、総論部分でハラタケ属分類の歴史、マクロ及びミクロの形態的特長、ハラタケ属の種概念、食・毒性や栽培ほかの、属に関する全般を解説する。各論部分ではヨーロッパ産ハラタケ属35種を詳細に解説する。本文中にも図版が多いが、527ページ以降の後半部はすべて原色写真と手描き原色図に宛てられ、記載内容が目でも十分に確認できる専門的図鑑になっている。
 *今井三子(1938)「Studies in The Agaricacae of Hokkaido」(北海道産ハラタケ科研究)、北海道帝国大学農学部紀要第43巻第1号・第2号:コピー(合計400ページ。有料、実費必要)をご希望の方は佐野まで連絡願います。入手方法をご案内します。
「Fungi Europaei」(ヨーロッパの菌類)シリーズ一覧
(このシリーズは、スイス菌類図鑑の次にぜひ揃えたい分類群別専門的図鑑である)
  Vol.1 Parra, L.A. (2008): Agaricus L. -Allopsalliota Nauta & Bas 17390円。在庫
  Vol.1a Parra, L.A. (2009): Agaricus L. -Allopsalliota Nauta & Bas 来年出版予定。
  Vol. 2 Munoz, J.A. (2005): Boletus Dill. ex L.. 16390円。在庫
  Vol. 3 Riva, A. (2003): Tricholoma (Fr.) Staude 13130円。在庫
  Vol. 4 Candusso, M. & G. Lanzoni (1990): Lepiota s.l. 14400円。在庫
  Vol. 5 Noordeloos M. E. (1992): Entoloma s.l. 14400円。在庫
  Vol. 6 Candusso, M. (1997): Hygrophorus s.l. 14400円。在庫
  Vol. 7 Basso, M.T. (1999): Lactarius Pers. 14400円。在庫
  Vol. 8 Ladurner H. & G. Simonini (2003): Xerocomus s.l. 12770円。在庫
  Vol. 9 Neville, P. & S. Poumarat (2004):A manitae 16700円。在庫
  Vol. 10 Bernicchina (2005): Polyporaceae s. l. 在庫切れ

2.佐野書店はさる5月31日(土)~6月1日(日)三重大学で開かれた日本菌学会第52回大会に参加しました。菌類専門書を多数展示即売しましたが、新着の多くのきのこグッズも展示即売しました。そのなかから人気の2点を紹介します。新着のキノコグッズすべては2008年5月28日付け佐野書店ブログをご覧ください。
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2-1.きのこトートバッグ 価格3,800円
色 黒。大きさ 巾47cm、高さ36cm、底辺のまち幅(奥行き)10.5cm。キャンバス製。
キャンバス地のやや大きめのトートバックです。原色で描かれた11種のきのこの紋様です。

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2-2.きのこTシャツ 価格3,800円
色 ダークブラウン(濃いこげ茶)。綿100%
サイズ S・M・L の3種。
アメリカサイズですのでやや大きめです。次の寸法表を参考にお選び願います。
 寸法表
 S:身幅47.5cm(胸囲95cm)、着丈68cm
 M:身幅51.0cm(胸囲102cm)、着丈72cm
 L:身幅56.0cm(胸囲112cm)、着丈76cm
身幅=服の左右両腕の付け根、左腋の下の縫目部分から右腋の下の縫目部分までの長さ。2倍するとほぼ胸囲になります。ご自分の胸囲よりやや大き目のサイズをお選び願います。
着丈=服の首後ろの中心から裾までの長さ。 

A World Monograph of Anthostomella

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“新紹介” Bingsheng Lu & Kevin D. Hyde (2000)
A World Monograph of Anthostomella

Fungal Diversity Press
ISBN 962-85677-7-2
参考価格 13,780円(税込み、送料別) 在庫切れ中
英語。18.4x26.1cm。9+376ページ。ハードカバー。
Anthostomella属とその関連属のモノグラフ。35を越える標本館の2600以上のAnthostomella属標本を検討し、105種を他属とし、86種をAnthostomella属と認め、検索表をつけ、図と共に詳細に記載する。

カンザス州のきのこガイド

在庫切れ
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Horn, B., R. Kay & D. Abel (1993)
A Guide to Kansas Mushrooms
(カンザス州のきのこガイド)

