フウセンタケ属アトラス第4集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
「画像なし」
Bidaud, A., P. Henry, P. Moenne, Loccoz & P. Reumaux (1992)
Atlas des Cortinarires Pars 4
(フウセンタケ属アトラス第4集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S..
価格 絶版 納期 絶版
仏語。25x25cm。冊子pp73-108(36ページ) +原色図版73- 96(34図版)+白黒図版140-186(46図版)。
本巻はPhlegmacium亜属, Delibuti節を取上げる。検索表、詳細記載、顕微鏡図、原色外形図を完備する。本巻では11新種・3新変種・6新組合せ・新名が提案された。(第3巻・第5巻は絶版)

フウセンタケ属アトラス第6集

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Bidaud, A., P. Henry, P. Moenne, Loccoz & P. Reumaux (1994)
Atlas des Cortinaires Pars 6
(フウセンタケ属アトラス第6集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S.
価格 13,660円(05年5月12日現在)  納期 2週間(在庫)
仏語。25x25cm。40ページの冊子(pp159-198)+24原色図版(121- 144)+42白黒図版(222-263)。
第6集はDermocybe亜属Dermocybe節、Sanguinei節、およびMiniatopodes節の合計3節を取上げる。検索表、詳細記載、顕微鏡図、原色外形図を完備する。第6集では17新種、6新変種、1新品種、および6新組合せ・新名が提案された。
なお、バラバラの図版シートをファイルする専用バインダーが必要な方は別途申込まれたい。価格5,000円

In Vitro Culture of Mycorrhizas

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Declerck,S., D.-G. Strullu & J.A. Fortin (Eds.) (2005)
In Vitro Culture of Mycorrhizas
(菌根の人工培養)

Soil Biology 4
参考価格 28,917円(税込み、送料別)、在庫切れ中
英語。16.0x24.0cm。24+388ページ。84図、うち原色図13。
菌根および菌根菌の培養に関する論文集。Part 4の第14章は食用菌根菌の培養を扱っており興味深い。
内容:
Part 1 State of the Art (技術の現状)
Part 2 Systematics(系統分類)
Part 3 In Vitro Development and Physiology of Glomeromycetes
Part 4 Root Organ Culture of Ectomycoeehizal Fungi (菌根菌の根組織培養)
Part 5 Root Organ Culture of Other Fungal Symbioses 
Part 6 Biotechnology(バイオテクノロジー)
Part 7 Methodology(方法論)

ルリハツタケはLactarius indigoにあらず

Mycotaxon Vol. 96, April-June 2006, pp. 261-307 に掲載された NUYTINCK, Jorinde 「A taxonomical treatment of the North and Central American species in Lactarius sect. Deliciosi」(北米と中米のチチタケ属デリキオシ節の分類学的扱い)によると、日本でルリハツタケと呼ばれている美しい青色のチチタケの仲間のキノコは、従来、Lactarius indigo (Schwein.: Fr.)Fr.と同定されてきたが、実はそうではなく、東南アジアからインドにかけて分布する Lactarius subindigo Verbeken & E. Horakと名づけられた、同じチチタケ属だが別種のキノコだそうだ。
今関・本郷(1989)原色日本新菌類図鑑IIでは Lactarius indigo (ルリハツタケ)は日本と北米東部に隔離分布するとされている。しかし、北米東部から中米コスタリカ・コロンビアにおよぶ地域での採集例の増加と、インドを含む熱帯アジア地域での類似キノコの採集例の増加に伴い、両地域の標本を遺伝子分析と形態比較を行った結果、そう結論された。
Mycotaxon Vol. 96, April-June 2006 (2006年8月末に出版)
価格 約6,300円(税込み、送料別)
納期 2.5ヶ月

本巻には、他に中国南西部に分布するTylopilus(ニガイグチ属)の新種記載、中米エクアドルのアンデス山脈に分布するCystoderma(シワカラカサタケ属)の新種記載、熱帯アフリカに分布するMarasmius(ホウライタケ属)の新種記載、変形菌のDidymium の新種記載などがある。

フウセンタケ属アトラス第13集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
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Bidaud, A., X. Carteret, G. Eyssartier, P.M. Loccoz & P. Reumaux, 2003
Atlas des Cortinaires Pars13
(フウセンタケ属アトラス第13集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S..
価格:27,010円(07年5月12日現在)(税込み、送料別)
納期 2週間 (在庫)
仏語.25x25cm.冊子3分冊pp711-861(合計151ページ) +原色図版414-469(56図版)+白黒図版595-653(59図版)。
第13巻は、Phlegmacium亜属Fulvi節、Hydrocybe亜属Obtusi節Obtusi亜節およびAcuti亜節を取上げる。3分冊目の冊子にはObtusi亜節およびAcuti亜節のかさの表皮・シスチジア・担子器の顕微鏡図などを載せる。検索表、詳細記載、顕微鏡図、原色外形図を完備。本巻では18新種4新変種が命名された。

Myxomycetes a Handbook of Slime Molds

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Stephenson, S.L. & H. Stempen (1994)
「Myxomycetes a Handbook of Slime Molds」
(変形菌:粘菌ハンドブック)

参考価格 3,700円(税込み、送料別)、在庫切れ中
英語。183ページ、原色図版7ページ・線画多数。ペーパーバック版。
変形菌を勉強するために手頃なテキストブック。

Macrofungi of North Korea

“2006年1月文献案内(1)で紹介”
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Wojewoda, W., Z. Heinrich & H. Komorowska (2004)
Macrofungi of North Korea collected in 1982-1986
(1982年から1986年にかけて採集された北朝鮮の大型菌類)
 
Polish Botanical Studies Vol. 18: 1-289. 2004。
参考価格 11,490円 (税込み、送料別)、 “在庫切れ中”
英語。17.0x24.0cm。289ページ。胞子・担子器などの線画152図。ペーパーバック。
本書は1982年から1996年にかけて5回行われた北朝鮮での採集調査の成果である。65ヶ所で採集された合計429種の大型菌類と2種の微小菌類を記載する。うち259種は北朝鮮で初めて記録された新産種である。種の記載に加え、北朝鮮菌類フロラの特徴、地理的分布の特徴などにも触れる。マツタケはTricholoma nauserosumと記されており、われわれがなじんできた学名T. matsutakeはシノニムの扱いである。日本では高級食用キノコである、と書かれている。
北朝鮮は外国人が容易に入国できない国であり、菌類に関する情報もまったくないといっても過言ではない。本書はその空白を埋める貴重な文献である。

