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速報:「第13版エングラー植物分類体系 担子菌綱・エントリザ菌綱」

速報
「第13版エングラー植物分類体系、第1/3部、担子菌綱・エントリザ菌綱」

Syllabus_of_Plant_Families13.jpeg
Begerow, Dominik, Alistair McTaggart, Reinhard Agerer & Wolfgang Frey(eds.)(2018)
「13th ed. Syllabus of Plant Families - A. Engler's Syllabus der Pflanzenfamilien Part 1/3, Basidiomycota and Entorrhizomycota」
8%税込み大概算25,000円、プラス国内送料、お取り寄せ
英語、17.5x24.5㎝、471ページ、42図、ハードカバー

遺伝子分析をもとにしたAPG(Angiosperm Phylogeny Group)分類体系の出現により、エングラー分類体系は、形態をもとにした古い分類体系として見捨てられたように見える。

しかし、エングラー分類体系は、最新の遺伝子分析の成果に加え、形態情報も加味した最新の分類体系として営々と改訂がなされつつある。

このたび、「13th ed. Syllabus of Plant Families - A. Engler's Syllabus der Pflanzenfamilien Part 1/3」(第13版エングラー植物分類体系、第1/3部、担子菌綱・エントリザ菌綱)が出版されたので速報します。

なお、菌類は、今では植物界ではなく独自の菌類界(菌界)に属することが明確だが、旧エングラー植物分類体系が菌類も取り扱っていたため、この第13版も菌類を扱っている。
また、「Families」の文字があるように、「科」までの体系になっている。

既刊:
○ 「Part 1/1: Blue-green Algae, Myxomycetes and Myxomycete-like organisms, Phytoparasitic protists, Heterotrophic Heterokontobionta and Fugi p.p」 (ラン藻類、変形菌類、変形菌類似生物、植物寄生原生生物、従属栄養不等毛生物、旧菌類; ツボカビ門、接合菌門、グロムス門)
○ 「Part 3: Bryophytes and seedless Vascular Plants」 (第3巻:コケ植物、および種子植物以外の維管束植物(コケ類など))

「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号

新紹介!
遺伝2018年9月号
「特集:キノコをとおして地球の未来を考える」遺伝2018年9月号
8%税込み1,680円(定価の3%引き)、送料サービス、納期:11月8日頃発送予定

伝統ある生物科学雑誌、「遺伝」が “きのこの特集”を行った。
概要:
「森の日陰者として日常めだたたない菌類(キノコ)の存在だが、最近の分子系統により、植物の共生者として、陸上の森林生態系をつくりあげてきた本当の菌類の姿が浮かび上がってきた。絶滅危惧植物の生育を助ける菌類、ラン科植物の生きる姿から見えてくる菌類の森での働きなど、最新の研究を通して真の菌類の姿に迫る。また、マツタケ栽培やキノコ毒の最新研究事情も紹介する」

次の巻頭グラビアと総論、および5論文がからなる。
なかでも番号1 の奈良一秀先生(東京大学)の論文 「森を育むキノコのちから」 は、一読の価値がある(総論を書かれたF先生談)

巻頭グラビア:キノコの世界(吹春俊光;千葉中央博物館)
特集I:「キノコをとおして地球の未来を考える」
総論:キノコの不思議の世界((吹春俊光;千葉中央博物館)
1:森を育むキノコのちからー菌根共生の驚くべき事実(奈良一秀:東京大学)
2:絶滅危惧樹木を支えるキノコの発見-共進化した菌根菌が保全の鍵⁉(奈良一秀・村田政穂:東京大学)
3:キンランの移植はなぜ難しいのかーラン科植物がつくる独自の菌根(大和政秀:千葉大学)
4:キノコ毒ー私たちは生物を食べているということを忘れないでください(橋本貴美子:東京農業大学)
5:マツタケ人工栽培の最前線ー無菌条件での感染苗作出とシロの形成には成功(山中高史:森林総合研究所)

「The Fungal Kingdom」 (菌類界)

売れました
The_Fungal_Kingdom.jpg
Joseph Heitman, Barbara J. Howlett, Pedro W. Crous, Eva H. Stukenbrock, Timothy Y. James & Neil A. R. Gow (Edits) (2017/10)
「The Fungal Kingdom」 (菌類界)

ASM Press(米国微生物学学会出版部)
参考8%税込22,300円、送料下記、 売れました
送料:ゆうパック80サイズ(兵庫県内1010円、北陸・東海・近畿・中国・四国1080円、関東・信越・九州1180円、東北1290円、沖縄1600円、北海道1720円)

英語、22.5x28.7㎝、23+1136ページ、図・顕微鏡写真などある、ハードカバー
大型本!
2017年の出版時までの最新の情報に基づき菌類全般について解説する菌類百科事典
菌類に関係する研究室や図書室には是非おきたい1冊。
個人で持つなら、自分の専門外のことも一通り知っておきたい方にお勧め。
目次:
Section 1: Fungal Branches on the Eukaryotic Tree of Life
1. Realm and Classification of the Fungal Kingdom
2. What Fungal Traits Matter and How They Evolve
3. What Defines the "Kingdom" Fungi?
4. Fungal Diversity Revisited: 2.2 to 3.8 Million Species
5. Microsporidia: Obligate Intracellular Pathogens within the Fungal Kingdom Realm