在庫切れ
英語。14.5x22.0cm。297ページ。本文内に掲載種全種の原色写真。ハードバック(耐久性を考慮しハードバック版を販売します)。
本書は、米国中西部、グレートプレーンズ(大平原地帯)の真っ只中にあるカンザス州のきのこガイド。子のう菌のきのこも含め150種と種数は多くないが、解説は、写真中心の日本の入門図鑑と違い、十分な字数を費やし丁寧である。種への検索表もある。原色写真も美しい。Rhodotus palmatus(ホシアンズタケ)が、あの特徴的な色と網目模様が写った原色写真付きで載っている。ホシアンズタケは、米国でも珍菌に入るそうだが、カンザス州東部では珍しくないそうである。
イグチ類も充実している。Boletus camperstris, B. variipes, Tylopilus rubrobrunneusなど日本の図鑑には珍しいイグチが載っている。

Mycorrhizal Symbiosis, Third Edition

Mycorrizal_ Symbiosis_3rd_ed
Smith, S.E. & D.J. Read (2008)
Mycorrhizal Symbiosis, Third Edition
(菌根共生、第3版)

Academic Press
価格 15,690円(税込み、送料別) 納期1.5ヶ月(お取り寄せ)
英語。17.0x24.4cm。800ページ。ハードカバー
内容(出版社の紹介文を引用)
The roots of most plants are colonized by symbiotic fungi to form mycorrhiza, which play a critical role in the capture of nutrients from the soil and therefore in plant nutrition. Mycorrhizal Symbiosis is recognized as the definitive work in this area. Since the last edition was published there have been major advances in the field, particularly in the area of molecular biology, and the new edition has been fully revised and updated to incorporate these exciting new developments.

2008年5月文献案内

紙版を菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」2008年5月号に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。

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1.“新紹介”
Bidaud,A., P. Moenne-Loccoz & P. Reumaux (2008)
「Atlas des Cortinaires Pars XVII」
(フウセンタケ属アトラス第17集)

S.A.R.L. Editions Federation Mycologique Dauphine-Savoie
価格27,010円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
仏語。23.1x24.5cm。冊子(1)82ページ(pp1123-1204)、冊子(2)59ページ(pp1205-1263)、原色図版68枚(PLACHE632-699)+原色図版解説紙130枚(FICHE 805-934)。
 フランスの菌類研究団体F.M.D.S.が16年以上出版を続けているフウセンタケ属の専門図鑑。出版のつど新種記載が大量に行われており、フウセンタケ好きには目が離せない出版物。今回の第17集は、Hydrocybe亜属のDuracini節およびDamasceni節、Phelegmacium亜属のGlaucopodes節の合計168種(変種・品種含む)を原色図、顕微鏡図、検索表を付け解説する。新種記載32、新品種記載3、新変種記載4など、新分類群の記載は合計39に及ぶ。他に新組合せや新上位分類群名の提案などもある。
Atlas des Cortinaires既刊佐野書店在庫:
第6集13,660円。第7集18,770円。第8集18,770円。第9集21,070円。
第10集22,260円。第11集22,260円。第12集23,150円。 
第13集27,010円。第14集27,010円。第15集27,010円。第16集27,010円。
第1集から第5集は絶版。

Fungi_in_The_Ancient_World.jpg
2.“新紹介”
Dugan, Frank Matthews (2008)
「Fungi in The Ancient World How Mushrooms, Mildews, Molds, and Yeast Shaped the Early Civilizations of Europe, the Mediterranean, and the Near East」
(古代世界の菌類)   
 
APS Press(米国植物病理学会出版部)
価格9,860円(税込み、送料別)(2008年8月現在) 納期 2週間(在庫)
英語。15.3x22.7cm。140ページ。白黒図18。ペーパーバック。
 菌類は、大昔から良い意味でも悪い意味でも人類にとり重要な役割を果たしてきた。本書は、パン作りや酒造り、菌食、毒きのこや菌類毒、薬や火口としての使用、植物の病原菌としての菌類、など14のテーマを設け、古代世界の人間と菌類とのかかわりを解説する。お堅い米国植物病理学会の出版物らしく、読み物であるにもかかわらず、参考文献リストは完璧。索引もある。文章が主で、図や写真が少ないので、読み通すには忍耐を要するが、菌類の民俗や菌類全般に広く興味を持っている方にお勧め。

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3.“2000年に一度紹介”
「Domfil Thematic Stamp Catalogue Mushroom 2nd edition」
(ドミフルテーマ別切手カタログ、きのこ第2版)