The Mycota Vol. 13

“Springer社新刊 The Mycota Vol. 13”
「今日までの約30年間の菌類研究の成果はこのThe Mycota 叢書の中に読みとることができる」
(杉山純多編(2005)『菌類・細菌・ウイルスの多様性と系統』 バイオダイバーシティ・シリーズ 4 裳華房 第2部 2章 )
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Brown, A.J.P. (Ed.) (2006)
The Mycota Vol. 13 Fungal Genomics
(ザ菌類 第13巻 菌類ゲノム学)

Springer
ISBN 3-540-25594-X
価格 21,000円(税込み、送料別)
納期 5-8週間
英語。18+276ページ。37図、4原色図。ハードカバー。
本シリーズの最新刊。菌類ゲノム学の最新成果をレポートする。
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随想:「日本きのこ図版」など(3)

<前日(19日)より続く>
 「日本きのこ図版」は、スイス菌類図鑑のような原色写真はないが、大きく精密な線画や詳しい顕微鏡図などがあり、これが日本きのこ図版の一つ目の大きな特徴である。記載は外国文献を含む既存の文献をよく調査した上で書かれている。既存の文献を調べても名前がつかないきのこは「青木新稱」として日本語の名前がつけられている。約2千のきのこの多くは既存の文献では名前がつかなかったようで、日本きのこ図版は青木新稱で一杯である。特徴の二つ目はこの青木新稱で一杯であることである。
 新稱のもとになった標本のほとんどは青木氏のお住まいの近くの関東地方西部で採集されたものである。新稱は、広く標本を集めて個体集団・種集団として分類が検討された結果つけられたものではなく、限られた地域の個体のみで分類された個体分類の世界でつけられた新稱であるといえる。分布や採集地の異なる個体集団間の変異の幅の検討など、種集団としての検討が十分になされないまま新稱がつけられていることが三つ目の特徴である。「日本きのこ図版」は日本という名前を冠しているが、決して全国を対象に標本を集めてつくられたものではなく、「関東地方西部きのこ図版」と呼んでもよいものだ。
 日本きのこ図版とは別に、その索引を兼ねる図入りの検索表としてつくられた「日本きのこ検索図版」と称するものがある。篤志家によりインターネット上で公開されていたが、今回、菌類懇話会有志によりオリジナルのコピーが限定数作られ、有料の非売品として頒布されることになった。
 「日本きのこ検索図版」はその性質上、日本きのこ図版よりもいっそう青木氏独自のきのこ分類世界を表現したものになっている。検索図版の使用にあたっては、このことや、その元になった「日本きのこ図版」の特徴をよく理解した上で使うことが必要ではないかと考える。
 「日本きのこ図版は個体分類の世界だ」と評しても、その優れた資料的価値を損なうものでは決してない。日本きのこ図版は「関東地方西部のきのこフロラをこの上なく詳細に記載・解説した資料」として今後も輝き続けることは間違いない。
<完>
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The Mycota Vol. 1

「今日までの約30年間の菌類研究の成果はこのThe Mycota 叢書の中に読みとることができる」 (杉山純多編(2005)『菌類・細菌・ウイルスの多様性と系統』 バイオダイバーシティ・シリーズ 4 裳華房 第2部 2章 )
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Kües, U., Fischer, R. (Eds.) (2006)
The Mycota Vol. 1 Growth, Differentiation and Sexuality 2nd edition
(ザ菌類 第1巻 成長、分化、雌雄性 全面改訂第2版)

Springer
ISBN 3-540-28134-7
価格 33,490円(税込み、送料別)
納期 6-8週間
英語。21+449ページ。112図、3原色図。ハードカバー。
1994年の初版以降の研究の進展による新知見を反映し、全面的に改訂された新版。
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随想:「日本きのこ図版」など(2)

<前日(18日)から続く>
 特定の地域の菌類フロラを解説する図鑑も、該当地域から出来るだけ多くの標本を集め形態変異を確認し、ある変異の幅に入っていることが確認されたものを同一種と認定し、記載・解説する。
 約30年という長期の調査期間を経てスイス一国の大型菌類フロラを明らかにした全6巻の「スイス菌類図鑑(Fungi of Switzerland)」もスイス全域を対象に標本を集め解説している。さらに、もし誤同定があっても再確認が容易に出来るよう、記載や図や写真のもとになった標本の標本番号を明記している。この標本番号明記はスイス菌類図鑑の一大特徴であり、信頼性の源泉である。
 日本では流通ルートにのった公式の出版物でスイス菌類図鑑に匹敵する図鑑は残念だがまだない。今関六也・本郷次雄 (1987/1989)「 原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)(Ⅱ)」保育社や、池田良幸 (2005) 「北陸のきのこ図鑑」橋本確文堂などは、その水準を追う優れた図鑑である。
 流通ルートに載った公式な出版物ではないが、青木実氏がその並外れた情熱を傾け作り上げた「日本きのこ図版」と称するものが存在する。主に青木氏自身が採集した約2千にのぼるきのこを詳細な顕微鏡図とともに記載したものである。はじめは青木氏ほかが会員の日本きのこ同好会の会員内配布のガリ版刷り印刷物として作成された。次々とコピーが重ねられ、今では多くのきのこ愛好家に行き渡っているようだ。
<明日(20日)に続く>
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随想:「日本きのこ図版」など