Section 2 以下は「続きを読む」をクリック願います(「Section 9」まであり)。

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The Fungi, Third Edition(菌類、第3版)

売れ切れです!
新紹介!
The_Fungi_Third_Edition.jpg
Watkinson, Sarah C. , Lynne Boddy & Nicholas Money (2016)
「The Fungi, Third Edition、 (Paperback)」(菌類、第3版、ペーパーバック)

参考8%税込み10,740円、送料510円(レターパック)、
売れ切れです!

英語、19x23.4㎝、15+本文449+カラー図版27ページ、ペーパーバック
出版時の最新の知見をもとに菌類を解説する総説書。
総説書では、著者・編者たちが菌類のどの分野に力を入れて解説するかで特徴がでる。
本書は、Chapter 6: Molecular Ecology(第6章:分子生態学)に多くを割く。

第6章には「The Application of DNA Technology in the Ecology of Fungi」(DNA技術の菌類生態学への応用)、「Fungal Diversity in the Environment」(環境中の菌類多様性)、「Linking Fungal Diversity and Ecosystem Processes」(菌類多様性と生態系との関連付け)、「Whole-Genome Sequencing and Comparative Genomics」(全ゲノムシーケンスと比較ゲノム解析)など、最新にしてしかも興味深いテーマの解説がならぶ。

図鑑と違い文字の多い本書だが、興味を魅かれる章を順に拾い読みしていくのも、菌類に関心を持つ者には必要ではなかろうか。

目次:
Preface
Acknowledgements
Note on Taxonomy
Chapter 1: Fungal Diversity
(第1章:菌類の多様性)

Evolutionary Origins of the Fungi and Their Relationships to Other Eukaryotes
The Classification of Fungi
Fungal Phyla
Microsporidia
Miscellaneous Microorganisms Studied by Mycologists
Chapter 2: Fungal Cell Biology and Development
(第2章:菌類細胞生物学と発生)

Organelles, Cells, Organs
Cell Structure
Growth and Cell Division
The Mycelium
Multicellular Organs

第3章からは[続きを読む]をクリック願います。

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追補 北陸のきのこ図鑑、付石川県菌蕈集録

在庫がなくなり次第、販売終了です。
「新版北陸のきのこ図鑑」に載っていない448種を解説!
新版とこの追補と合わせ合計1971種を解説する日本最大のきのこ図鑑!
きのこに関心のある方すべてに必携!

追補北陸のきのこ図鑑1  追補北陸のきのこ図鑑2  新版北陸のきのこ図鑑3

池田良幸(著)、橋屋誠・糟谷大河(校閲) (2014)
『追補 北陸のきのこ図鑑 石川県菌蕈集録』
、橋本確文堂
8%税込定価9,180円 (本体定価8,500円+税)、送料サービス、納期1週間(在庫3冊

追補北陸のきのこ図鑑4  追補北陸のきのこ図鑑5 追補北陸のきのこ図鑑6
B5、原色図版36ページ、解説約100ページ、石川県菌蕈収録・索引他約270ページ
池田良幸先生の60余年に及ぶきのこ研究の集大成となる「北陸のきのこ図鑑」シリーズがこの「追補」で完結した。2013年出版の「新版」で1524種を解説し、この「追補」では新版にはない447種を解説する。2冊合計1971種を解説する日本最大のきのこ図鑑となった。
後半の「石川県菌蕈集録」は、池田先生が保管している乾燥標本のうち国立科学博物館収納した6676点の標本を国立科学博物館の標本番号であるTNS-Fをつけて分類順にリスト化したもの。和名・学名・TNS番号のほか、産地、発生環境、採集年月日、採集者名などが書かれている。
「北陸のきのこ」と銘打っているが、発生地が北陸に限られるきのこはなく、分布は全国的である。日本のきのこを調べたい方にとって、第一番に揃えたい本格図鑑が出来上がった。
『新版北陸のきのこ図鑑』はこちら

菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・和書):
『国際藻類・菌類・植物命名規約(メルボルン規約)[日本語版]』
勝本謙著、勝本謙・安藤勝彦入力編集(2010)『日本産菌類集覧』
日本菌学会編(2014)『新菌学用語集』 
池田良幸(2013)『新版北陸のきのこ図鑑』
池田良幸(著)、橋屋誠・糟谷大河(校閲)(2014)『追補 北陸のきのこ図鑑 付石川県菌蕈集録』
菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・洋書):
『Dictionary of the Fungi, 10th Edition, Hard cover』 (菌類辞典第10版)
『Illustrated Dictionary of Mycology, Second Edition』 (図解菌学辞典第2版)
『Fungal Families of the World』 (世界の菌類の諸科)
『Fungi of Switzerland』 (スイス菌類図鑑)

