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あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
2020朝日 (3)
[赤穂御崎(兵庫県赤穂市)から望む日の出。島々は家島諸島(姫路市)]

1月5日(日)から大阪鶴見緑地、「咲くやこの花館」で「POPなきのこ展」が開かれます。
佐野書店は期間中、休館を除き毎日開店しています。
世界各地のきのこグッズを取りそろえ、皆様のお越しをお待ちしています。
もちろん、お勧め本も取りそろえております。
 佐野書店ブログ:「POPなきのこ展」
 咲くやこの花館URL: https://www.sakuyakonohana.jp/

きのこ、とんでも情報(余談)

余談:
テレビや新聞で誤った情報が流れることがママある。
誤りを誤りのままにしては、誤った知識を広めることになり、いけないと思う。

いずれも私の昔の経験だ。
(1)「ツチグリをある県で食用にしている」という内容のテレビ放送があった。お昼で現地での実況も交えての放送だった。
番組の中であきらかな間違いが話されているので、放送の最中だったがテレビ局に電話し、その旨指摘した。
驚いたことに、即、番組の放送中に訂正された。

(2)大A新聞の夕刊、「個人輸入」についての解説記事。
紙面のほぼ半分を使った、新聞社としては力を入れたであろう記事だった。
しかし、中を読むと、個人輸入についてあまり知らない記者が、聞いたことを十分に理解せずに書いたようで、内容にいい加減なところ、誤ったところなどが随所に見受けられた。*
そのことを新聞社に電子メールか手紙か忘れたが、書きものにして送った。

しかし何の返事もなく、「大新聞とて間違いには頬かむりするんだ!」と思い始めたころ、夕刊にまたまた「個人輸入」についての記事が載った。前回同様、紙面の半分を使った同じテーマの解説記事だった。こんどの中身は正確で非の打ちどころないものであった。

前の記事を正しく書き直したものであることは明らかだった。しかし、以前の記事に誤りがあったので、正しくし、再度載せたなどとは一言も書いてなかった。あたかも初めての解説記事のようだった。
以降、大A新聞とてこんなもんだと、どの新聞も眉に唾をつけつけ読むようにしている。

*:わたしは現役時代、輸入や、三国間貿易(例:ドイツで買い付けた機械を日本を経由せず、直接インドネシアのお客様に持ち込む)等、貿易関係の仕事をしていたので輸入手続きに関しては詳しかった(今はだめだが)。

きのこ、とんでも情報(2)「林先生の初耳学」2019年12月8日放送

2019年12月8日放送の「林先生の初耳学」(MBS毎日放送、22時~)で、きのこ好きにとっては見過ごせない、いい加減で不正確な放送があったという。

「MBSの番組ホームページ」-「林先生の初耳学」-「前回の放送」-「放送内容」(12月10日時点)(https://www.mbs.jp/mimi/)に書かれた番組PR文を見ると、

「あるジャンルに熱狂的な知識を持つ芸能人が林先生に挑戦する『初耳フリークからの出題』では、きのこフリーク"芸人の各駅マッシュ・XXXXXが登場!キノコの研究者との知識勝負で完勝したという、圧倒的な知識を披露する。900種類以上のキノコを知る男が厳選した、松茸越えの希少絶品きのこに出演者一同大興奮!!」とある。  (人名明記は避けました。キノコ・きのこ混在は原文通り。きのこフリーク"も原文通り)

この番組PR文からして問題ありそう。
「キノコの研究者との知識勝負で完勝した」という紹介文からしてムムムム?いったいどんなキノコの研究者と勝負したん?きのこ研究者に失礼やろ!と思う。
さらには、「松茸越えの希少絶品きのこ」が「クリタケやチャナメツムタケ」というのであれば、何おかいわんやのレベルだ。

民放テレビ局は、予算も少ない中、視聴率を稼ぐため、誇張やフェイクまがいは当たり前なのかもしれない。が、ちょっと行きすぎではないのか!きのこ好きの一人として看過できない。

きのこ、とんでも情報!「林先生の初耳学」

私も参加するきのこの会のメーリングリストに「 芸人S氏の不適切・不正確な放送内容について」と題するメールが流れてきた。
発信者は、昨年ユニークなきのこ図鑑を出版された菌類・きのこに大変造詣の深い方だ。

メールの内容は、2019年12月8日放送の「林先生の初耳学」(MBS毎日放送、22時~)、で、「自称きのこ芸人のSがきのこの知識で司会の林修氏と対決するという場面で、『コウタケが1本5万円』『クリタケやチャナメツムタケがマツタケを超える絶品』『きのこ好きは天然きのこの美味しさを知っているから栽培きのこを食べない』などの誇張表現に終始し、

「シイタケが特異的に硫黄を吸収する」などのエビデンスのない情報を番組内であたかも事実のように主張した点は、明白に度を超しているとはいえ、バラエティー番組の性質上、ある程度許容されうる範囲もあろうかとは存じますが、

中には『毒きのこをそれと知りながら食べて生還したことをあたかも武勇伝のようにアピールする』ことは、番組を見た青少年が興味本位で毒きのこに手を出しかねず、看過できない内容となっておりました」というものであった。

発信者は、番組に気を使って「ある程度許容されうる範囲もあろうかとは存じますが」とあいまいな表現をしているが、きのこ好きの私にとっては、「コウタケ1本5万円」だけでも、とんでも情報だ。

いったいどこで「コウタケ1本5万円」で売っていたのかい?証拠となる映像をおつけ‼!
ただし、やらせじゃないのをね!