 生物の分類は種を基本とし、それぞれの種の類縁関係を進化の歴史にしたがって体系化していく作業だといえる。
 分類の基本となる種は、単に形態が他と異なるだけでなく、生殖的に他から隔離された繁殖集団であると考えられている(生物学的種概念)。繁殖集団内には程度の差はあるが遺伝子レベルでも、その結果として形態レベルでも、ある範囲の違いが存在する。種は生殖的に他から隔離されている繁殖集団で、集団内では遺伝子レベルでも形態レベルでもある範囲の変異を有する個体集団である。
 このことは、Homo sapiens(ヒト)を例にとれば明らかである。病気のかかりやすさは遺伝子の違いに起因するといわれている。肌に色素が少なく鼻が高く金髪・碧眼の北欧に住むヒトと、肌に色素が多く鼻が低く黒髪・黒眼のアフリカに住むヒトとは形態的には大いに異なるが、種レベルでは同じヒトである。
 菌類では生殖的に隔離された繁殖集団であることを明らかにすることは容易ではない。そこで、形態の変異の幅から生殖的隔離を類推し種を認定するという方法が伝統的にとられてきた。具体的には、各地から採集された多くの標本のマクロ・ミクロの形態形質を調べ、ひとつの種の変異の幅から大きく外れる個体集団を別種とする方法である。もちろん実験で確認することが出来る分類群では交配実験で種を分けることも行われている(太田祐子(2001)交配試験を用いた日本産ナラタケ属菌の生物学的種の判別方法. 微生物遺伝資源利用マニュアル (10))。
<明日(19日)に続く>
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フウセンタケ属アトラス別巻

“2003年8月文献案内で紹介”
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Bidaud A., P. Moenne-Locoz & P. Reumaux (1997)
Atlas des Cortinaires Les Cortinaires Hinnuloides Hors-Serie No. 1
(フウセンタケ属アトラス別巻第1巻、フウセンタケ属キツバフウセンタケ類)

価格 11,870円(税込み)、送料別590円(ゆうメール)、納期 1週間以内(1冊在庫
仏語。23.5x24.5cm。ソフトバック。155ページ、そのうち原色図版34ページ、さらに本文中に白黒顕微鏡図多数。
 本書は、フウセンタケ属の中でも形態的に似たものが多く、同定の難しいキツバフウセンタケ類を詳細に解説する図鑑である。著者らは、キツバフウセンタケ節を伝統的な四つの亜節にわけるが、Rubrovelati節を除く三つの亜節には、さらにSeries(列)、およびその下位ランクStirps(族)などの分類ランク群を設けることによりキツバフウセンタケ節内の分類概念をより明確にし、同定を容易にした。なお、本書により、40新種・4新変種・および3新品種が記載された。

千葉菌類談話会観察会

(2006年7月16日のブログに掲載したものです)
7月15日(土)佐倉市にある佐倉城址公園で千葉菌類談話会の総会兼観察会が約40人が参加し開かれた。ちょうど佐倉の自宅に戻っていた佐野も参加した。近くにお住まいの杉山純多東京大学名誉教授も参加された。残念だが、きのこの発生は少なかった。
写真下、左から、杉山純多先生と筆者(吹春俊光先生撮影)、硬質菌を解説中の早乙女梢氏(筑波大学大学院)、真剣な表情できのこ撮影中の大作晃一氏。
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写真下、左から、記念写真、腰野千葉菌類談話会会長(前列左)と杉山純多先生(腰野会長の右)
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Freshwater Mycology

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Tsui, C.K.M. & K.D. Hyde (Eds) (2003)
Freshwater Mycology (淡水菌類学)

Fungal Diversity Research Series 10
概算価格 11,420円(税込み、送料別) 納期 8-10週間(お取り寄せ)2009年1月12日現在
英語。18.6x26.1cm。350ページ。ハードバック。
淡水に生息する菌類は、数においても、種類においても、また生態的役割においても多様性に富んでいるにもかかわらず、過去100年、かなりの程度無視されてきた。本書は21世紀淡水菌類学のさらなる展開の基礎となる必携の文献である。(出版社Fungal Diversity Pressの宣伝文から)
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Fungal Diversity Research Series 既刊

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フウセンタケ属アトラス第11集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
「写真なし」
Bidaud A., Moenne P.& Reumaux P. (2001)
Atlas des Cortinarires Pars 11
(フウセンタケ属アトラス第11集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S.
仏語。25x25cm。冊子pp527-626(100ページ)。図版357-485(129図版)。線画多数。
価格 22,260円(07年5月12日現在)(税込み、送料別)
納期 2週間(在庫)
本書はフランスの菌類研究団体F.M.D.S.が10年以上かけて出版を続けているフウセンタケ属のモノグラフ(専門的研究書)のシリーズである。宮内信之助先生が日本新産種を発表する際の引用文献として頻出する。この第11巻はHydrocybe亜属Hydrocybe節、およびPhelegmacium亜属Calochroi節を取上げる。Hydrocybe節では45新種が、Calochroi節では25新種・新亜種・新組合わせが提案された。水彩画の原色図、線画による胞子図および検索表付き。
フウセンタケ属に興味を持つ方は必携。なお、本シリーズは小冊子とバラナラの図版シートから構成されているので、専用バインダー(5,000円)が必要な方は別途ご注文願います。

希産・興味深いナヨタケ属

“在庫切れ、お取寄せ”(2012年7月25日)
FUNGI NON DELINEATI (不明確な菌類)シリーズ
(2003年12月文献案内で紹介)
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FUNGI NON DELINEATI Vol. 26
Arnolds, E. (2003)
「Rare and interesting speies of Psathyella」
(第26巻 希産または興味深いナヨタケ属)

参考価格:2,900円(税込み)、送料160円(メール便)、“在庫切れ、お取寄せ”
英語。17x24cm.ペーパーバック。掲載22種の顕微鏡図および21種の水彩画による原色図つき。
 最新のこの第26巻は難解で問題含みのナヨタケ属のモノグラフである。ヨーロッパ産22種を取り上げ、原色図と顕微鏡図を付け詳細解説する。うち6種は新種記載である。本書によるとナヨタケ属の分類で重要なのはシスチジアの形状で、なかでもpleurocystidiaの大きさと形状が最重要であり、cheilocystidiaがこれに次ぐ。柄のcaurocystidiaは種分類には役に立たないという。
 今関・本郷1987原色日本新菌類図鑑Ⅰではナヨタケ属は名前を22種あげ、そのうち11種を解説する。その11種のうち本書とダブっている種は4種のみで、本書の残り18種は原色日本新菌類図鑑Ⅰに解説のない種である。オランダ人である著者は自宅の周りの面積5.5haの地域で6種を採集し、そのうち2種は新種であったという。日本でならもっとたくさんの新種が見つかる可能性がある。本書を片手にナヨタケ属を採集されれば、きっと日本新産種や新種が見つかるに違いない。