Myko Libri Die Bibliothek der Pilzbucher

“少部数の限定出版”在庫1冊
Mykolibri_1.jpg Mykolibri_2.jpg Mykolibri_4.jpg
(図:左からカバー表紙、原色図版の一つ、本文)
 Volbracht, Chiristian (2006) 
「Myko Libri Die Bibliothek der Pilzbucher」  (Myko Libri きのこ文献書誌) 

8%税込 32,630円、送料650円、ただし東北950円、北海道・沖縄1250円、
納期:1週間(在庫1冊) 
ドイツ語。10ページ分の英語訳別紙付。22.0x30.3cmの大判。12+527ページ。原色図多数。ハードカバー。著者の限定部数の自費出版。部数番号と著者のサイン入り。

 MykoLibri というオンラインの菌類専門のドイツの古本屋がある(佐野書店に似ている)。菌類に関する稀覯書を取り扱っており、佐野も以前はたびたび利用した。

 本書は、15世紀末から20世紀半ばにかけて出版された菌類書籍の原色図入り書誌カタログだ。店主のChristian Volbracht氏が自費出版した。自費出版でしかできなかった氏のこだわりの書だ。

 大判でずっしりと重い本書には、氏が長年にわたり収集した3千余におよぶ菌類書籍の書誌学的情報が著者名のアルファベット順に載せられている。美しい原色のきのこ絵が数百点も本文内にちりばめられている。掲載された文献情報は詳細で正確。

 佐野は、古い外国菌類文献を紹介したり、探したりするとき、いつも本書で確認している。
 生物分類学は、その生物の研究史をたどる学問でもある。その意味で、菌類分類関係者にお勧め。外国の古い菌類文献に関心のある方にもおおいにお勧めする。

古書:Kew Bulletin Vol. 31, No. 3, 1977

古書
Kew_Bulletin_Vol_31_No_3.jpg
「Kew Bulletin Vol. 31, No. 3, 1977 dedicated to Dr. R.W. G. Dennis」
(キューブレティン第31巻第3号、デニス博士に献呈する号)

Her Majesty's Stationary Office, London
税込価格 8,400円、送料360円(レターパック350)
古書、状態:並、
大部分の論文は英語、フランス語論文1、15.1x24.6cm、
世界中の30人の菌類研究者が論文を寄稿。新種発表も多数。
Cordyceps nelumboidesが新種発表された小林先生と清水先生の共著冬虫夏草論文も掲載。

イグチ目の分子系統分類

在庫切れになりました。
Zur_molekularen_Systematic_der_Boletales.jpg
Margit Jarosch (2001)
Zur molekularen Systematik der Boletales: Coniophorineae, Paxillineae und Suillineae
(イグチ目の分子系統分類)

Bibliotheca Mycologica Band 191
参考8%税込 6040円、送料180円、在庫切れ
(イグチの仲間に関心のある方には必携の文献)
独語。14.5x22.5cm。158ページ。ペーパーバック。
Rhizopogon(ショウロ属)やAlpovaなど地下生菌を含む198標本の遺伝子解析を行い、既に行われた形態学的研究、解剖学的研究、細胞内蛍光測定法や化学成分からの研究成果なども考慮に入れ、イグチ目の系統分類を明らかにした。
イグチ目は大きく5つの亜目に分けられることがわかり、さらに単系統ごとの分類群にするために多くの科や属の新設や変更が提案された。生息環境に適応した結果の他人の空似が存在することも明らかになった。本書はブレジンスキー教授を指導者にした一連のイグチ目の研究の最後の報告である。本書によりイグチ目の分類が進化の系統にそった分類群に整然と整理された。

アセタケ属の分類学的研究

在庫切れ中
The_taxonomic_studies_of_the_genus_Inocybe.jpg
小林孝人 (2002)
「The taxonomic studies of the genus Inocybe」
(アセタケ属の分類学的研究)

Nova Hedwigia Beihefte, Beiheft 124
参考8%税込 13,990円、送料360円、在庫切れ中
(アセタケ属に興味をお持ちのすべての方にお勧め)
英語。 24x17cm。246ページ。146白黒図版。ペーパーバック。
アセタケ属の分類研究で学位をとられた小林孝人氏のアセタケ属研究書。世界産全種を解説。9新種、1新組合せを提案し、さらに2新亜属を提案する。アセタケ属研究に必携の文献。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

深澤 遊「キノコとカビの生態学」

2017年7月新刊!
キノコとカビの生態学
深澤 遊(2017/7)
「キノコとカビの生態学、枯れ木の中は戦国時代」

8%税込み1944円(1800円+税)、送料サービス
B6、口絵8ページ、8+158ページ、ペーパーバック、カバー付き
森の中に落ちている枯れ木の中でも菌類による「領地獲得合戦」が繰り広げられている。その様子はさながら戦国時代のようだそうな。本書は、最新の研究成果をもとに、枯れ木に生息する菌類の生態についてわかりやすく解説する。
きのこや菌類に興味を持つ方すべてにお勧め
2013年10月8日からの訪問者数
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佐野書店 佐野悦三

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