価格 在庫切れ(2008年8月29日現在)
スペイン語・英語併記。17.0x24.0cm。258ページ。原色写真多数。ソフトカバー。
 定評あるスペイン、ドムフィル社のテーマ別切手カタログの中のきのこ編。世界中で発行されたきのこ切手のほぼ全部を、原寸の半分の大きさの原色写真で掲載する。配列は国別・発行年別。2000年に初めて紹介したときには多くの方からご注文をいただきました。感謝します。まだ本書をお持ちでないきのこ好き・切手好きの方に大いにお勧め。

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3-2.“新紹介”
「Domfil Thematic Stamp Catalogue Flowers, 26th ed. 2003」 
( ドムフィルテーマ別切手カタログ、花 第26版) 
  
価格12370円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫) 
スペイン語・英語併記。17.0x24.0cm。884ページ。原色写真多数。ソフトカバー。
 花はポピュラーなだけに切手の種類も多く、884ページと大冊。高等植物、花の好きな方にお勧め。

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3-3.“新紹介”
「Domfil Thematic Stamp Catalogue Butterflies, 25th ed. 2002」
(ドムフィルテーマ別切手カタログ、蝶 第25版)
  
価格7610円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫) 
スペイン語・英語併記。17.0x24.0cm。450ページ。原色写真多数。ソフトカバー。
 蝶も切手図案では人気のテーマのようで450ページと大冊。

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4.“既報” 
“予約募集。予約特価あり!予約締め切り6月30日”
Kirk, P., P. Cannon & J.A. Stalpers (2008)
「Dictionary of the Fungi, 10th Edition」
(ディクショナリ オブ ファンジャイ第10版)  

CABI  英語。640ページ。ハードカバー
2008年9月出版予定、2008年11月入荷・発送予定
価格11,950円+送料500円(090430価格変更)
予約特価・通常価格の両者とも入荷時の為替レートにより変更になりますが、価格差5%は維持。
 基本書中の基本書、Dictionary of the Fungiが最新の分類体系に基づき全面的に改訂され、第10版としてこの8月に出版される。予約特価が設けたので、この機会に予約をお勧めする。

日本菌学会第52回大会

2008年6月4日のブログに載せたものを12月に集約しました。
080531菌学会三重大会 08053菌学会三重大会
写真 左:佐野書店ブース、右:近くの一身田にある浄土真宗高田派本山、専修寺
 5月31日(土)~6月1日(日)、三重大学で日本菌学会第52回大会が開催された。菌学会ならびに大会事務局のご好意で、会場に佐野書店ブースを設けさせていただいた。 英国CABI、オランダCBS、米国APSなどの図書のほか、ブログで案内したようにいろいろなきのこグッズの展示販売も行った。ブースにお立ち寄りくださった皆様や図書やグッズをお買い上げいただいた皆様に感謝申し上げます。
 大会の合間を利用して近くの津市一身田町にある真宗高田派の本山、専修寺(せんじゅじ)に立ち寄った。専修寺は、宗祖、親鸞が念仏道場として建立したのが最初で、京都にある本願寺派の本山、西本願寺や大谷派の本山、東本願寺よりも起源が古く、親鸞自筆の文書を多く蔵していることで知られる。もとは下野(栃木県)高田にあったが、たびたびの兵火で炎上したため、伊勢の国の中心寺院として一身田に建立されたこの寺が本山専修寺となった。寺を中心に周囲を堀で囲まれた寺内町を形成し、四周の堀は今でも水路として残っている。 

A Young Person's Guide to The Fungi

在庫切れ
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Kendrick, Bryce (1986)
illustrations by Mary Ann Milne
A Young Person's Guide to The Fungi
(若者のための菌類ガイド)

Mycologue Publications
参考価格 2,000円(税込み、送料別) 在庫切れ
英語。21.6x28.1cm。52ページ。線画多数。
ケンドリック先生が菌類に興味をいだく若者のために、24のトピックスをテーマに分かりやすく菌類の世界を解説する。マイルさんの太い線の単純化されたイラストに好感がもてる。
SHOOT THE SUN(太陽を撃て):ミズタマカビについて
A WOLF IN SHEEP'S CLOTHING(羊の皮をかぶった狼):コウジカビの毒素について
FOUR LEGS GOOD: THREE LEGS BETTER(4本足はよい、3本足はもっとよい):水生不完全菌について
WHERE DID TRUFFLES COME FROM?(トリュフはどこから来た?):トリュフの進化について
THE TREE-EATERS(樹木捕食者たち):多孔菌について
THE DESTROYING ANGEL(殺し屋天使):ドクツルタケについて などなど。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

