The Genera of Hyphomycetes

“不完全菌分類の重要文献!”
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Seifert, Keith, Gareth Morgan-Jones, Walter Gams & Bryce Kendrick (2011)
「The Genera of Hyphomycetes」 (不完全菌の属)
CBS Biodiversity Series 9

CBS Fungal Biodiversity Center
8%税込価格18,070円、送料(ゆうパック)510円(ただし東北800円、北海道・沖縄1300円)
納期1週間(在庫1冊)
英語。997ページ。ハードカバー。
 本書の主体となる420ページに及ぶ“Dictionary of Hyphomycete Genera”(不完全菌の属の辞典)の部では、認められた1480属をアルファベット順に解説する。次に380ページにわたる線画を配置。付録は不完全菌の分子にもとづく系統分類表、テレオモルフとアナモルフの対照表、用語辞典など。
 Bryce Kendrick先生から、先生も著者の一人であった“Genera of Hyphomycetes”の改訂版を出版準備中との連絡を繰り返し受けていました。このような形で実現したようです。

不完全菌文献:
Seifert, Keith, Gareth Morgan-Jones, Walter Gams & Bryce Kendrick (2011) 「0The Genera of Hyphomycetes」(不完全菌の属)
Domasch, Gams & Anderson. Revised by W. Gams (2007)「Compendium of Soil Fungi Second edition」 (土壌菌類コンペンディウム、第2版)
Barnett, H.L. & Barry B. Hunter (1998)「Illustrated Genera of Imperfect Fungi, 4th edition」(不完全菌の属図譜、第4版)
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1998) 「Microfungi on Miscellaneous substrates , An Idenrification Handbook. New Enlarged Edition」
M.B. Ellis & J.P. Ellis (1997)「Microfungi on Land Plants, An Idenrification Handbook, New Enlarged Edition」
Ellis, M.B. (初版1971)「Dematiaceous Hyphomycetes」 & Ellis, M.B. (初版1976) More Dematiaceous Hyphomycetes
Seifert, K., B. Kendrick & G. Murase (1983)「A Key to Hyphomycetes on Dung」(糞生の不完全菌の検索)

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清水大典冬虫夏草原図複製

入荷!
清水大典冬虫夏草図1  清水大典冬虫夏草図2  清水大典冬虫夏草図3

[日本冬虫夏草の会発足20周年記念]
日本冬虫夏草の会編(2000)
「清水大典冬虫夏草原図複製」
、日本冬虫夏草の会
特別販売価格:8%税込36,000円 (一般販売価格50,000円+税)、
送料 510円、ただし東北770円、沖縄・北海道1240円、納期:1週間(在庫2組
A4判。原色複製画310枚+発刊の辞と目録11ページ。桐箱入り。600組限定作成。番号入り。
 清水大典氏の超細密でしかも美しい冬虫夏草図の原図複製画310枚を桐箱に収める。妖しく神秘的な冬虫夏草を、写真を越える正確で細密な描写、鮮な色彩で描く。学術図鑑の価値に加え、美術品複製としての価値もある。日本冬虫夏草の会発足20周年の記念出版。

日本菌学会関東支部年次大会

4月18日東京農大世田谷キャンパスで平成27年度日本菌学会関東支部年次大会が開かれた。
総会では昨年度の活動報告や会計報告、今年度の活動計画・予算案などの討議が行われ、さらに運営体制が拍手で可決された。
関東支部150418平成26運営体制
第2回目となる勝本賞は山梨県森林総合研究所の柴田尚(しばた ひさし)氏が受賞された。氏が長年取り組んで来られた、富士山を中心とする亜高山帯のきのこの生態やきのこの放射性物質調査が評価されたものである。受賞記念講演では柴田氏が自身の研究概要をスライドを使って紹介された。富士山山梨県側の野生きのこの販売はその高い放射能のため今なお禁止されているが、その放射能の7割が福島第一原発の、残り3割はチェルノブイリ原発事故やそれ以前の核実験の影響によるものだそうだ。
話題提供講演として筑波大学生命環境系の中山剛(なかやま たけし)准教授の「真核生物の系統的多様性と菌類」と題する講演があった。系統分類の最新の研究成果は、佐野の既存の知識が一挙に破壊されるほどの衝撃的なものであった。
関東支部150418真核生物の系統  関東支部150418真核生物の系統3  関東支部150418真核生物の系統2
そのあと、一般公演に移り、懇親会で終了した。