フウセンタケ属アトラス第10集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
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Bidaud, A., X. Carteret, G. Eyssartier, P.M. Loccoz & P. Reumaux (2000)
Atlas des Cortinarius Pars 10 
(フウセンタケ属アトラス第10集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S.
価格 22,260円(税込み、送料別)
納期 2週間(在庫)
仏語.25x25cm.冊子2分冊pp411-526(合計116ページ) +原色図版262-310(49図版)+白黒図版423-484(62図版)。
2000年のミレニアムに出版された第10巻は、Myxacium亜属、およびHydrocybe亜属Castanei節を取上げる。本書でMyxacium亜属は28新種、4変種、7品種が記載され、Hydrocybe亜属Castanei節は7新種、1新品種が記載された。

Fusarium Laboratory Manual

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Leslie, John F. & Brett A. Summerell (2006)
The Fusarium Laboratory Manual(フサリウム ラボラトリー マニュアル)

Blackwell Publishiming
ISBN 0813819199
価格 販売終了しました(2007年8月23日)
英語。22.0x28.0cm。12+388ページ。顕微鏡写真多数。スパイラルバウンド。
「このマニュアルは、形態分類と分子系統分類とのギャップを埋めるフサリウム属研究の画期的成果である!今後永く使い続けられるであろう!」(W.F.O.Marasas:Medical Research Council, South Africa)
「For the first time in nearly 20 years, a comprehensive collection of photographs and descriptions of the fungal genus Fusarium is available. This laboratory manual provides an overview of the biology of Fusarium and the techniques involved in the isolation and identification of individual species. It also represents the first time morphological and molecular approaches have been incorporated in a volume devoted to Fusarium identification. The authors include new species and the extensive use of genetic identification techniques.」(裏表紙の解説文)
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フウセンタケ属アトラス第12集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
「写真なし」
Bidaud A., Moenne P.& Reumaux P. (2002)
Atlas des Cortinarires Pars 12
(フウセンタケ属アトラス第12集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S.
価格 23,150円(07年5月12日現在)(税込み、送料別)
納期 2週間(在庫)
仏語。25x25cm。冊子pp629-710(82ページ)+白黒図版545-594(50図版)+原色図版358-413(56図版)。線画多数。
このシリーズははフランスのの菌類研究団体F.M.D.S.が10年以上かけて出版を続けているフウセンタケ属のモノグラフ(専門的研究書)です。第12巻はDermocybe亜属Sericeocybe節を取上げる。本書で37新種・新亜種・新変種・新品種・新組合わせが提案された。
フウセンタケ属に興味を持つ方には必携。なお、本シリーズは小冊子とバラナラの図版シートから構成されているので、必要な方は、専用バインダー(5,000円)を別途ご注文願います。

フウセンタケ属アトラス検索表

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Bidaud A., Moenne-Loccoz P. & Remaux P. (1994)
Atlas des Cortinaires Cle generale des sous-generes, sections, et series
(フウセンタケ属アトラス 亜属・節・列への検索表)

価格 概算6,900円(税込み、送料別) (2002年10月文献案内で紹介)
納期 在庫切れ。お取り寄せ約3ヶ月。
仏語。23.5x24.5cm。102ページ。白黒の外形図および胞子の顕微鏡図多数。
Atlas des Cortinaires(フウセンタケ属アトラス)は、フランスの菌類研究団体FMDSが長年にわたって出版を続けているフウセンタケ属図鑑のシリーズ。2006年2月現在、第15集まで出版されている(第1集、3集、4集、5集は絶版)。この「亜属・節・列への検索表」は、フウセンタケ属の下位分類:亜属・節・列を、検索表と豊富なきのこ外形図・胞子図を使い分かりやすく解説する(但し、仏語)。フウセンタケ属アトラス図鑑シリ-ズを理解するためのベースとなる必須の文献。

死海の菌類の生態

“新紹介”
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Nevo, E., A. Oren & S.P. Wasser (Eds.) (2003)
Fungal Life in The Dead Sea (死海の菌類の生態)

Biodiversity of Cyanoprocaryotes, Algae and Fungi of Israel
A.R.G. Ganter Verlag
価格 16,130円(税込み)、送料350円(レターパック350)、納期 1週間以内(小部数在庫)
英語。18x25cm。361ページ。ハードカバー。
アラビア半島北西部に位置する塩湖、死海は西側をイスラエルに、東側をヨルダンに接する。湖面の海抜はマイナス418メートル。25%に達するその濃い塩分のため生物の生息には不向きである。本書はそのような極限環境に生息する菌類ほかの微生物について考察する。
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2006年12月文献案内

2006年12月16日に発表したもの。
2006年分は目次スペース節約のため2007年2月のブログに集約。
在庫や価格についてはお問合せください。

1.“予約募集”(12月12日付佐野書店ブログで紹介)
米国菌学会誌、菌類系統分類特集号 「Deep Hypha Mycologia 98 (6)」
(ディープ・ハイファ、マイコロジア98巻6号(2006年11/12月号)) 

“最新の研究成果に基づく菌類の全体像を知ることの出来る菌類関係者必携の文献“
価格 US$40.00(118円換算、4,720円)+必要な場合外国送料+国内送料(概算500円)+
佐野書店管理手数料(国内送料込み販売価格の25%相当)+消費税5%。
納期 2007年2月末ごろ(2006年12月末発行、2007年2月末到着予定)
最新の研究成果に基づく菌類の系統分類を提示する23報文を掲載。これら報文は菌類全体の主要な分類群をカバーする。米国の大学・研究機関が中心になり進められている菌類の系統探索プロジェクト:AFTOLプロジェクトの成果を反映する。各報文は遺伝子分析の情報だけではなく、形態学の情報も可能な限り取り入れ、生物学的にも検討を加える。原色図版もつく。
2.“新紹介”
Raitviir, Ain (2006) 「Rare or noteworthy Helotiales」 
(稀産の、または重要なビョウタケ目キノコ) 