古書の紹介と販売061204

Mushroom_Science_7_1968.jpg
2.
Mushroom Science VII
Proceedings of the Second Scientific Symposium and the Seventh international Congress on Mushroom Science. Hmburg 1968
(マッシュルームサイエンス第7号)

価格 7,770円(税込み、送料別)
英語。14x21.5cm。614ページ。
状態:並、ページ下部が水分のためくっつき加減のため、一部だがはがしながらページをめくる必要あり。
1968年5月ドイツ、ハンブルグで開催された第7回マッシュルームサイエンス第7回国際大会・第2回科学シンポジウムの発表論文集。増刷などはなく入手は難しい。きのこ栽培関係者にお勧め。

The_Biology_of_Mycorrhiza.jpg
4.
Harley, J.L. (1959)
The biology of Mycorrhiza
(菌根菌の生物学)
 Leonard Hill (Books) Ltd.
価格 15,470円(税込み、送料別)
英語。16x25.4cm。14+233ページ。ハードカバー。カバー紙つき。
状態:良。

2008年4月文献案内

紙版を菌類懇話会の機関紙 「菌懇会通信」2008年4月号に載せています。
ご注文方法:CATEGORIES「ご注文方法など」-「注文・支払い・納期など」を参照願います。
価格は為替レートの変更により変わることがあります。

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1.“新紹介”
Bruno (2003)
「Les Champignons des arbres de l’est de l’Amérique du Nord」
(北米の樹木性菌類)

Les Publications du Québec(ケベック州出版局)
価格8,390円(税込み、送料別) 納期 2週間(少数在庫、追加注文無し)
仏語。19.0x24.1cm。20+727ページ、うち原色図版80ページ。本文内に分布図多数。顕微鏡図は無い。
 北米に分布する、硬質菌を中心とする樹木から発生するきのこを、分布図をつけ詳細に解説する専門図鑑。言語は仏語。硬質菌の第一人者、森林総研の服部力先生(4月1日から同関西支所に転勤)から依頼されて入手した。現物を確認した研究生の早乙女嬢からもすぐに注文を受けた。硬質菌に興味を持つ方には重要な文献。もちろん硬いきのこだけではなく、Rhodotus palmatusホシアンンズタケなどかさのある樹木性のきのこも載せる。

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2.“新紹介”
国際菌類学雑誌
「Persoonia Vol. 19, Part 1, May 2006」
(ペルスーニア第19巻1号、2006年5月発行)

National Herbarium Nederland, Universiteit Leiden branch
(オランダ国立博物館、ライデン大学分館) 
価格5,180円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語。16.0x24.0cm。156ページ。本文中に線画、白黒顕微鏡図、原色写真あり。ペーパーバック。
  クヌギタケ属・イッポンシメジ属・アカヤマタケ属に興味のある方に必読・必携の次の報文が三つ。いずれも50ページ前後の大報文。他にPluteusウラベニガサ属1新種1既知種の記載が一つ。 
(1) Robich, R.: A revised key to the species of Mycena section Fraglipedes of the Northern Hemisphere (北半球のクヌギタケ属アクニオイタケ節の改訂検索表)、pp1-43。2003年までに記載された北半球産クヌギタケ属アクニオイタケ節全87種3変種の検索表。
(2) Manimohan, P. M.E. Noordeloos & A.M. Dhanya: Studies on the genus Entoloma (Basidiomycetes, Agaricales) in Kerala State, India (インド、ケララ州産イッポンシメジ属の研究)、pp45-93。インド、ケララ州産のイッポンシメジ属全種の検索表を載せ、新種15種を線画・顕微鏡写真を付け詳細に記載する。
(3) Leelavathy, K.M., P. Manimohan & E.J.M. Arnolds: Hygrocybe in KeraLa State, India (インド、ケララ州のアカヤマタケ属)、pp101-151。10新種・2新変種を含む25種のケララ州産アカヤマタケ属を検索表と線画と4原色写真をつけ詳細に記載する。

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3.“新紹介”
国際菌類学雑誌 「Persoonia Vol. 19, Part 2, August 2007」
(ペルスーニア第19巻2号、2007年8月発行) 