イグチ科の新しい系統分類

長沢栄史先生の「イグチ類分類の現状と課題」と題する講演会で、先生が“画期”とまで言われた昨年11月に発表された“イグチ科の新しい系統分類論文”があった。

講演会は3月29日、幼菌の会・関西菌類談話会の合同講演会として京都国際交流会館で開かれた。佐野は残念ながら、所要で参加できなっかたが、4月11日受取った幼菌ニュース3月号にその概要が書かれてあったので、それを手掛かりに、論文を探した。
ただし、ここに掲載するのは無料で閲覧できる部分のみ。本文全体の閲覧は有料。各自で行ってください。

この論文によれば、イグチ科は、7亜科に分けられ、属レベルでは22の新属を含め合計59属に分けられる。
また、イグチ科の胞子表面の刻紋や子実体の形、管孔などのように、従来の形態にもとづいた分類に用いられた形質は、それぞれ複数の起源を持つので、専門的なイグチ科の分類には重要ではなく、他の形質と組み合わせることが必須だそうだ。

Gang Wu, Bang Feng, Jianping Xu, Xue-Tai Zhu, Yan-Chun Li, Nian-Kai Zeng, Md. Iqbal Hosen, Zhu L. Yang
「Molecular phylogenetic analyses redefine seven major clades and reveal 22 new generic clades in the fungal family Boletaceae」

(分子系統解析にもとづき、イグチ科の7つの主クレードを再定義し、22の新属レベルのクレードを明らかにする)
Fungal Diversity, November 2014, Volume 69, Issue 1, pp 93-115
要旨:
Mushrooms in the basidiomycete family Boletaceae are ecologically and economically very important. However, due to the morphological complexity and the limited phylogenetic information on the various species and genera of this fungal family, our understanding of its systematics and evolution remains rudimentary. In this study, DNA sequences of four genes (nrLSU, tef1-α, rpb1, and rpb2) were newly obtained from ca. 200 representative specimens of Boletaceae. Our phylogenetic analyses revealed seven major clades at the subfamily level, namely Austroboletoideae, Boletoideae, Chalciporoideae, Leccinoideae, Xerocomoideae, Zangioideae, and the Pulveroboletus Group. In addition, 59 genus-level clades were identified, of which 22 were uncovered for the first time. These 22 clades were mainly placed in Boletoideae and the Pulveroboletus Group. The results further indicated that the characters frequently used in the morphology-based taxonomy of Boletaceae, such as basidiospore ornamentation, the form of the basidioma, and the stuffed pores each had multiple origins within the family, suggesting that the use of such features for high-level classification of Boletaceae should be de-emphasized and combined with other characters.
引用元: http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs13225-014-0283-8

展覧会 「小林路子の菌類画」 

武蔵野市立吉祥寺美術館では企画展示 「小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ」が下記のとおり開かれています。



企画展示 「小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ」

日時: 2015年4月4日(土)~5月17日(日)
    会期中の休館日:4月30日(木)
場所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
    武蔵野市立吉祥寺美術館
アクセス:JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から
       徒歩約3分。コピス吉祥寺A館7階
電話: 0422-22-0385
開館時間:午前10時~午後7時30分
入館料: 100円 (小学生以下・65歳以上・障害者は無料)

企画展示について:(武蔵野市立吉祥寺美術館HPから引用)
引用開始ー
小林路子は「きのこ」を描き続けています。
 1986年、書籍『キノコの不思議』(森毅編、光文社)の挿絵の仕事を機に、その魅力にとりつかれ、以来約30年間、山野に通い、「きのこ」を探し、絵に描く、という暮らしを重ねてきました。多種多様な「きのこ」と出会い、その一体一体と忠実に向き合い続けることで、緻密で類まれなる「きのこ」画の世界を築き上げた小林は、現在、日本の菌類画の第一人者ともいえる存在です。長年の観察と蓄積された知識にもとづくその描写はまた、学術界からも認められ、植物・菌類図譜の世界的コレクションを誇るイギリスのキュー王立植物園にも作品の一部が収蔵されています。
「ボタニカル(=植物の)・アート」とは一味異なる菌類画のテイスト。迫真的で幻想的で魅惑的な「きのこ」の森の入口へと皆さまをお招きします。
ー引用終わり
武蔵野市立吉祥寺美術館HP:http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html