Fungi Non Delineati Pars 31 
価格 2,900円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫) 
英語。17x24cm。57ページ、うち原色写真12ページ。本文中に顕微鏡図多数。ペーパーバック。
ビョウタケ目菌類の中のチャワンタケ型のキノコをつくる仲間、4科17種を原色生態写真つきで解説する。類書がすくなく貴重な1冊。著者は2006年8月文献案内で紹介した「Revised Synopsis of The Hyaloscyphaceae」(ヒナノチャワンタケ科の改訂)Scripta Mycologica 20, 2004の著者でもあるが、惜しいことに亡くなられた。
3.“新紹介”
Largent, David L. (1977)
「the Genus Leptonia on the Pacific Coast of the United States, – Including a Study of the North American Types- 」
(米国太平洋岸のレプトニア属、北米産のタイプ標本の検討を含む)

Bibliotheca Mycologica Band 55
価格 7,200円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語。18.0x24.8cm。286ページ+白黒写真図版24ページ。ハードバック。
本書はHOW TO IDENTIFY MUSHROOMS TO GENUSなどの著者で、米国の代表的菌類学者ラージェント先生が1960年から続けてきたイッポンシメジ型キノコ研究の集大成。また先生の修士論文と博士論文の総まとめでもある。本書では米国太平洋岸に分布するレプトニア属136種を詳細に記載し、さらに米国の他地域産タイプ標本の検討結果も記載する。136種の多くは著者の新種記載や新組合せ名の提案であり、イッポンシメジ属研究には必携の文献となっている。 なお、レプトニア属は、現在ではイッポンシメジ属:Genus Entolomaのレプトニア亜属:Subgenera Leptoniaにされている(Dictionary of The Fungi 9th ed. 2001)。
4.“新紹介”
中国真菌志第二巻 Peng Yinbin, Liu Bo & Fan Li (1992)
「Tremellales et Dacrymycetales」
(中国真菌誌第2巻、シロキクラゲ目、およびアカキクラゲ目) 

科学出版社 (印刷部数1千部) 
価格 完売。在庫切れ。
中国語。19.6x26.5cm。8+151+白黒写真図版2ページ。本文中に顕微鏡図多数。ハードカバー。
中国に産するシロキクラゲ目2科13属82種、アカキクラゲ目1科7属37種を検索表・顕微鏡図を付け解説する。解説種には、欧米で新種記載された種も多いが、中国で新種記載された種も多い。また伊藤誠哉・今井三子や小林義雄などにより日本で新種記載された種も載っている。この分類群に興味を持つ方には必携の参考書。
5.“新紹介”
中国真菌志第二十一巻 Zhuan Wen-Ying, Yu Zhi-He & Wang Zheng (2004)
「Hyaloscyphaceae, Sarcoscyphaceae & Sarcosomataceae 」
(中国真菌誌第21巻、ヒナノチャワンタケ科、ベニチャワンタケ科、およびクロチャワンタケ科)
 
科学出版社 (印刷部数8百部)
価格 6,620円(税込み、送料別)(2007年9月6日現在) 納期 2週間(在庫僅少)
中国語。19.5x26.5cm。14+456+白黒写真13ページ。本文中に顕微鏡図。ハードカバー。
中国に産するいわゆるチャワンタケの仲間、ヒナノチャワンタケ科18属95種、ベニチャワンタケ科10属33種、およびクロチャワンタケ科6属13種を検索表、線画、さらに顕微鏡写真をつけ解説する。チャワンタケの仲間に興味を持つ方には必携の文献。

フウセンタケ属アトラス第2集

“必携のフウセンタケ属アトラスシリーズ”
「写真なし」
Bidaud A., Moenne P.& Reumaux P.(1990)
Atlas des Cortinarires Pars 2
(フウセンタケ属アトラス第2集)

S.A.R.L. Editions F.M.D.S.
価格 絶版、納期 絶版
仏語。25x25cm。冊子pp27- 48(21ページ) +原色図版25- 48(24図版)+白黒図版45- 96(52図版)
本巻はPhlegmacium亜属, Cortinarius亜属, Drmocybe亜属, Telamonia亜属, Hydrocybe亜属の合計5亜属を取上げる。本巻では1新種・1・新変種・5新組合わせが提案された。(第1巻は絶版)
バラバラの図版シートをファイルする専用バインダー(5,000円)が必要な方は別途ご注文願います。

2006年11月文献案内

2006年11月27日に発表したもの。
2006年分は目次スペース節約のため2007年2月のブログに集約。
在庫や価格についてはお問合せください。

2006年11月26日付の菌類懇話会機関紙「菌懇会通信」に紹介したものと同じです。
1.“新紹介”
de Haan, Andre & Ruben Walleyn (2006) 
「Studies in Galerina, Galerina Flandriae (2)」 
(ケコガサタケ属研究、フランドル地方のケコガサタケ属その2)

Fungi Non Delineati Pars 33 
価格 2,900円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語。17x24cm。73ページ、うち原色写真12ページ。本文中に顕微鏡図。ペーパーバック。
本書は、ベルギー北部、フランドル地方に産するケコガサタケ属47種のうち、その2として16種を、原色写真と顕微鏡図で図示し詳細解説する。既刊のその1(下記)は16種を同様に詳細解説する。1と2とを合せ合計32種を解説する。残り15種は今後発行されるその3で解説される。
その1の解説でも書いたが、今関・本郷(1987)原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)では、名前が載るケコガサタケ属は11種、その中の8種のみ解説する。本書や後続の書を読み、ぜひ日本新産種を見つけていただきたい。なお、Gulden, G., O. Stensrud, K. Shalchian-Tabrizi & H. Kauserud (2005) Galerina Earle: a polyphyletic genus in the consortium of dark-spored agarics. Mycologia 97: 823-837.では遺伝子分析を元にケコガサタケ属は多系とする。

1-2.“再紹介”
de Haan, Andre & Ruben Walleyn (2002)
「Studies in Galerina, Galerina Flandriae (1) 」
(ケコガサタケ属研究、フランドル地方のケコガサタケ属その1)
 
Fungi Non Delineati Pars 23 
価格 3,100円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
英語。17x24cm。68ページ、うち原色写真8ページ。本文中に顕微鏡図多数。ペーパーバック。
その1として、ベルギー、フランドル地方に産する16種を原色写真と顕微鏡図で図示し詳細解説する。