出版元、番号(2)と同じ
価格5,180円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫)
英語、一部仏語。16.0x24.0cm。139ページ、うち原色図版17ページ、他に線画。ペーパーバック。
8報文を載せる。うち番号(1)は33新種を記載をするイッポンシメジ属に興味を持つ方の必読・必携報文。(2)は腹菌類と地下生菌化途中のきのこの報文で、この仲間に興味を持つ方は必携。その他、南部スペイン産Tublicium属新種記載、ピレネー山脈の稀産Pluteusウラベニガサ属報文、オランダ産Hygrocybeアカヤマタケ属の新種記載、キシメジ科の新種記載など。
(1) Gates, G.M. & M. Noordeloos: Preliminary studies in the genus Entoloma in Tasmania-I (タスマニア島産イッポンシメジ属の予備的研究その1)、pp157-226。オーストラリア、タスマニア島産イッポンシメジ属33新種を原色写真・顕微鏡図を付け新種記載する。
(2) Moreno, G., M. Esqueda, E. Perez-Silva, T. Herrera & A. Altes: Some interesting gasteroid and secotioid fungi from Sorona, Mexico (メキシコ、ソロナ州の興味深い腹菌類とセコチオイド型菌類*)、pp265-280。*セコチオイド:成熟してもカサが開かないなど腹菌化途中の形態。

Dictionary_of_the_Fungi_10th_ed.gif
4.“既報” “予約募集。予約特価あり!予約締め切り6月30日
Kirk, P., P. Cannon & J.A. Stalpers (2008)
「Dictionary of the Fungi, 10th Edition」
(ディクショナリ オブ ザ ファンジャイ第10版) 

CABI Publishing 英語。640ページ。ハードカバー
2008年8月出版予定、2008年10月入荷・発送予定
予約特価(但し予価)16,720円(税込み、送料別)(通常価格の5%引き) 予約締め切り6月30日。
予約特価・通常価格の両者とも入荷時の為替レートにより変更になりますが、価格差5%は維持。
基本書中の基本書、Dictionary of the Fungiが最新の分類体系に基づき全面的に改訂され、第10版としてこの8月に出版される。予約特価が設けたので、この機会に予約をお勧めする。

古書(きのこ、洋書)

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5.
Rooby W.C. (2002)
Mushrooms of West Virginia and Central Appalachians
(西バージニア州とアパラチア山脈中央部のキノコ)
ケンタッキー大学出版部
(2005年7月13日佐野書店ブログで紹介)
佐野書店価格 ハードカバー版 7,690円(税込み、送料別)
参考:amazon.jp価格(古書)16,562円(税込み、外国送料別)
英語。14.5x21.5cm。520ページ。鮮明な原色写真多数。 状態:表紙左隅に小さな裂けあり。
北米東部にあるウエストバージニア州を含むアパラチア山脈を中心とする北米東部地域には、日本と同じ種類の植物が分布することで知られている。同様に、キノコの仲間も日本と共通する種が分布するといわれている。本書は、この地域の大型菌類を食菌と毒菌を中心に約400種を原色写真とともに解説する。
The_North_American_Cup-Fungi_Opeculates.jpg
6.
Seaver, Fred Jay (1961リプリント版)(オリジナル1928)
The North American Cup-Fungi (Operculate)
(北米のチャワンタケ類:オペキュリット*)*子のうにふたのある仲間

Hafner Publishing Company
価格 17,840円(税込み、送料別)
英語。16.5x23.5cm。8+377ページ。本文中に白黒写真多数(原色図、原色写真少々あり)。ハードバック。Pfister,Donald H. (1982)を添付*。状態:並(見返しに破れあり)
チャワンタケに興味を持つ方はよくご存知の図鑑。OperculateとNon-Opeculateの2冊出版され、オリジナルが絶版になってもリプリント版が出版社を変えて何度か出版された。しかし、このOperculateのほうはリプリント版も早く絶版になった(Non-OpeculateのほうもCramerの最後のリプリント版が近年絶版になった)。本書は1961年のリプリント版。
*Pfister,Donald H.: A Nomenclatural Revision of F.J. Seaver's North Amercan Cup-Fungi (Operculates). Ocaasional Papers of the Farlow Herbarium of Cryptogamic Botany No.17 August, 1982
2013年10月8日からの訪問者数
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佐野書店 佐野悦三

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