キンカクキン科

在庫1冊
Memoirs_of_The_NYBG_22_1_ScLerotiniaceaeII.jpg
Dumont, K.P. (1971)
Sclerotineaceae II Lambertella 
(キンカクキン科その2 チャイロミキンカクキン属)

Memoirs of The New York Botanical Garden Vol. 22.
8%税込4,110円、送料360円(レターパック)、納期1週間(在庫1冊
英語、17.5x25.4cm、177ページ、本文中に、顕微鏡図・写真103、ペーパーバック
 Sclerotineaceaeキンカクキン科のうちLambertellaチャイロミキンカクキン属29種を顕微鏡図・写真を付け詳細に記載する。29種のうち、うち新種記載はは27種、新組合せは4種に達する。Dictionary of the Fungi 10th edition (2008)は参考文献として挙げる。
備考:和名は勝本謙(2010)「日本産菌類集覧」による

コマタケ属の分類

在庫切れ
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Furtado, J.S. (1981)
Taxonomy of Amauroderma (Basidiomycetes, Polyporaceae)
(コマタケ属の分類)

Memoirs of The New York Botanical Garden Vol. 34
参考:8%税込 3,440円、送料別、在庫切れ
英語。17.5x25.5cm。109ページ。 ペーパーバック。 
コマタケ属は、外形はマンネンタケに似るが漆状の光沢がなく、胞子の形もマンネンタケ属の胞子のように様に卵型ではなく、球形―楕円形をしている。主に熱帯・亜熱帯に分布する木材腐朽菌。日本では沖縄から九州・四国に産することが知られている。
本書は、全世界のコマタケ属を研究したモノグラフで、タイプ標本140種を調査し、25種を種として認め、詳細な記載を行った。コマタケ属を知るための必須の文献。

新菌学用語集

ご注文は、「ご注文メールフォーム」、からお願いします。ブログの右上にあります。
英語文献を読むには必携!論文を書くにも必携!
新菌学用語集
日本菌学会編(2014)「新菌学用語集」 日本菌学会
価格8%税込3,780円、送料サービス
A4、199ページ、うち図版48ページ、ペーパーバック、CD1枚付き
日本菌学会が編集作業を進めていた「新菌学用語集」が出版された。学会員には1冊づつMYCOSCIENCE第55巻第2号の発送に合わせ無償で配られた。
1996年出版の「菌学用語集」(旧版)に比べると、2倍を超えるページ数になった。字も大きくなり読みやすくなっている。
なかでも巻末の48ページにおよぶ図版は、今回新たに作成されたものだ。“ 百聞は一見にしかず ”のことわざ通り、図は用語の理解に大変役立つ。
学問の進展に合わせ新しい用語も数多く収録された。たとえば、英語=日本語の部の“D”の項では、旧版では見出し語253語に対し、この新版では369語と大幅に増えた。なかでもDNAが頭に付く語では、旧版8語に対し、新版は15語と約2倍なっている。

菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・和書):
勝本謙著、勝本謙・安藤勝彦入力編集(2010)『日本産菌類集覧』
日本菌学会編(2014)『新菌学用語集』 (本書)
池田良幸(2013)『新版北陸のきのこ図鑑』
池田良幸(著)、橋屋誠・糟谷大河(校閲)(2014)『追補 北陸のきのこ図鑑 付石川県菌蕈集録』
菌類・きのこの基本書中の基本書(分類関係・洋書):
『Dictionary of the Fungi, 10th Edition, Hard cover』 (菌類辞典第10版)
『Illustrated Dictionary of Mycology, Second Edition』 (図解菌学辞典第2版)
『Fungal Families of the World』 (世界の菌類の諸科)
『Fungi of Switzerland』 (スイス菌類図鑑)

価格表示が5%消費税のままのものがございます。
消費税8%への対応については3月7日ブログをご覧願います。

しばらく出張

店主の佐野は3月28日(土)から4月5日(日)まで出張です。執務開始は6日(月)午後からです。
この間、メールのチェックができないこともありますのでご了承願います。

メール便廃止について

3月31日をもってクロネコヤマトのメール便が廃止されます。
佐野書店は、4月1日以降、日本郵便のゆうメール(重量制)、レターパックライト(厚さ3㎝以下360円)、レターパック(全国一律510円、ただしサイズ・重量制限あり)、ゆうパック(80サイズまで510円、ただし、東北770円、北海道・沖縄1300円)などを使い分け、安価な手段でお送りいたします。
2013年10月8日からの訪問者数
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