2.“新紹介”
Eyssartier, Guillaume & Alain Delannoy (2006)
「Notes sur qulques especes arctiques et alpines」
(北極地方と高山帯産の種についての覚書) 

Fungi Non Delineati Pars 32 
価格 3,500円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫)
仏語。17x24cm。87ページ、うち原色写真18ページ。本文中に顕微鏡図。ペーパーバック。
北緯80度に近い北極圏にあるノルウエー領スヴァールバル諸島に産する大型の担子菌28種・子のう菌17種、合計45種を、原色写真を付け詳細に解説する。うち、Arrhenia属1種、フウセンタケ属4種、アセタケ属2変種・1品種、シビレタケ属1種(以上担子菌)、Pyrenopeziza属1種、Cudoniellazoku1種(以上子のう菌)、合計12種をラテン語記載文なしの暫定名で新記載する。また、Inocybe corydalina var. montanaに対しI. moelleriを新名として提案する。

3.“新紹介”
中国真菌志第七巻 Tao Kai, Liu Bo & Chang Mingchang (1998)
「Hymenogastrales Melanogastrales et Gautierisles」
(中国真菌誌第7巻、ヒメノガステル目、メラノガステル目、およびガウチエリア目) 

科学出版社 (印刷部数は1千1百部であった)
価格 完売。
中国語。19.2x26.1cm。8+87+走査電顕写真2ページ。本文中に胞子顕微鏡図。ハードカバー。
中国に産する地下性菌のうち上記3目に属する16属80種(変種含む)を、胞子図、目・科・属・種への検索表をつけ解説する。外形図はない。16属の中では、Octaviania属は3種、Hymenogaster属は30種、ショウロ属は10種、Alpova属は5種、Gautieria属は9種(以上変種を含む)が載る。80種のうち中国の雑誌に新種発表された種が24種あることに注目!日本の地下性菌研究には必携の書。

4.“新紹介”
中国真菌志第三巻 Zhao Jiding (edt.) (1998)
「Polyporaceae」
(中国真菌誌第3巻、多孔菌科)

科学出版社 (印刷部数は1千部であった)
価格 完売。
中国語。19.2x26.1cm。14+456+白黒写真13ページ。本文中に顕微鏡図。ハードカバー。
中国に産する多孔菌科67属287種(変種を含む)を検索表、顕微鏡図をつけ詳細に解説する。中国名とラテン語の学名が書かれているが、その中に雷丸(Polyporus mylittaeをあてる。菌核を雷丸;ライガンと呼び漢方薬に使用)や猪苓(Polyporus umbellatusをあてる。和名:チョレイマイタケ。菌核を猪苓;チョレイと呼び漢方薬に使用)の名が見える。雷丸には珍しい子実体の図が載る。また、Wolfiporia属には茯苓属の中国名があてられており、W. cartilagineaとW. cocos(こちらが漢方薬に使われる茯苓:ブクリョウのようだ)の2種が記載される。

Persoonia

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大菌類学者ペルスーン(Christiaan Hendrik Persoon:1761-1836)の名前を冠した、オランダ国立博物館ライデン大学分館が発行する菌類学雑誌 「Persoonia」は、1959年に創刊された世界的に有名な菌類分類学を専門とする雑誌である。特に、キノコをつくる大型菌類の分類には必要不可欠の文献となっている。通常、1年に2分冊発行され、4分冊で1巻(1 volume)を構成する。1巻は合計約500ページである(第14巻を除く)。
1959年の創刊号から現在までの全バックナンバーを販売いたします。第1巻(1959)から第14巻(1992)までは特別価格になっているので、一括して揃えられることをお薦めします。
ご注文にあたっては、必ずお申込の巻数・分冊番号を明記願います。なお、下記した単位以外の分売はありません。納期:在庫がなくなった場合6-10週間。
1-1.第1巻(1959)から第5巻(1969)まで、5巻(10年分)セット、8,500円(税込み、送料別)
1-2.第6巻(1970)から第10巻(1980)まで、5巻(10年分)セット、8,500円(税込み、送料別)
1-3.第11巻(1981)から第14巻(1992)まで、4巻(12年分)セット、12,500円(税込み、送料別)
1-4.第15巻(1992から1994)、11,800円(税込み、送料別)
1-5.第16巻(1995から1998)、14,700円(税込み、送料別)
1-6.第17巻第1部(1998)、4,000円(税込み、送料別)
1-7.第17巻第2部(1999)、4,000円(税込み、送料別)
1-8.第17巻第3部(2000)、4,000円(税込み、送料別)
1-9.第17巻第4部(2002)、4,000円(税込み、送料別)
1ー11.第18巻第1部(2002)、4,000円(税込み、送料別)
1-12.第18巻第2部(2003)、4,000円(税込み、送料別)
1-13.第18巻第3部(2004)、4,000円(税込み、送料別)
1-14. 第18巻第4部(2005)、4,500円(税込み、送料別)

世界の鳥類ハンドブック

“第11巻Old World Flycatchers to Old World Warblers 出版”
世界の鳥類すべてを網羅しようという全16巻の巨大にして完璧な鳥類図鑑シリーズが刊行中です。2006年10月現在第11巻まで出版されています。鳥好きの皆さんに入手をお勧めいたします。
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(上は第10巻の表紙)
HANDBOOK OF THE BIRDS OF THE WORLD
(世界の鳥類ハンドブック)

DEL HOYO, Josep, Andrew ELLIOTT & Jordi SARGATAL (Edit.)
出版社:Lynx Edicions、バルセロナ、スペイン
英語。24.0x31.0cm。各巻約600-800ページ。原色図版、原色写真、分布図多数。
価格 お問合せください。
既刊(第1巻-第11巻)セットを特別価格で提供いたしますので、お問合せください。
納期 約2.5ヶ月(船便)