青森フォーレ不参加のお知らせ

「青森フォーレ不参加のお知らせ」

店主の不手際により、佐野書店は青森フォーレ(9月6日~8日)に不参加ですのでお知らせします。

7月初めに電子メールで参加申込をしたつもりだったのですが、店主のミスでメールが送信されていませんでしたた。

フォーレで佐野書店を楽しみにされていた方々に大変申し訳なく、お詫び申し上げます

(航空券の手配までしていましたが残念なことになり申し訳ありません)

「日本産ハルシメジ類は少なくとも9種の未記載種を含む」

先日あった日本菌学会第63回大会で興味を引いた発表(1)。ご参考まで。
内容は講演要旨集からで、佐野の責任で短くまとめてあります。
(佐野は、問題があるのは承知の上で、「種=species」と呼べるのは生殖隔離が存在する分類群=生物学的種のみであり、そうでない分類群は亜種・変種・品種・分子種・形態種などと呼ぶべきと考えているので、発表内容に忠実でないところがある)

「日本産ハルシメジ類は少なくとも9種の未記載種を含む」
研究者:宍倉愛実(鳥取大院持続性)ほか
前提:
日本産ハルシメジ類には12の形態型が知られている。
調査対象標本:
E. clypeatum var. defibulatumのタイプ標本(オーストリアGranz大学標本庫から借用)および
全国から収集したNolamnidea節に属する標本。
分析:
形態学的・分子系統学的・生態学的に解析した。
分子系統学的にはrDNA ITS領域を分析した。
結果:
(1)次の9系統群が見つかった。
(2)これら系統群と宿主植物の分類群との間には相関関係があることがわかった。
系統1:宿主ウメ(スモモ亜属)、形態的には欧州産E. sepiumと合致するが、クレード内に欧州産E. sepiumの配列を含まない。
系統2:宿主サクラ(サクラ亜属)、形態的には欧州産E. sepiumと合致するが、クレード内に欧州産E. sepiumの配列を含まない。
系統3:宿主ナナカマド属、形態学的にE. clypeatum var. defibulatumのタイプ標本と一致するが、同種とするには再検討する必要がある。
系統4:宿主サクラ、形態学的に一致する種がない。
系統5:宿主サクラ、形態学的に一致する種がない。
系統6:宿主ナシ連、形態学的にE. clypeatumと合致するが、クレード内に欧州産E. clypeatumの配列を含まない、しかも初冬にも発生。
系統7:宿主バラ属、国内産E. clypeatum f. hybridumの配列と同一クレードを形成し、形態学的にも本品種(forma)と同じ。
系統8:宿主ニレ科、欧州産E. saundersiiと姉妹群だが形態学的に区別できる。
系統9:宿主ニレ科、国内産E. aprileと同じ配列を含むが、クレード内に欧州産E. aprileの配列を含まない。形態学的には国内産E. aprileと合致する。
以上

日本語版「国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018」

日本植物分類学会 国際命名規約邦訳委員会訳・編集の『国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018[日本語版]』が北隆館から2019年6月刊行の予定だそうです。
詳細は日本植物分類学会のHPをご覧願います(予約割引などの方法が書かれています)。

 日本植物分類学会URL:http://www.e-jsps.com/wiki/wiki.cgi

 原典版はこちら:http://sanoshoten.blog13.fc2.com/blog-entry-1568.html

未紹介・途中で消えてしまった文献

書庫を調べると、まだ紹介していない文献や一度紹介したがその記事がブログから消えてしまったと思える文献に気づく。
下記文献もそのようだ。
早い時期に紹介したいと思う。



Marxmuller, Helga (2014) 「Russularum Icones, Band I & II」(ベニタケ図譜第1巻・2巻)
 300点の実物大原色図と顕微鏡図。大判で第1巻・2巻合計712ページに及ぶ大冊。高価
 最大のポイントは、 Felix Hampe & Ursula Eberhardtが実施した遺伝子分析結果が解説されていることだろうか。
 予約販売だったようでブログで紹介しないうちに絶版になってしまった。在庫2.5組(第2巻1冊が行方不明)。

Noordeloos, M. E., H. C. den Bakker, S. van der Linde, A. Verbeken, J. Nuytinck (2018)
  「Flora Agaricina Neerlandica, Volume 7: Boletales & Russulales」

 誤って削除したのだろうか?記事が見当たらない。しかしすでに10人の方から購入いただいている。記事を載せなくては。

Horak, Egon (2018)
  「Fungi of New Zealand Vol. 6 Agaricales (Basidiomycota) of New Zealand. 2. Brown spored genera,
   Westerdijk Biodiversity Series 16 」

 本書は、誤って記事を削除した記憶がある。すでに5人の方から購入いただいている。再度記事を載せなくては。

リンクの再設定

「日本菌学会」へのリンクなどいくつかのリンクが切れていましたので再設定しました。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

190101謹賀新年1
2018年12月タリン(エストニア共和国)の花屋さんにて撮影
2013年10月8日からの訪問者数
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