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上は第2巻の図版。
Volume 1: Ostrich to Ducks.(1992)
Volume 2: New World Vultures to Guineafowl.(1994)
Volume 3: Hoatzin to Auks.(1996)
Volume 4: Sandgrouse to Cuckoos.(1997)
Volume 5: Barn Owls to Hummingbirds.(1999)
Volume 6: Mousebirds to Hornbills.(2001)
Volume 7: Jacamars to Woodpeckers.(2002)
Volume 8: Broadbills to Tapaculos.(2003)
Volume 9: Cotingas to Pipits and Wagtails.(2004)
Volume 10: Cuckoo-shrikes to Thrushes.(2005)
Volume 11: Old World Flycatchers to Old World Warblers (2006)

以上2006年10月現在既刊。
20060127175428.jpg
上は第10巻の図版。
(未完)
Volume 12: Australasian Robins to Tits and Chickadees
Volume 13: Nuthatches to True Shrikes
Volume 14: Bushshrikes to Old World Sparrows
Volume 15: Weavers to New World Warblers
Volume 16: Tanagers to New World Blackbirds

2006年9月文献案内

2006年9月25日に発表したもの。
2006年分は目次スペース節約のため2007年2月のブログに集約。
在庫や価格についてはお問合せください。
Atlante_fotografico_degli_Ascomiceti_dItalia.jpg
1.“新紹介” Associazione Micologica Bresadola (Edit.) (2006)
「Atlante fotografico degli Ascomiceti d’Italia」
(イタリア子のう菌写真図鑑) 

A.M.B. Fondazione Centro Studi Micologici
価格 12,080円(税込み、送料別)(2007年10月4日現在価格) 納期2週間(在庫)
イタリア語。12.5x19.7cm。221+454ページ、合計675ページ。原色写真多数。ハードカバー。
すでに出版済みの担子菌の部の2冊のきのこ図鑑に追加して、このたび子のう菌の部が出版された。全675ページは、221ページの総論と454ページの種の記載+索引の2部からなる。総論の部は子のう菌概論と、111ページにおよぶ属への検索表・種への検索表、さらに12ページにわたる子実体の形と胞子の形から属名が分かる表からなる。採集した標本を調べるに便利な工夫がこらされている。個々の種の解説は、原色生態写真と胞子図を添え1種1ページを使い大型の子実体を形成する子のう菌代表種400種取り上げる。もちろんTuber, Balsamia, Choiromyces, Genea, Hydonotrya, Picoaほかの地下生菌も取り上げる。子のう菌の専門図鑑は世界でも少なく、お勧めである。(英語版がほしい!)

Conspectus_Fungorum_in_Lusatiae.jpg Conspectus_Fungorum3.jpg Conspectus_Fungorum5.jpg Conspectus_Fungorum4.jpg
 2.“新紹介” von Albertini, Johann Baptista & Lewis David von Schweinitz (1805) (reprint 1993)
「Conspectus Fungorum in Lusatiae Superioris 」
(von Schweinitz他「北ルーサチティア地方の菌類」オリジナル1805、1993復刻)

価格 7,210円(税込み、送料別) 納期 2週間(在庫) 
(本書でPisolithus (コツブタケ属)が創設された。変形菌の記載・原色図もある)
ラテン語。14.2x21.3cm。24+376ページ+12原色図版ページ。ハードカバー。
1805年の出版当時、世界最大の菌学書であった本書は、ドイツ北東部、ポーランドと国境を接するルーサチティア地方の菌類、1130分類群を、12ページにわたる原色図版を付け記載する。うち127種は新種でAlbatrellus confluens(ニンギョウタケ)、Rhodocollybia maculata(アカアザタケ)Trametes conchifer(サカズキカワラタケ)ほかである。また、Pisolithus (コツブタケ属)が本書で創設された。大型の子実体を形成する菌類に加え、不完全菌のMoniliaやBotrytis、さらに変形菌も多く記載されている。第二著者、Schweinitz(1780-1834)は米国の大菌類学者。多くの米国産菌類を新記載し、米国菌学の祖と言われる。Calvatia craniformis (ノウタケ)、Lactarius indigo (ルリハツタケ)、Hypomyces hyalinus (タケリタケの1種)ほか多くの菌類の記載者として名を残す。本書はAlbertiniと共著となっているが、実態はSchweinitz一人の著作のようだ。

3.“新紹介”「Travaux Mycologiques dedides a R. Kuhner」
(「ロバート・キューネに献呈する菌学論文集」 (1974)

Numero special du Bulletin de la Societe Linneeenne de Lyon 43e annee.
価格 11,390円(税込み、送料別)  納期 2週間(在庫)
英語論文多し、仏語論文もある。19.1x26.1cm。475ページ。本文中に白黒線画や写真、表。
Bas C., Dennis R.W.G., Heim R., 本郷次雄、Mass Geesteranus, Moser M., Orton P.D., Pilat A., Singer R. など時代を代表する菌学者41人が41論文を寄稿した大論文集。
新種記載論文も多い。著者名と新種記載された種(一部):Berthet P.: 盤菌類の新属新種1。Bigelow H.E.: Clitocybe属3新種。Smith A.H.: 米国産Vascellum 属4新種。本郷次雄: テングタケ属2新種。HeimとGilles G.: Xercomus perparvulus。Malenson G.: Lactarius kuehneriaus。Moser M.: Cortinarius kuehneri。Orton P.D.: Volvariella caesioticta。Romagnesi R. : Rhodophyllus 属6新種。
Watling R.はカサが開く普通のきのことカサの開かない腹菌化したきのこの2形態をとるEmtoloma abortivumに検討を加える。

4.“新紹介”Leger, Jean-Claude (1998)
「Le genre Hymenochaete Leveille」 (タバコウロコタケ属)
 
Bibliotheca Mycologica Band 171
価格 13,600円(税込み、送料別) 納期2週間(在庫切れの場合は約2.5ヶ月)
仏語。14.7x22.6cm。319ページ。白黒顕微鏡図本文中に多数。検索表あり。
タバコウロコタケ属はいわゆる硬質菌の仲間でタバコウロコタケ目タバコウロコタケ科に属する木材腐朽菌。熱帯を中心に世界で110種を産する。本書は世界に産するタバコウロコタケ属を検討記載したモノグラフ。この分類群に興味を持つ方は必携の基本書。

2006年8月文献案内

2006年8月28日に発表したもの。
2006年分は目次スペース節約のため2007年2月のブログに集約。
在庫や価格についてはお問合せください。
1.“新紹介”中国真菌志第27巻、Yang Zhuliang (2005)
「Amanitaceae」(テングタケ科)

価格 7,670円(税込み、送料別)(2007年9月6日現在) 納期2週間(在庫僅少)
中国語。19.3x26.7cm。18+258ページ。本文中に線画多数。
高等植物では、“東アジアの植物の分布中心は中国で、日本は分布中心から外れている。そのため日本の植物相を理解するには中国の植物相を知ることが必須” といわれている。大型菌類、特に樹木と共生する菌根菌についても同様なことが考えられる。
本書は、代表的な菌根菌であるテングタケ科で中国に分布する2属100種を白黒外形図、顕微鏡図、検索表などを付け詳細に解説する。今井三子、本郷次雄、長沢栄史、小田貴らにより日本で新種記載された種も載る一方、中国で新種記載された種も数多く解説されている。本書を見ずして東アジアのテングタケ科を知ることは出来ない必携の書といえる。
奥付によると印刷部数はわずか800冊。絶版にならないうちに購入されることをお勧めする。

2.“新紹介”中国真菌志第23巻、Liu Bo et al. (2005)
「Sclerodermatales, Tulostomatales, Phallales」(ニセショウロ目、ケシボウズタケ目、スッポンタケ目)

価格 6,430円(税込み、送料別)(2007年9月6日現在) 納期2週間(在庫)
中国語。19.3x26.7cm。前文22+本文222+SEM写真10+外形原色写真2の各ページ、合計256ページ。本文中に線画多数(ただし、地下生菌は胞子図のみ)。
番号1と同じシリーズの本書は、中国に分布する腹菌類3目、13科、34属、132種・変種を白黒外形図(ただし、地下生菌は外形図なし)、顕微鏡図、検索表などを付け詳細に解説する。地下生菌に入るHysterangium、Protubera、Kobayasia(シラタマタケ属)などや、地下生菌化する途中のきのこのMacowanitesなどが載っており、地下生菌に興味がある方は必携。Tulostoma(ケシボウズタケ属)は18種・変種が解説されている。印刷部数はわずか800冊。

3.“新紹介”Raitviir, A. (2004)
「Revised Synopsis of The Hyaloscyphaceae」 (ヒナノチャワンタケ科の改訂)
 
Scripta Mycologica 20
価格 12,090円(税込み、送料別) 納期2週間(ただし、在庫限りの販売)
英語。17.7x25.0cm。133ページ。白黒図あり。検索表あり。
Hyaloscyphaceaeは和名ではヒナノチャワンタケ科と呼ばれる。名前の下にチャワンタケがついているがチャワンタケ目(Pezizales)ではなく、ズキンタケなどと同じビョウタケ目(Helotiales)の子のう菌である。世界に58属541種がある(Dictionary of The Fungi第9版)。
ヒナノチャワンタケ科は、従来HyaloscscypheaeおよびLacneaeという二つの大きな連とArachnopezizeaeという一つの小さな連に分けられていた。最近の遺伝子分析や超微細構造の研究結果から得られた情報を元に、著者はこれら3つの分類群をそれぞれ科のレベルに引き上げるべきと結論する。本書は、これら三つの新しい科のうちHyaloscyphaceae科29属241種・変種を、属および種への検索表、種を同定するに十分な内容の記載、さらに簡単な顕微鏡図をつけ解説する。
チャワンタケ型のきのこに興味を持つ方には必携の文献。著者は本書出版後亡くなられた。(07年1月一部修正)

4.“新紹介”Berthier, Jacques (1976)
Monographie des Typhula Fr., Pistillaria Fr. et Genres Voisins」 (ガマホタケ属、ガマホタケモドキ属、およびその関連属のモノグラフ)

Numero Special du Bulletin de la Societe Linneenne de Lyon 45 anne.  
価格 11,390円(税込み、送料別) 納期納期 08年3月現在在庫切れ(ご注文後3ヶ月)
仏語。17.4x24.5cm。213ページ、原色図版2ページ。顕微鏡図・外形図多数。ペーパーバック。  
Typhula(ガマホタケ属)とPistillaria(ガマホタケモドキ属)は、単生の小さなホウキタケ型の子実体をつくる担子菌。農業分野では雪腐病の病原菌として知られる。原色新日本菌類図鑑Ⅱには解説がなく名前だけ載る。Dictionary of The Fungi第9版によると前者は主に温帯に68種、後者(前者のシノニムとされることもある)は、北半球の温帯に50種が分布する。
本書は、この両属を知るための必須の文献。Dictionary of The Fungi第9版には参考文献として本書1点だけが載る。

Systematics of Cladosporium

“2005年7月文献案内で紹介”
A_Contribution_to_The_Systematics_Cladosporium.jpg
David, J.C. (1996)
A Contribution to the Systematics of Cladosporium. Revision of The Fungi Previously Referred to Heterosporium
(クラドスポリウム属の分類学的研究、 かつてヘテロスポリウム属に関係付けられていた菌類の改定)

Mycological Paper 172
価格 7,980円(税込み、送料別) 、在庫切れ中
(一般にクロカビの総称で知られる不完全菌類クラドスポリウム属の分類同定専門書)
英語。18.2x24.0cm。157ページ。ソフトバック。本文中に顕微鏡図、顕微鏡写真多数。
クロカビの総称で知られる普遍的常在菌で食品汚染やアレルゲンともなる不完全菌、クラドスポリウム属について、これまでに報告された関連属の形態的特徴を再整理し3つの亜節を提唱した。この亜節のうちのHeterosporium亜節は、テレオモルフ-アナモルフの関係から分類を行ったVon Arx(オランダCBS)によってCladosporiumの別属としてあつかった種を再度Cladosporium属に戻したもので、本書は同属の整理を重点的にまとめたため、同亜節のモノグラフとも呼ばれている。
「Cladosporium属は、食品や環境などの衛生分野や農学系統の実験室レベルで従事する者には重要な不完全菌類なので、子嚢菌や不完全菌類に興味を持つ方や従事している方、またはこれから従事を望む方々に広くお勧めしたい文献です。」(NMG常盤様コメント)
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